松本俊彦のレビュー一覧

  • 本当の依存症の話をしよう ラットパークと薬物戦争

    Posted by ブクログ

    依存症とは孤立の病。

    脱法ハーブなどの危険ドラックが流行り、事故などを起こしてニュースで騒がれていたとき、「なぜ早く規制しないのか」と疑問に思っていた1人だった。
    規制すればするほど、悪い方に行くなんて…全然知らなかった。
    無知とは罪だと思った。

    多くの人に読んでもらいたい。

    0
    2021年04月29日
  • 自分を傷つけずにはいられない 自傷から回復するためのヒント

    Posted by ブクログ

     自傷というとリストカットを思い浮かべるが、セルフネグレクトや過食といいうものも含まれる。ツイッターで見かけて本を読んでみた。
     自傷をしてしまったとき、そのことについて自分を責めがちだが。それはそれとして認めよう。つらいことから逃れるために自傷という手段をとっていることを認識しようというもの。己の状況をシステマティックに記録するのが吉となっているが、結局のところ、今の自分を許容できるかどうか……なのかもしれない。優しい口調で書かれていて、読んでいて暖かい気持ちになる本。自分を大切にできてないなと思う人におすすめ。

    0
    2020年11月30日
  • だらしない夫じゃなくて依存症でした

    Posted by ブクログ

    ウェブにあるものとほぼ同じです。実際の苦悩のがかかれていますが、端的に纏まっているのがよくもあり悪くもあるかと思います。

    0
    2020年09月03日
  • 物質使用障害の治療 多様なニーズに応える治療・回復支援

    Posted by ブクログ

    この10年程で依存症臨床は変わってきた。つまり「底つき」療法から、治療継続、科学的根拠のある治療、そして連携である。諸外国で利用されている治療パッケージが本邦に邦訳され改変され誰でも使いやすくなり広がっているのは好ましいことだが、一方では自助グループの意味についても再考されることは重要である。本書も、この10年の変化をパッケージされた書籍であり、本書を読んだうえで類書に進んでいく必要があるだろう。

    0
    2020年08月10日
  • だらしない夫じゃなくて依存症でした

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これもすすめられて。
    アルコール依存を中心として、薬物・ギャンブルなどいろんな依存症を取り扱っていて、出てくる人の立場も様々で、幅広い読者層に訴えかけられるのはもちろん、依存症という病の本質をはっきり示そうとしているのが伝わってきた。
    作者自身がサバイバーでありながら、この漫画では家族を主人公として描いているところもバランスの良さに寄与しているだろう。
    単一の依存症を扱ったものと比べて読み応えがあるので、一気読みは大変かも。でも当事者、家族、支援者(やいずれそうなるかもしれない人)の入門として役に立つ一冊。

    0
    2020年04月27日
  • だらしない夫じゃなくて依存症でした

    Posted by ブクログ

    厚労省の依存症啓発事業で企画された漫画。Web版でも少し読んでいたが、書籍化して一気読み。アルコールだけでなく、サラリとギャンブル、薬物にも触れているあたりがかゆいところに手が届く感じ。また押し付けがましくなく、家族や本人の気持ちの変化や心のありようについて描かれているところも好感。番外編の「心の穴を埋める旅」が一番良かった。

    1
    2020年04月12日
  • 薬物依存症 【シリーズ】ケアを考える

    購入済み

    勉強になります。

    薬をやったことのない人でも勉強になりました。
    勘違いしてる事も多々ありました。
    為になります。

    0
    2020年03月15日
  • 自分を傷つけてしまう人のためのレスキューガイド

    Posted by ブクログ

     自傷行為がリストカットのような直接的なものだけではなく、間接的に自分を傷つけることになる摂食障害や、物質乱用から依存まで含むことを知らなかった。
    知識のある人からすれば、浅くて入門用のような内容の本かもしれないけれど、あまり知らずに実際にどういうものなのだろう、と手にした者にとっては、読みやすくてわかりやすかった。知らずにやってしまいがちな行動も、この本で気づくことがあり、参考になった。

    0
    2019年07月07日
  • 薬物依存症 【シリーズ】ケアを考える

    Posted by ブクログ

    薬物治療の最前線に立ち続ける医師による薬物依存症についての書籍。主に治療方法に重点を置いているように感じた。

    薬物に縁のない人が殆どである日本では、薬物というと反社会的勢力、犯罪というイメージを持つ人が多いと思う。ただこの本を読み、薬物依存症は回復することができるということ、刑罰だけでは効果が薄いこと(再犯率が高い)が分かった。

    薬物に関する知見を得るという点では有用な一冊と思う。

    0
    2019年05月02日
  • 自分を傷つけてしまう人のためのレスキューガイド

    Posted by ブクログ

    まだ読んでる途中ですが、分かりやすいです。
    学会で著者の講演を聞く機会があり、すごく印象的だったので、購入。話が上手で、熱心で素敵な先生です。

    0
    2018年12月16日
  • 自傷・自殺する子どもたち

    Posted by ブクログ

    “ハリスとバラクロウ(Harris & Barraclough, 1997)の研究によれば、あらゆる精神障害の予後のなかで罹患する患者の自殺死亡率が最も高い疾患は、摂食障害なのです。”(p.101)というのが意外だった。統合失調症と双極性障害が二大精神疾患だと思ってたから。

