松本俊彦のレビュー一覧

  • 誰がために医師はいる――クスリとヒトの現代論

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    薬物は善か悪かでなく、依存してしまう人の背景を炙り出すのが大事という事。
    これは薬物に限ったことでなく、世にある出来事は氷山の一角で水面下には、そこに至る多くの事象があるのだ。ある一面を捉えて判断するのは表面的な解決に過ぎない。根本を見つめるのが重要だ。
    そう考えると植え付けられた薬物依存症の方への見方も変わる。そしていかにゾンビの印象を植え付けられてきたかも感じた。負の印象操作に繋がることをする側も気を付けないといけない。正しいと思っている分、ややこしい。

    お酒に対してはネガティブな主張であったが、こちらも使い方次第。お酒は、おいしいご飯を更に美味しくさせるし、楽しい時間を更に楽しくしてく

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    2022年09月25日
  • 自分を傷つけずにはいられない 自傷から回復するためのヒント

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    自傷に関する本をたくさん書かれているそうで、この本は当事者に向けた初めての本。
    自傷する人は10代の10%いるということに驚いた。そう言われてみると、自分も小学生〜中学生の頃にどうにもならない苦しみ・怒りを自分にぶつけたことを思い出した。
    自傷と言っても刃物で手を切るだけが自傷ではなく、壁を殴ったり、頭をぶつけたりなど、自分の身体が傷つく行為はそれにあたると聞いて、自傷という言葉がさす範囲が広がった。
    私自身は刃物はないけれど、腕に爪を立てたり、捻ったりしたことがあり、その時の感情が本書に書かれていた通り、とてつもない心の苦しみを紛らわす効果があったような気がした。

    よく「リストカットする人

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    2022年08月31日
  • 誰がために医師はいる――クスリとヒトの現代論

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    エッセイのように軽く読めるけれど、大事なことがギュッと詰まっている。
    人は何かに依存して生きていて、それが薬物になると社会から切り離されてしまう。そして、より人に依存できなくなっていく悪循環。
    著者の松本さん自身の半生の中でも依存症のように何かに拘る部分があって、「健康/不健康」の境界を曖昧にする。「生きのびるための不健康」その背景を考えると、真の問題が見えてくる。

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    2022年06月14日
  • 依存症がわかる本 防ぐ、回復を促すためにできること

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    見やすい本だった

    依存症の人やその家族の人に見てもらいたい本だと思います。

    私は子供の頃からゲーム依存性(ゲーム障害)でなんとか良くしたいと思いこの本を読みました。

    一番印象に残っている話は、辞めたあと調子が良くなってくる時期をハネムーン期と呼ぶことです。調子が良くなって来る時期に落とし穴があり、この時期を乗り越えるのが今の私の目標です。

    出来たらもう少し値段安かったら良かった。

    #タメになる

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    2022年05月07日
  • 薬物依存症 【シリーズ】ケアを考える

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    おせっかい焼かれた方の人が有意に自殺を思いとどまる。快適な環境のネズミはモルヒネを溶かした水を飲まない。

    めっちゃ勉強になりました。

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    2022年03月03日
  • 薬物依存症 【シリーズ】ケアを考える

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    備忘録。

    薬物依存症の自己治療仮説。薬物依存症の原因は、「もっと快感を」という正の強化ではなく、苦痛の緩和という負からの脱出にあるというのは、納得感のある仮説。だから、薬に対する規制を強化するだけでは、依存症問題は解決しない。欧米の大麻などの違法薬物取締緩和のベースにある考え方だと思うが、薬物依存が広がってきたら、日本でも緩和の議論が必要になるのかもしれない。

    ネズミの楽園の実験。独房のような檻に入れられたネズミ16匹と、仲間と自由に交われる楽園におかれたネズミ16匹。独房ネズミはモルヒネ水を飲み、楽園ネズミは水を飲む。でも、独房ネズミを、楽園に移すと、モルヒネ水じゃなくて、本当の水を飲み

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    2022年03月06日
  • 世界一やさしい依存症入門 やめられないのは誰かのせい?

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    依存症になる背景や、どんな人でもなり得る事が良くわかった。楽園ネズミと植民地ネズミがモルヒネ中毒になる割合、面白い。私生活が充実していれば、依存症にならないって言う事がわかった。私生活を見直す良い機会になった。

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    2021年12月16日
  • 自傷・自殺する子どもたち

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    自傷がどのように自殺に繋がるか、それを如何に周りが防ぐかについての本。
    私は首吊り自殺未遂で現在精神病院に医療保護入院中、19歳です。
    自分は自傷経験無しでの自殺未遂だったから自分に当てはまる部分は少なかったけど、周りの子に当てはめてとても参考になった。特に、初手に「そんな事されたら悲しいでしょ」って言葉を使うのは援助希求能力の妨げとなることはもっと知られるべき。そう言われるって分かったら確かに自傷行為を報告しづらくなる。何より自傷行為を把握する事が第一って認識。
    信頼できるような大人になれるように頑張ります。助けを周りに繋げられる能力、真っ先に否定しない。3人に1人もその条件を満たす大人が居

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    2021年10月16日
  • 本当の依存症の話をしよう ラットパークと薬物戦争

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    依存症とは孤立の病。

    脱法ハーブなどの危険ドラックが流行り、事故などを起こしてニュースで騒がれていたとき、「なぜ早く規制しないのか」と疑問に思っていた1人だった。
    規制すればするほど、悪い方に行くなんて…全然知らなかった。
    無知とは罪だと思った。

