もぐもぐもぐさんのレビュー一覧

不滅の破壊の女神

ついにファプタが本懐を遂げようと動きますが、そんな中でチラチラと断片的に語られるレグの謎が気になってしまうでしょう。
激しい争いの中で、三賢の隠れた役割や思惑が水面下で交差するのも見どころです。
たくさんのモブキャラクターが登場するので、彼らをじっと見比べてみるのも謎解きのようで楽しいです。

ナナチ登場

アニメでも大人気なナナチが登場し、本作でもっともつらいとされるエピソードの一つが語られます。
可愛らしいだけではない、現実的で残酷なシーンにドキドキさせられます。

めくるめく秘密？のヴェール

今巻に零はあまり出てきません！笑
秋吉家シリーズではないのであたり前ですが、少し残念に思ってしまいました。。

黒峰兄弟の確執（兄は気にしてないけど）は氷解するのか…！？
秋吉家シリーズではないものの、家族愛をストーリーの基軸に置いているので、似た雰囲気を楽しめました。
あげはは相変わらずお調子者＆直情性行動家で、だんだん紫のマイペースを食っていくレベルに迫っています！

ついに購入

秋吉家シリーズ完全版1と2を買い、懐かしさのままセカキラも電子版を買ってしまいした。
やっぱり万葉は不器用でかわいい！
セカキラも完全版がリアル書籍では存在しますが、電子書籍にはないようなので、諦めて当初版のコミックスを購入。
2巻も楽しみです！

ボリューム満点

1巻に続いて2巻も購入しました。
結構古い作品でしたが、これまで未読だったので、新鮮な気持ちで読みました。
2巻では次男の作品が多く、次男の他作品とのイメージの違いに驚きました。
幻の？短編が2本入っていますので、日高先生ファンには嬉しいサービスかと思います。

ほのぼのほわほわ

ミナモトカズキさんのエッセイ漫画で、ひたすらノロケて幸せな日々を綴った作品。
何を隠そう私もぬい好き大人（ミナモトカズキさんほどではありませんが）で、見ていて癒されることこの上ありません。
ページ数は通常の漫画の半分程度ですが、多分何回も読み返すのでお得な作品だと思います！

あまあま

日本人大好きイギリス・スペイン編です。
旅の初めはちょっとぎこちなかった2人も、旅先のお国柄に背中を押されて、素直に恋人として振る舞えていて、とても温かい気持ちになれます。

元気をもらえる

身体のいろいろな変化が出始める30代、EDを患い、そこから復活するまでの奮闘記です。
自分の体験を通じて、考え込みやすい人の背中を優しくさすってくれます。
もちろん読む人によっては、なんでこんなに考え込むの？って思うかもしれないけど、そういう人もいるよね、自分で解決できないものってあるよね、と気付かせてくれるので、性別や年齢に関わらず色んな人に読んでもらいたいエッセイ漫画です。

橋渡しを楽しんで

ミナモトカズキ先生のエッセイ漫画で、生い立ちや、恋愛、仕事への姿勢などなどがてんこ盛りに公開されています。
既刊作品を通して、この作者はどういう人なのかな？と思った方にはおすすめです！
そうでない方でも、人ひとりの生き方のひきこもごもを楽しむには、十分なボリュームの波乱と笑いが詰まっています。
漫画家自身のエッセイ漫画は、作品と直接繋がってはいないけど、作者と作品との間にある橋渡し的存在で面白かったです！

ファンタジー！

イケメンの織りなすめくるめくファンタジーなBL短編集です。
綺麗な絵でサラーっと読むのに向いていると思います！
定番の濡れる謎穴、初めてなのに感じちゃう受け、やたら絶倫の攻めの三拍子揃った王道BLです。

グッとくる

エロはないけどしっかりしたBLです。でもただのBLではありません。
心の傷が限界を超えた主人公が、ある時怪獣になってしまうという突飛な設定は、一見虚構を描いているのに、もしかしたら自分の身の回りでも起き得ることなんじゃないかと思わせる強いリアリティーを秘めています。
キャラクターの心理描写も巧みで、「彼女が好きなものはホモであって僕ではない （浅原ナオト著）」や「スヌスムムリクの恋人（野島伸司著）」のように、単純にBLとカテゴライズできない作品性を感じました。
読んだ後には、カテゴライズという行為自体がナンセンスで、安易なカテゴライズは誰かを怪獣にする行為なのではないかと考えさせられます。

