鯨統一郎のレビュー一覧

  • なみだ研究所へようこそ!―サイコセラピスト探偵 波田煌子

    Posted by ブクログ

    波田先生のトボけた発言や行動にイラッとするところがあったり(笑)、都合の良過ぎる解釈に若干の無理矢理感、こじつけ感を感じたりはしましたが、なかなか面白かったです。

    セラピストと医師との違いや、治療方法などが分かりやすく説明されているので読みやすかったですし、ちょっとした勉強にもなりました。

    0
    2010年02月06日
  • 月に吠えろ! 萩原朔太郎の事件簿

    Posted by ブクログ

    室生犀星視点、萩原朔太郎が探偵。著名人もいっぱい出てくるパラレルミステリ。夢二とか。ただ、ショルメス氏が出てきた時点で大塚英志の「くもはち」と重なった。お笑いなので頭を使わずに気軽に読める。

    0
    2009年10月07日
  • タイムスリップ森鴎外

    Posted by ブクログ

    カラオケの場面で歌った曲すべてにミステリーって言葉が入っているところとか、細かいなぁと感動しました。江戸川乱歩を読んですぐだったので早くにネタに気付いてしまって、それさえなければもっと楽しめたかなぁと。それにしても、モリリンという響きが素敵。

    0
    2009年10月07日
  • マグレと都市伝説 間暮警部の事件簿2

    Posted by ブクログ

    2007/4/22購入
    2010/5/13〜5/16

    間暮警部シリーズの2作目。
    1作目は「神田川」だったが、近作は、郷ひろみ、太田裕美、高田みづえ、渡辺真知子、小泉今日子、近藤真彦、中森明菜らのヒット曲の見立て殺人を、小林とひかるが探りながらも、最後はマグレと谷田貝が登場して解決してしまう。このシリーズは、まじめなミステリと考えてはいけないので、徹底的に馬鹿さ加減を味わうのがよい。
    しかし、マグレと谷田貝の歌を実際に聞いてみたいものである。

    0
    2010年05月16日
  • CANDY

    Posted by ブクログ

    ティーチャーが貸してくれた邪馬台国の人が書いた本
    他の人の評価をみたら低かったのでまだ読んでいない。
    あ、あとコロボックルの咳はいつまで続くの?

    0
    2009年10月04日
  • 月に吠えろ! 萩原朔太郎の事件簿

    Posted by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより)
    崖から転落死したはずの兄から連続して届く、謎の手紙。明子はマンドリン教室の仲間である萩原朔太郎に相談を持ちかけるが…。「真実は、論理を超えたインスピレーションの中に隠れているもの」と豪語する朔太郎が挑む、七つの不可能犯罪。

    0
    2009年10月04日
  • ふたりのシンデレラ

    Posted by ブクログ

    一人八役。

    読んで納得。
    でも途中で気づいちゃったからちょっと残念。
    最後までだまされた方が楽しめます。

    0
    2009年10月04日
  • ミステリアス学園

    Posted by ブクログ

    ミステリ入門書?面白かったです。でも、堪能までは行きませんでした。ミステリの流れなどはよく判ったのですが、どうも『邪馬台国〜』の面白かったイメージが強すぎて物足りない感じです。

    0
    2009年10月07日
  • ミステリアス学園

    Posted by ブクログ

    いきなり注意書きで「冒頭の1行で、内外名作ミステリすべての真相を明かしていますので、未読のミステリを残しているかたは2行目からお読みください」って書いてあるから読むの止めようかと一瞬迷ったけど…。でも、矛盾した注意書きだよね?物理的に2行目から読むことは不可能(厳密には可能だけどね)。どうしても目に入っちゃう。まさに「ミステリアス学園」という未読のミステリを読もうとしてるんだから。自己言及的というか、絶対に読むことができないミステリになってしまう。読んだけど…。

    0
    2009年10月04日
  • タイムスリップ森鴎外

    Posted by ブクログ

    何者かに殺されそうになりタイムスリップして現代に飛ばされてきてしまった森鴎外が、渋谷のギャル達と共に日本文学史と自身を殺そうとした者の謎を追う。鯨ワールド全開で、気楽に読めてかなり楽しい。現代のお札を見た鴎外が「金之助くん(夏目漱石)がなぜお札に・・・」というところなど、単純に笑えるし、後世の評価と当時の評判では色んなものでギャップがあるかもなどと思わされました。ただ、核になっている日本文学史の謎解きは、ちょっと説得力不足。邪馬台国くらい「ありそう」と思わせて欲しかった。