    0
    2018年07月29日
  • 自分を傷つけずにはいられない 自傷から回復するためのヒント

    Posted by ブクログ

    ・自傷行為をする人は、自身が生き残るために自傷している。自傷がエスカレートし死ぬことはあるが、死は目的としていない。
    ・自傷行為をやめるコツは、自傷に代わる行為を見つけ、何日続くかわからなくても、代わる行為でしのいでみること。数日しかつづかなくても、やろうとしたことはなかったことにはならないから、今度はもっと続くといいね、と思い、やってみること。

    今度はもっと続くといいね。

    番外
    ・自殺をする人のほとんどが、何らかの形で自殺を予告している。死ぬ死ぬゆう奴は死なんよ、と言うのは、間違い。

    0
    2016年10月18日
  • 自分を傷つけずにはいられない 自傷から回復するためのヒント

    Posted by ブクログ

     自傷とは、リストカット、アームカット、オーバードーズのことだけを言うのではない。自分を殴る、煙草を押し付ける、自身の体を噛む・かじる、皮膚をむしる、かさぶたを剥がす、……。
     自殺と違い、ただちに生命に危険が及ばない行為。それを自傷と称する。
     自殺でよく用いられるのは縊首(いしゅ・首吊りのこと)次いで高いところから飛び降りる、電車や自動車など動くものに飛び込む。海外ではピストル自殺も多い。
     自傷に用いられる手段は、そのくらいでは死なない、と理解してのたぐいである。消えてしまいたい、死にたい、と思うこと。
     アピールといった自分を見て!ではなく、おおよそ六割の人間は“不快な感情をやわらげる

    0
    2016年10月13日
  • 自分を傷つけずにはいられない 自傷から回復するためのヒント

    Posted by ブクログ

    …いままで自傷行為をするひとの気持ちがわからなくて、、
    辛かったんやろうなー、、て気持ちは伝わってくるけど、なんでリストカットしたり、じぶんを傷つける行為になるんかわからへんくて、、もっと痛いやん(*_*)て思ってしまったり。
    かまってほしいんやろ?て言うひともいるけど、なんか腑に落ちひんくて、、
    でもなかな本人からは聞きづらくて。
    …ヒントとなるものがいっぱい詰まっています。
    わかりやすい言葉で説明されていて読みやすかったです。

    0
    2015年09月15日
  • アルコールとうつ・自殺 「死のトライアングル」を防ぐために

    Posted by ブクログ

    アルコールとうつと自殺の関係について、しっかり学べます。

    中高年の男性の自殺予防対策には必須となる事柄がデータを元に丁寧に紹介されています。

    これを読むと、世の中にはアルコール問題を抱えていて、自殺リスクの高い人たちが多くいることに気づかされます。

    しんどそうな人、つらそうな人がいたら、ランチに誘いましょう。
    お酒は二合までにしましょう。

    そんな具体的な言葉かけも紹介されていて、すぐに役立つ上に、密度も濃い、ブックレットです。

    アルコールを末長く愉しむために。
    アルコールに命を奪われないために。
    アルコールを愛する人にこそ読んでもらいたい一冊です。

    0
    2014年08月16日
  • 自傷・自殺する子どもたち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    チェック項目10箇所。本書は、子どもや思春期の若者たちの自傷を中心にとりあげながら、子どもと若者の自殺予防のために周囲の大人たちは何を考え、何をすべきかについて、私自身が臨床経験や研究を通じて考えてきたことをまとめたものです。「自傷の96%は、ひとりぼっちの状況でおこなわれ、しかも、そのことを誰にも告白しない」(Hawton etal,2006)。典型的な自傷は、「誰かに自分のつらさに気づいてもらう」などと、他者を意識したアピール的な行動とはいえません、むしろ、「誰の助けも借りずにつらさに耐え、苦痛を克服する」ための孤独な対処法と理解すべきなのです。自殺が、脱出困難な苦痛を解決するために、「意

    0
    2014年05月20日
  • 薬物依存とアディクション精神医学

    Posted by ブクログ

    薬物依存、アディクションについて、精神科臨床から見えてくる問題を、様々な角度から紹介されている一冊。

    治療の継続の重要性が説かれています。

    まずは医療につなぐこと。
    そして治療の継続をサポートすること。

    「どの時点からでも関わり始めることはできる」という松本先生のお言葉は、心強くもあり、同時に、支援の組み立て方に不安もあり、もっともっと県精神保健センターや、地域の精神科病院と連携をとっていけたらと思いました。

    0
    2014年04月14日
  • 死にたいと言ってください―保健所こころの支援係― 分冊版 : 3

    無料版購入済み

    世の中にはいろいろな悩みをかか得た人がいるのだなと感じました!福祉の力で少しでも良くなれば嬉しいです!おすすめ

    0
    2025年11月26日
  • 死にたいと言ってください―保健所こころの支援係― 分冊版 : 2

    無料版購入済み

    やっぱりプロは話の書き方が上手いなと感じました!保健所について何も知りませんでしたがこの漫画で理解できた

    0
    2025年11月26日
  • 死にたいと言ってください―保健所こころの支援係― 分冊版 : 1

    無料版購入済み

    保健所のやくわりをあまり知らなかったのでこの漫画で知れてよかったです!福祉関して勉強したくなりました!おすすめ

    0
    2025年11月26日