ノロケ！

ミナモトカズキ先生の身の回りで起きたことのエッセイです。
作中で言われているとおり、ほぼノロケです笑
「よしくん」がBLにハマって毎日3回お気に入りの漫画を読み返す沼っぷりを見ると、最近自分は一回読んだらあまり読み返さないなとちょっと反省しました。
作者の生の声が聞けたので、機会があったら応援のメッセージを送りたくなりました。

ニッチ？でフェティッシュ

フェチの王道スーツリーマンにこれでもかと焦点を当てた怪作！笑
大体のスーツリーマンモノは、最後には脱がせてXXXというのが多いところ、今作は徹頭徹尾スーツフェチに走ります。
触手やゼンタイではないけど、スーツフェチも極めるとこうなるんだなと変に納得しました笑
後半はミナモトカズキさんの過去作短編集になっているので、スーツで胸焼けしそうな人には箸休めに！

イケメンの圧力

ミナモトカズキさんのファンなので、単行本が持ち遠しかったです！
自分の立場を理解し、本当の自分をうまく隠しながら「上手に」生きてきたイケメンが、スーパー強火圧力強めイケメンに絡まれるお話。
イケメンがイケメンにグイグイされているのが好きな人にはたまらないはず！
一巻完結なので、続きがあったらすごーく読みたいですが、今のところはこれで完結してしまってるのようなのが残念。

奈落

上巻では、それぞれが不安を抱えながら、不安を払拭するためにはお互いに縋るしかなかった、という描かれ方をしていました。
下巻ではそれぞれの本心や核心に迫っていき、この関係の行方が描かれています。
歪んだ三角関係が壊れるのか、破綻しないのか、読者の心をじわじわと侵食してきます。

濁って腐ってどろどろ

羨望と安堵と罪悪感と弱みと疑いと優越感と依存心と欺瞞と嫉妬をぐつぐつ煮込んでそのままどろどろに腐らせたようなお話です。
どこまでも落ちるのか、どこかで目が覚めるのか、誰が救われて、誰が報われないのか。
上巻では睨み合いと共依存がこれでもかと描かれていて、下巻への期待？が膨らみます。
スカッとするシーンはほとんどないので、鬱が苦手な人はご注意！

やっぱこれだね

中学時代セカキラを読んでいて、実は未読だった秋吉家シリーズ。完全版が電子版で出ていたので即買い！
今作ではセカキラの万葉はちょい役ですが、兄弟たちのやかましくも仲の良いエピソードは読んでて微笑んでしまいます。
読み進めるごとに、年齢層が上がっていく構成が面白いです。

天敵リーマンラブコメ

オフィスラブの定番のようなストーリー展開と思いきや、後半はナイスなどんでん返しがあって面白かったです。
カップルのどちらも気が強く、狼vs狼のような感じです。
気を抜けば咬み殺される！なピリつき感には、他ではあまり見ない面白さがありました。

あっさりさっばり

lifeが面白かったので、続けて買ってみました。
ギャグ多めでほのぼのした日常系な雰囲気で安心して読めるし、後半は切ない恋愛系の雰囲気も楽しめます。緩急のコントラストが効いていて、一気に読んでしまうこと間違いなし。

解答編

上巻では美祥を中心に、復讐とか企みとかブラックな気持ちが強い描き方でしたが、下巻は2人のあのときの気持ちが解放されて、いろんな問題が解き明かされていくような、まさに解答編と言いたくなるような爽快さが強く出ています。
ピュアで不器用な2人の掛け合いも微笑ましく、後半部分はお約束というか、えっちシーンもたっぷりありますので、上巻で不完全燃焼だった人にもオススメです。

なるほど！

先に1巻と2巻（with）を読みました。
そこでも外川が野末に惚れるエピソードは描かれていましたが、具体的な短編として紹介されて「あー、なるほどね〜」と得心しました。
外川と野末に距離がありますが、野末はやっぱり天性の愛されキャラで、外川がそこにホイホイされていくところに愛おしい気持ちを覚えます。

疲れた時に

仕事に疲れたので、懐古と癒しを求めて買いました。
有菜さんの絵はキラッキラで夢が詰まってるようで、ワンカットワンカットが一枚絵のように楽しめます。
怪盗と天使、悪魔と絵画、これからの展開を楽しみに続きを買います！

