さいとうちほのレビュー一覧
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ネタバレ 無料版購入済み
愛
バレエの躍動感があるイラストが素晴らしいと思いました。異母兄妹の報われない愛が、上手にバレエの演目もあわせて描かれていてとっても素敵でした。
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Posted by ブクログ
ネタバレ睡蓮の事件の責任を取り、尚侍を辞任して蟄居していた沙羅は、帝の尚侍として再出仕することに。
本作では、帝の尚侍・東宮の尚侍って区別してる風だけど、そもそも尚侍って帝に近侍する定員2名の女官長だと思っていたけどな~? 尚侍は、国家公務員としての実務者だったり、実質は帝妃なんだけど事情があってその身分を与えられない人(源氏物語の朧月夜みたいに)だったり、職務内容はフレキシブルだったようだけど。原典でも、女東宮の話し相手という職務に特化した尚侍だっただけなんじゃないかな?
まあ、とにかく沙羅の職場が梨壷(東宮の居所)→清涼殿(帝の居所)に変わったことで、ロマンス度がアップして楽しい。
その代わり、原 -
Posted by ブクログ
ネタバレ父院のもとで静養中の東宮のもとに忍んできた睡蓮が見つかり、大事に。危機を打開するために、沙羅と睡蓮は、帝に説明するために参内する。
雪の中を行く牛車や雪化粧の庭園に臨む簀子縁に座る姉弟の後姿がとても美しく描かれていて素敵です。
この場面はとても好き。雪の日の寒さと帝に呼ばれて入った室内の炉の暖かさが視覚的に感じられ、また曇天の薄暗さと灯りの明るさの対比など、とても丁寧に表現されているから。
続く沙羅の懺悔シーンは、仕事の出来るイケメン上司が、女性部下の仕事のミスを叱責しつつも、「キツイこと言ってごめん」と抱きしめるような展開となり…。ま、いーよいーよ、この人何をしても許される身分だし。
左大臣 -
購入済み
懐かしさと新しさ
絵柄に懐かしさがありつつ、お話は他には見ない新鮮さを感じるキテレツな感じ。
アニメから入って原作漫画を読んでいますが、徐々にそれぞれのストーリーで違いが出てきた様子。
3巻に向けて前に前に展開していく2巻は気持ちよいスピード感があります。 -
購入済み
続きが気になる
1巻が面白かったので、すぐに2巻も読みました。
まだまだ物語の核心めいたことは何も分かりませんが、「ウテナといえばこのイメージ!」な展開が続き、サクサク読めて楽しかったです。 -
購入済み
絵がすばらしい
大昔アニメを見ていて、幻想的、抽象的なシーンが多く、難解なイメージを持っていましたが、原作1巻は分かりやすくサクサク読めました。プロローグが語られ、アニメではほとんど触れられなかった外界?の話を見れます。
なにより絵がきれいで、大人びていながら少女漫画らしさも備えていて、1ページずつがキラキラしています。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ睡蓮と女東宮の仲が進展する中、失踪した沙羅双樹への思慕から、帝は兄(姉)に瓜二つの睡蓮に入内を求める。(この話、断れません)
沙羅と四の姫の女同志の結婚は何とかなったけど、この期に及んで左大臣家は進退窮まる。
睡蓮は髪を切って男の姿になり、姉を探す旅に。ここから弟君、頑張る!
乗馬できないなど、男の振舞いに不慣れな睡蓮を支える従者たちが頼もしくてほっこりもする。
「ざ・ちぇんじ!」でもそうだったけど、この一家は下男などの従者含めて、結束が固い。若君と姫君が性を偽って暮らしている、という深刻な秘密を誰も漏らさないもの。(ライバルからの買収とかあるだろうに)チーム左大臣家は好きだな~。
ところで、