    多くの人に読んでもらいたい。

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    2021年04月29日
  • 自分を傷つけずにはいられない 自傷から回復するためのヒント

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     自傷というとリストカットを思い浮かべるが、セルフネグレクトや過食といいうものも含まれる。ツイッターで見かけて本を読んでみた。
     自傷をしてしまったとき、そのことについて自分を責めがちだが。それはそれとして認めよう。つらいことから逃れるために自傷という手段をとっていることを認識しようというもの。己の状況をシステマティックに記録するのが吉となっているが、結局のところ、今の自分を許容できるかどうか……なのかもしれない。優しい口調で書かれていて、読んでいて暖かい気持ちになる本。自分を大切にできてないなと思う人におすすめ。

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    2020年11月30日
  • だらしない夫じゃなくて依存症でした

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    ウェブにあるものとほぼ同じです。実際の苦悩のがかかれていますが、端的に纏まっているのがよくもあり悪くもあるかと思います。

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    2020年09月03日
  • 物質使用障害の治療 多様なニーズに応える治療・回復支援

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    この10年程で依存症臨床は変わってきた。つまり「底つき」療法から、治療継続、科学的根拠のある治療、そして連携である。諸外国で利用されている治療パッケージが本邦に邦訳され改変され誰でも使いやすくなり広がっているのは好ましいことだが、一方では自助グループの意味についても再考されることは重要である。本書も、この10年の変化をパッケージされた書籍であり、本書を読んだうえで類書に進んでいく必要があるだろう。

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    2020年08月10日
  • だらしない夫じゃなくて依存症でした

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    ネタバレ

    これもすすめられて。
    アルコール依存を中心として、薬物・ギャンブルなどいろんな依存症を取り扱っていて、出てくる人の立場も様々で、幅広い読者層に訴えかけられるのはもちろん、依存症という病の本質をはっきり示そうとしているのが伝わってきた。
    作者自身がサバイバーでありながら、この漫画では家族を主人公として描いているところもバランスの良さに寄与しているだろう。
    単一の依存症を扱ったものと比べて読み応えがあるので、一気読みは大変かも。でも当事者、家族、支援者(やいずれそうなるかもしれない人)の入門として役に立つ一冊。

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    2020年04月27日
  • だらしない夫じゃなくて依存症でした

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    厚労省の依存症啓発事業で企画された漫画。Web版でも少し読んでいたが、書籍化して一気読み。アルコールだけでなく、サラリとギャンブル、薬物にも触れているあたりがかゆいところに手が届く感じ。また押し付けがましくなく、家族や本人の気持ちの変化や心のありようについて描かれているところも好感。番外編の「心の穴を埋める旅」が一番良かった。

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    2020年04月12日
  • 薬物依存症 【シリーズ】ケアを考える

    購入済み

    勉強になります。

    薬をやったことのない人でも勉強になりました。
    勘違いしてる事も多々ありました。
    為になります。

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    2020年03月15日
  • 自分を傷つけてしまう人のためのレスキューガイド

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     自傷行為がリストカットのような直接的なものだけではなく、間接的に自分を傷つけることになる摂食障害や、物質乱用から依存まで含むことを知らなかった。
    知識のある人からすれば、浅くて入門用のような内容の本かもしれないけれど、あまり知らずに実際にどういうものなのだろう、と手にした者にとっては、読みやすくてわかりやすかった。知らずにやってしまいがちな行動も、この本で気づくことがあり、参考になった。

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    2019年07月07日
  • 薬物依存症 【シリーズ】ケアを考える

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    薬物治療の最前線に立ち続ける医師による薬物依存症についての書籍。主に治療方法に重点を置いているように感じた。

    薬物に縁のない人が殆どである日本では、薬物というと反社会的勢力、犯罪というイメージを持つ人が多いと思う。ただこの本を読み、薬物依存症は回復することができるということ、刑罰だけでは効果が薄いこと(再犯率が高い)が分かった。

    薬物に関する知見を得るという点では有用な一冊と思う。

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    2019年05月02日
  • 自分を傷つけてしまう人のためのレスキューガイド

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    まだ読んでる途中ですが、分かりやすいです。
    学会で著者の講演を聞く機会があり、すごく印象的だったので、購入。話が上手で、熱心で素敵な先生です。

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    2018年12月16日
  • 自傷・自殺する子どもたち

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    “ハリスとバラクロウ(Harris & Barraclough, 1997)の研究によれば、あらゆる精神障害の予後のなかで罹患する患者の自殺死亡率が最も高い疾患は、摂食障害なのです。”(p.101)というのが意外だった。統合失調症と双極性障害が二大精神疾患だと思ってたから。

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    2018年07月29日
  • 自分を傷つけずにはいられない 自傷から回復するためのヒント

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    ・自傷行為をする人は、自身が生き残るために自傷している。自傷がエスカレートし死ぬことはあるが、死は目的としていない。
    ・自傷行為をやめるコツは、自傷に代わる行為を見つけ、何日続くかわからなくても、代わる行為でしのいでみること。数日しかつづかなくても、やろうとしたことはなかったことにはならないから、今度はもっと続くといいね、と思い、やってみること。

    今度はもっと続くといいね。

    番外
    ・自殺をする人のほとんどが、何らかの形で自殺を予告している。死ぬ死ぬゆう奴は死なんよ、と言うのは、間違い。

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    2016年10月18日