恋愛デスゲーム？

卒業式にゲイにさせられた（？）男子高生とゲイにした（？）男子高生の恋愛デスゲームです。
「ゲイにさせられる」という設定への疑問は置いといて、ゲイにさせられた方はその復讐に目覚めるわけですが、なんとも手ぬるいですw
ゲイにした方は、何かを知っている目をしながらガッツリエッチするので、それは下巻への伏線かなと。
その辺が某デスノートのような、バレてるけど先にそれを気付いたことになってはいけないゲーム性を感じました。
どちらも童顔に描かれていますが、エロ描写は意外と直接的なので期待しています。

ラスト2巻

スターズ編がスタートしました。
戦いのフィールドが銀河全体に広がったため、セーラー戦士も有象無象に登場して渋滞の間はありますが、、
またも仲間の戦士が1人また1人と消されてしまい、残されたうさぎはたった1人で立ち向かうことができるのか！
うさぎの伸び代があまりなくなってきたのか、うさぎは終始うじうじと泣いていますが、ラスト1巻に期待が膨らみます。

シュールで面白い

待ちに待った続刊です。
クスッと笑えるシュールなギャグは今回も炸裂していす。
先生や生徒の家庭もネタになっていて、学校の中だけでも面白かったのに、先生の妻、生徒の保護者、兄弟がいい味を出しています。
すでに3周読みましたので、早く次が出ないか待ち遠しいです。

クライマックス！

デット・ムーン編のクライマックスです！
隠居生活？をしていた外部系戦士も再び仲間になって、セーラー戦士は地球を守るために何度でも立ち上がります。
本編の他、番外編が数本収録されているので、ギャグ要素も多く一息つける感じで楽しめます。

転機の予感？

九条弁護士がヤクザの伏見組に取り込まれるのでは？と前巻の終わりで煽られていましたが、内容的には前巻から引き続く数馬、千歌を中心に据えつつ、壬生、犬飼のバチバチが見どころです！
これまで登場した半グレたちがこれからどうなっていくのか、グッと引き込まれる展開です。

ギャグ振り切り

清々しいほどギャグに振り切っていて、サクサク読めます。
デカすぎて童貞を卒業できない男が、性のお悩みクリニックであんなことやこんなことを…というやおいの王道パターンです。

トントン拍子の良読み切り

美しくも男らしい絵柄が好きで購入しました。
ほぼ全編にわたり美しい絵柄が続き、どこを読んでも綺麗でうっとりします。
10歳以上の歳の差カップルらしいですが、絵が美しいあまり、設定止まりという気が拭えなくもないです。
内容としては、やおい的というか、骨太なストーリーはなく簡潔でわかりやすいです。
連載モノというよりは、基本のカップルにまつわる短編集といった感じで、フィクションらしく都合がいい構成で、安心して読めます。

しぶい！

ヤクザとヤクザに拾われる少年モノは、BLで割と見かけるテーマかなと思って読みました。
中身は激渋でした！
ヤンチャチンピラとかではなく、愛情を知らない怪獣（というよりフランケンシュタインの怪物に近い？）が人の優しさに触れるストーリーは、ゴツくイカつい絵柄も相まって、ひたすらビターで甘さはかなり控えめです。
1巻読み切りのようですので、奥深さに少々物足りなさを覚えるひともいるかも。

待ちに待った2かん！

ようやく2巻を読むことができました！
色々あって、付き合うことができたヒカルとニンニン。
徐々に恋人として心を通わすことが出来つつあった2人ですが、もともと真逆の性格をしている2人のこと、空回りしてしまうこともあり、モゾモゾとしたもどかしさを感じさせられます。
そんなモゾモゾの中にニンニンの不器用な優しさを感じさせてくれる、ニヤニヤが止まらない2巻です！

理想

本作を原作とするドラマを見て、気になって漫画を読みました。
2人が出会い、別れ、再会し、一生を共にする。そんな基本ストーリーを、いくつかの事件を交えながら淡々と魅せてくれます。

もちろんフィクションなので美しい理想であることは分かっていますが、こうであったらいいなと思わせる日々が、いかにも普通の日常として描かれることに不思議な安心感を得ました。

ところどころ絵巻物のように、セリフなしでイラストのみで描かれているのが、よりいっそう淡々としていて、人間の一生の短さや2人の過ごした時間の体感速度の速さのようなものを感じさせます。
2人のlifeを体現している、そんな印象を持ちました。

