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崇徳院は保元の乱に敗れ、配流の地で憤死して怨霊になったという。星城大学の研究者早乙女静香は、ひょんなことから宮田六郎と京都へ旅することになり、かねて興味を抱いていた崇徳院について調べようとする。その矢先、宮田の知人である京都在住のジャーナリストが失踪、静香を敵視していた歴史学者が遺体となって崇徳院ゆかりの白峯神宮で見つかるなど、二人と接点を持った人物が奇禍に遭う。そして知り合ったばかりの社長令嬢も……。警察に疑惑の目を向けられながら事件を解明すべく奔走する宮田と静香。歴史上の謎に通じるその真相とは?/解説=新保博久
...続きを読むPosted by ブクログ 2016年09月03日
崇徳院と西行、多様な分野で大活躍というか、どの分野に行っても大作のもととなる二人。
確かにこの本、崇徳院でなければならなかったのだろうけれど、それほどには崇徳院の必然性が感じられなかった。どういうのかな、このシリーズでは稀有な長編のせいだろうか、崇徳院の存在についての解釈に訴えるものがなかったように...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月18日
京都旅行に向かった宮田と静香は、知人のライター・田村が失踪したという連絡を受ける。田村は西行を崇める「十四人ノ心」という新興宗教団体を調査していた。次いで、崇徳院を研究する学者・高木が遺体で発見される。
西行は崇徳院を慕っていて、崇徳院流刑後も唯一連絡を取っていた人物だったということから、崇徳院の...続きを読む
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