    0
    2009年10月04日
  • なみだ研究所へようこそ!―サイコセラピスト探偵 波田煌子

    Posted by ブクログ

    資格を持たないメンタルクリニックの所長・波田煌子(なみだきらこ)が、直感だけ(?)で患者の悩みを解決していく。知識があるとは思えない人が抜群の直感力と推理力で、常識に縛られていては思いつかないような結論に達する−という形としては、「邪馬台国〜」「九つの〜」と同じパターン。で、鯨さんの作品ではこの形が面白い。文体や煌子にイラつきながらも惹かれていく助手の松本君の心理描写がつたないのが弱点かも。

    0
    2009年10月04日
  • なみだ研究所へようこそ!―サイコセラピスト探偵 波田煌子

    Posted by ブクログ

    伝説のセラピスト波田煌子が、毎回登場する不思議な悩み(謎)を解決する話。語り手の真面目(本物?)なセラピストが知識で治そうとするのと、直感推理バリバリな煌子の対決!て、勝負はわかりきってますがw最後のどんでん返しはイマイチかな。

    0
    2009年10月04日
  • ふたりのシンデレラ

    Posted by ブクログ

    読んだことはありませんが、ミステリで古典的に有名なセバスチャン・ジャブリゾの「シンデレラの罠」(62)というのがあって、そこでは一人四役をやっているそうな。そのおおむこうを狙って、本書では、一人八役(証人、犯人、犠牲者、探偵、ワトソン役、記録者、容疑者、共犯者)という、言わば読者への挑戦状から始まって、最後にきちんとつじつまあわせしてくれて、さすが鯨さん!とうならせる作品でした。
    ただ作中劇「ふたりのシンデレラ」の荒唐無稽(SFと言ったほうがよいかもしれませんが。。。)な脚本が並行して進行するが、あれは一体何なのか?本編とのかかわりにおいて、今ひとつピンとくるものがありませんでした。(斜め読み

    0
    2009年10月07日
  • あすなろの詩

    Posted by ブクログ

    大學に入つて、文藝部を復活させる6人。
    小説家になるといふ夢を追ひかける青春群像。
    作中で登場人物達によつて論じられる作家論は面白い。
    希望と戀愛が織りなす青春小説である。
    前半までは・・・

    後半に入つて一轉して推理小説となる。
    それも「嵐の山莊」ものである。
    前半に張られた伏線が後半に活かされてゐるのだが、前半と後半の作品の性格があまりに異なるので、私にはついてゆけなかつた。
    確かに本格推理として讀むことで樂しめるのだらうが・・・

    好みの問題だが、私としては青春小説のままで料理して貰ひたかつた。

    2003年12月30日讀了

    0
    2009年10月04日
  • あすなろの詩

    Posted by ブクログ

    前半の伝説の文芸誌『あすなろの詩』を復刊しようとする話と後半の復刊後のミステリ(ホラー)な部分に隔たりを感じる。また、ミステリな部分についてもどっかで読んだことのある内容。確か、このトリックというか原因って、違う作品で使われてたような…

    0
    2009年10月04日
  • みなとみらいで捕まえて

    Posted by 読むコレ

    鯨氏得意のユーモア満載のスレスレなミステリ。

    個人的には、もうそろそろ...いいかなー(笑)。
    ただ多作な方だし、中には結構面白いものもあるし...
    困る作家の一人です(笑)。

    0
    2013年02月09日
  • すべての美人は名探偵である

    Posted by 読むコレ

    歴史ミステリーと本格(ライト?)ミステリーを合体させ、
    しかもその方法が、筆者の作品の二人のヒロインを
    登場させるなんて憎いですね!
    デビルマン対マジンガーZみたい!

    最後の最後のオチまで飽きさせずに、ユーモラスに
    楽しませてくれるエンターテイメントな一冊!

    「ずいずいずっころばし」がここまで展開されるなんて…発想力の勝利。

    0
    2013年02月05日
  • タイムスリップ明治維新

    購入済み

    なんか対象年齢上がった気がする

    タイトル通り
    1作目が一気するできたほど面白かったのに突然の性描写でつまらない
    そんなつもりで読む気じゃなかったから尚更飛ばし読みした
    ターゲット層がわからない 3冊目に期待しよう

    0
    2015年06月18日