涙なしには読めない！

感動の最終巻です。
リボンはエリカの修業の間だけ、姫ちゃんに貸し出されているだけ。そのことがこんなに寂しいラストシーンのために用意されていたのかと思うと、胸が締め付けられる思いでした。
でもすぐに魔法に頼らず、誰かと協力することやよく考えて答えを出すことを学んできた姫ちゃんには、大切な誰かとの別れもまた必要な学びだったのでしょう。
物語でも語られているように、エリカの修業のは姫ちゃんの修業だった。まさにその通りでした。
特にリボンを返したらポコ太とはもう話せなくなる。そのことを覚悟した姫ちゃんの行動が、あのシーンもこのシーンも散りばめられていて、何度読み返しても胸が痛くなります。
私にも大切な...続きを読むぬいぐるみがいるので、14歳の頃の自分だったらこんなに心を引き裂くような覚悟は持てない、それを考えただけでも目が熱くなってしまいました。
水沢先生のあとがきにもあるように、どうしても悲し過ぎたのでぴょんと救いを作ってしまったようですが、その優しさが「姫ちゃんのリボン」なんだなとほっとしました。

少しずつ変化が

カミルのイタズラでいろいろな問題が勃発したまま今巻に突入します。ピンクちゃんは無事目覚めるのか、お邪魔虫カミルの仕業はどう決着がつくのか、ヤキモキしながら楽しみました！
ここまでのたくさんの事件を経て、姫ちゃんと大地の信頼関係にも変化が見えてきて、2人がこの先どうなるのか気になる展開が続きます。
一方で、次で最終巻かと思うと楽しみなのにすごく寂しいです。
姫ちゃんとポコ太が「今は考えない！」と決めているように、読者も最終巻で姫ちゃんたちと別れなければならないことを、今はまだ考えず漫画を楽しむのみです！

ちょっと拙速感？失速感？

1巻がなかなか面白かったので2巻も期待して購入。
ライバルや黒幕的な存在が登場しますが、2巻で終わらせなきゃいけなかったのか、すごく足速にストーリーを消化したような雰囲気でした。
エロに割き過ぎたのか、人間性とかバックボーンの深みが物足りず、せっかくのエッチもただエロシーンを見せられているような気持ちになってしまいました。
絵は綺麗でポイントが高かっただけに、失速感と拙速感が否めませんでした。

ラブラブ街道まっしぐら

1巻で2人の恋は成就するの？って不安にさせられてからの、2巻では色々あって付き合うことになった2人。
高木の仏頂面だけど良いヤツなところがこれでもかと描かれます。
そして課長は相変わらず初めての真剣な恋愛に一喜一憂したり乙女が炸裂しています。

新感覚

よくあるBLでは仏頂面後輩×優しい系上司という設定は決して珍しくないですが、TLの名作家ミナモトカズキさんの描くBLはストレートなゲイ感が強くて、少女漫画的なテイストにはならないのが子気味良いです。
仏頂面後輩は何考えてるかわからないけど、エロいこともしっかり押さえているので、これまで体の関係に重きを置いてきた優しい系（オネエ）上司をいとも簡単に振り回しているのがくすぐったくなります。

これまでとは少し違う展開！

これまでは姫ちゃんがリボンの魔法でいろんな騒動を巻き起こしたり解決したりする展開が多かったですが、魔法の国でのドタバタ、大地の幼なじみの登場などなど、違う方向の展開に期待がふくらみます。
ギャグ要素も全然スピードを失いませんが、姫ちゃんの乙女心の成長が楽しめる一冊です！

クライマックス！？

お邪魔キャラの日比野さんに加え、新たな刺客？の有坂くんが登場してのドキドキハプニングが起こる3巻です。
リボンの秘密がバレる？バレない？の展開にヒヤヒヤします。
ここまでずっと見ているだけだったエリカがついに姫ちゃんを助けるために動き出す！
まだまだストーリーは続きますが、クライマックスのような急展開が楽しめます！

ドキドキの展開

新キャラクターも登場して、新しい展開が続きます。
調子に乗って痛い目を見て、少しずつ魔法に頼らずに解決することを覚えていく姫ちゃんですが、まだまだお調子者なところは治りません。
でもそこが姫ちゃんのいいところなので、これから先どんな展開になるかが楽しみです。
宿敵（？）日比野さんのお邪魔ムシが炸裂するので、ヤキモキが収まりません！

