あらすじ
未解決事件を肴に盛り上がるバー〈森へ抜ける道〉。映画談義にも花が咲き、今宵も話は脱線しまくり。常連の山内、工藤、マスターの島、あわせてヤクドシトリオと、非凡な推理力を持つ東子らいつものメンバーに、「推理正解率100パーセント」を自称する映写技師の千木良悟も加わって、ダイイング・メッセージが関わる事件に挑む。驚愕の展開が待つシリーズ第7弾!
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Posted by ブクログ
以前ほどマスターの躁状態というか、的外れの一人バカ騒ぎが気にならなかった。
だが、その分、マスターと主人公と山内のヤクドシトリオの懐古雑談も鳴りを潜めていて、物足りない。
今回は映画がテーマだけど、以前の作品ではエラク古い映画や女優の名がポンポン挙がって、ヤクドシトリオって歳幾つなんだと思ったが、本作は最近のゴジラやジブリ映画だったりして、その点もなんか物足りなさがある。
そんな感想抱きつつ読み進めると、ナント、予想外の展開。
この後、どうするんだろう。う~ん。
Posted by ブクログ
久しぶりのシリーズ。テーマは変わるもののテイストは同じ。まぁ、それがシリーズというものなのでしょう。いろいろと読書をしていくうちの箸休め、というと失礼かと思いますが、ブレイクタイムの本のような感覚。
語られる蘊蓄が事件に絡んでいるようないないような、蘊蓄も深くはないので、ふーん、とバーで会話をしているのを横から盗み聞き(言葉がよくないけれども、別の表現が見つからない)して楽しむ分には良いのかな、という感じ。
トリック、解決もいつも通りの、それは聊か強引なんじゃないの?という感覚が楽しい。
このシリーズ、完結しているらしいことを知りました。
本作ではまさかの展開があったので、ちょっと間をおいて次作を読むことにします。