崇徳院を追いかけて

崇徳院を追いかけて

712円 (税込)

3pt

3.7

崇徳院は保元の乱に敗れ、配流の地で憤死して怨霊になったという。星城大学の研究者早乙女静香は、ひょんなことから宮田六郎と京都へ旅することになり、かねて興味を抱いていた崇徳院について調べようとする。その矢先、宮田の知人である京都在住のジャーナリストが失踪、静香を敵視していた歴史学者が遺体となって崇徳院ゆかりの白峯神宮で見つかるなど、二人と接点を持った人物が奇禍に遭う。そして知り合ったばかりの社長令嬢も……。警察に疑惑の目を向けられながら事件を解明すべく奔走する宮田と静香。歴史上の謎に通じるその真相とは?/解説=新保博久

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崇徳院を追いかけて のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年07月17日

    崇徳院と西行の関係、時代背景、勉強になるなぁ。
    学生時代は、社会の授業は苦手だった。
    年号や地名、その土地の産物など、覚えなければならないことばかりで、苦手だった。
    そのころ、こういった小説に出会っていたら、もっと楽しく歴史を勉強できたかなぁ。

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    Posted by ブクログ 2016年08月06日

    いつもながらの面白さでした。いつもはバーでの推理合戦ですが、今回は京都を舞台にした謎解き。
    新新宗教や崇徳上皇の怨霊に西行法師の謎。

    歴史も好きな私には十分楽しい読書時間となりました。首を長くして次も待っています(*´▽`*)

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    Posted by ブクログ 2016年11月26日

    邪馬台国はどこですか?シリーズ最新刊。今回はバーでの突飛な?歴史談義の短編集ではなく、若干歴史的要素を含んだ長編であり、いつもとはちょっと別物。これはこれでとも思うが、やはり今までのスタイルの方が面白いかな。

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    Posted by ブクログ 2016年09月03日

    崇徳院と西行、多様な分野で大活躍というか、どの分野に行っても大作のもととなる二人。
    確かにこの本、崇徳院でなければならなかったのだろうけれど、それほどには崇徳院の必然性が感じられなかった。どういうのかな、このシリーズでは稀有な長編のせいだろうか、崇徳院の存在についての解釈に訴えるものがなかったように...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年08月08日

    何となく中途半端な感じ。
    西行を崇める新興宗教、それを調べる記者、更には日本最大の怨霊である崇徳院。崇徳院と西行の関係をもっと知りたかったし、六郎と静香のラブロマンスは唐突に感じた。ミステリ部分はすぐに気が付くほど分かり易かった。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年08月18日

    京都旅行に向かった宮田と静香は、知人のライター・田村が失踪したという連絡を受ける。田村は西行を崇める「十四人ノ心」という新興宗教団体を調査していた。次いで、崇徳院を研究する学者・高木が遺体で発見される。

    西行は崇徳院を慕っていて、崇徳院流刑後も唯一連絡を取っていた人物だったということから、崇徳院の...続きを読む

    0

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