これこれ！

幼少期、本作のアニメが大好きでビデオに録画して何度も見てました。漫画を読んでいたら今でもあの声でリプレイされて、懐かしさが込み上げます。
今の少女漫画とは雰囲気が違いますが、コミカル要素が多く、絵も当然PC作画ではない感じであっさりしながらも温かい感じがして、手塚漫画のような安心感を覚えます。
ポコ太がかわいくて癒されます！

新章始動

前巻で巨悪をやっつけ、高校生になった戦士たち。夢を胸に抱いて新生活を謳歌しようとしたその時、再び新たな敵の襲来が！
前のストーリーで、少し寂しさの残る終わりを迎えていた部分に関しても、あらたな展開が控えていて、まだまだ戦士の戦いは盛り上がります！

よかったけど

表紙と概要でパケ買いしました。なんとなーく話の大筋が概要だけでわかりそうな感じですが、良くも悪くもそれは最後まで裏切られることはなかったです。
やはり1冊完結のためか、ストーリーは王道で変にこねくり回すこともなく、わかりやすくて読みやすいです。
絵柄がほのぼのした感じなので、「テイスト」を味わいたい人にはオススメですが、「ヤンキーのイカつさ」とか大人の渋さみたいなのは控えめです。

後輩くんかわいい

萌え要素が目一杯詰め込まれた意欲作といった感じで、お楽しみ作品としてとても良かったです！
髭ガテン、ケモノ、筋肉、後輩×先輩、甘えた系積極的攻め、ほだされ系先輩受け、着衣、青空などなどなど…これでもかというほど。

短編かなという雰囲気でしたが、後半ではストーリー展開があり、続編があるそうでそっちも買いたくなります！

雄感の強い絵柄ですが、局部はモザイクありで、やたらめったら汁っぽくはないので、微グロ以上が苦手…という方にはむしろオススメです！

感動のエンディング

何がウテナをそこまで突き動かしたのか、アンシーを救うために自分自身を賭けても世界の果てと戦うのはなぜか。物語の中でははっきりと説明されていませんが、戦いの結果、1人の女の子の心の有り様を言い方を変えれば、女の子にとっての世界を革命したことは確かです。
少し物悲しいエンディングになってしまいますが、読了後は、読み手の心も少しだね革命されたような気になります。

2巻も面白い

2巻もシュールなギャグがたくさんで面白かったです。
今回は表紙の通り、小林先生メインのストーリーもありますので、小林先生推しには嬉しい1巻では。
もちろん星先生も出てきますし、女子生徒たちの取り止めのないバカバカしく無駄〜な掛け合いももちろんモリモリです。

セーラー戦士の戦いは続く

表紙の通り、新たなセーラー戦士が登場します！
ということは、新たな敵の脅威もうさぎたちを襲います！
セーラームーンは、各ストーリーの終盤まで敵の正体が分からないまま、謎を解きながら戦いを続けることが多いですが、この巻は敵はおろか、敵か味方かも分からない戦士がストーリーを牽引します！

フィナーレまでの駆け足

前巻の終わりに小さな謎が一気に解けて、この間では残った大きな謎が解明に向かって展開していきます。
今まで気高さ一本で生きてきたウテナの心が折れたり惑わされたりしますが、それでもやるべきことをやる！という信念に痺れます。
次巻が最終巻になるので、ウテナはどうなって、なにを「革命」するのか楽しみです！

シュールでもなんだか愛おしい

「夢中さ君に」の次に読みました。
あちらは高校生たちの群像劇でしたが、本作は教師を通して見た女子高生の群像劇、そして先生同士の掛け合いとなっています。
女子高生の無邪気な遊びが、教師を通すとシュールなギャグに見え、教師の反応から女子高生の遊びが加速するのが面白い。
中身があるか無いかと言われれば無いのだけど、何度読み返してもクスッとさせられる良作の予感。

懐かしさと新しさ

絵柄に懐かしさがありつつ、お話は他には見ない新鮮さを感じるキテレツな感じ。
アニメから入って原作漫画を読んでいますが、徐々にそれぞれのストーリーで違いが出てきた様子。
3巻に向けて前に前に展開していく2巻は気持ちよいスピード感があります。