松本俊彦のレビュー一覧

  • 死にたいと言ってください―保健所こころの支援係― 分冊版 : 4

    匿名

    無料版購入済み

    仕方ない

    リスカや自殺未遂をするほど辛い状況って、当事者にしか理解できないのかもしれない。その人の主観に立ったらそうするしか無いのかもしれない。

    0
    2024年01月03日
  • 死にたいと言ってください ―保健所こころの支援係― : 1

    匿名

    無料版購入済み

    それぞれの苦悩

    一人一人それぞれ違った悩みを持ってて、結構ダークな感じだった。続きが気になる!でもたまにグロいシーン出てくるから気をつけて…

    #ドロドロ #怖い #ダーク

    0
    2023年12月06日
  • 自分を傷つけてしまう人のためのレスキューガイド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自傷行為を行う人やその周りの人に向けてわかりやすく説明してくれる本。自傷行為とは、病院で行われること、家族の工夫、回復について等。
    治療法が確立していない行為ということを知らなかった。「生きづらさ」の解消、いつか見つかるんだろうか。

    ・自傷行為の目的の大半は、つらい感情から逃れるために、衝動的に行われたと考えられる
    ・物質乱用・依存をする人と自傷をする人は、生きづらさを抱えているという点で近いグループにいる
    ・治療のゴールはコントロールを取り戻すこと

    0
    2023年12月04日
  • 誰がために医師はいる――クスリとヒトの現代論

    Posted by ブクログ

    クスリに依存する人には必ず人間関係に問題があること。治療には薬よりも支えてくれる周りの支援者仲間がいることの大切さを学んだ。

    0
    2023年11月12日
  • 依存症と人類――われわれはアルコール・薬物と共存できるのか

    Posted by ブクログ

    アルコールと薬物依存症から回復した精神科医の著者の経験と依存症の歴史について書かれている。
    著者の体験は生々しく、一歩間違えば誰にでも起こり得ると感じた。
    酒、タバコ、カフェイン、スマホ、薬、ジャンクフード、砂糖など合法でも依存性のあるものが身の回りに溢れているので付き合い方を考えるきっかけになった。

    0
    2023年10月09日
  • 母のお酒をやめさせたい【電子限定フルカラー版】

    Posted by ブクログ

    よくあるsns発コミックエッセイなどではなく、専門家の監修を受けてるのがわかるちゃんとした本。
    親の依存症に対して、子供ができることはない=子供に責任はない、という姿勢が一貫しているのがよかった。

    0
    2023年04月29日
  • 世界一やさしい依存症入門 やめられないのは誰かのせい?

    Posted by ブクログ

    依存症には、タバコ、アルコール、薬物、ギャンブル、スマホ等、いろんなものがあるが、本書は14歳の読者向けに書かれたものだけに、その年代に最近流行し且つリスクの高い薬物依存に関してフォーカスし、原因や対応方法等を解説する。
    依存症が専門の精神科医であるご自身の経験をベースにし書かれているだけに、説得力があり、また子どもに対する眼差しも優しい。

    子どもは吸収力が豊富だが、多感で傷つき易く、トラウマとなって成人に近づく頃から症状に現れることがある。
    そう言う意味では、子育ては慎重であるべきだし親御さんにとっては責任が大きいと感じた。

    依存症はれっきとした病気。ホルモン(報酬系を司るドーパミン)の

    0
    2023年04月24日
  • 依存症・トラウマ・発達障害・うつ 「眠り」とのただならぬ関係

    Posted by ブクログ

    ASDは過覚醒状態、ADHDは低覚醒状態、という考え方を初めて知りました。

    また、「悪夢は回復過程にあるからこそ出てくるもの」という考え方も初めて知り、確かに「目が覚める」ことによって現実と夢の区別はつきやすそう、と思いました。

    他にも知らなかった知見が紹介されていて、興味深い本でした。

    0
    2023年04月07日
  • 世界一やさしい依存症入門 やめられないのは誰かのせい?

    Posted by ブクログ

    依存してしまう「物」ではなく「心」に注目して書かれた本。とてもわかりやすい。個人的に脳をいちご大福に例えたところが好きでした。

    0
    2023年04月01日
  • 自傷・自殺のことがわかる本 自分を傷つけない生き方のレッスン

    Posted by ブクログ

    ためになることが多かった。
    心の痛みより、体の痛みの方が耐えられるから自傷するというのが腑に落ちた。自称をする理由のひとつがはっきりとわかった気がした。
    最後のページの傷を記念碑として、あのころは頑張ったって見るという表現が良かった。

    0
    2023年03月18日
  • 依存症がわかる本 防ぐ、回復を促すためにできること

    Posted by ブクログ

    依存症に関して最新の知見までわかりやすくまとめられている。ダメ絶対。脅すだけの違法薬物対策はもう時代遅れ。

    0
    2023年03月07日
  • 誰がために医師はいる――クスリとヒトの現代論

    Posted by ブクログ

    自身の興味のある領域とも似通う部分がありなかなか教訓となる内容だった。医者はともかく精神科医ならば読んでおいて損はない。

    個人的に、依存症も過食摂食障害も反社会的行動も手段は違えど全て愛情の飢餓を代償しているに過ぎないと思っている。
    しかし、その大元を辿ることを大半の医者は放棄せざるを得ないのが今の医療の現実であるとともに、患者もまた辿られることに恐怖を覚えている。
    そのジレンマとどう向き合っていくかが精神科医の勘案すべき所なのかもしれない。

    ✏一般に若さとは心の可塑性の高さを意味し、精神科治療においてプラスに働くことが多いが、依存症治療にかぎっていえば必ずしもそうとはかぎらない。むしろ若

    0
    2022年11月30日
  • 誰がために医師はいる――クスリとヒトの現代論

    Posted by ブクログ

    薬物は善か悪かでなく、依存してしまう人の背景を炙り出すのが大事という事。
    これは薬物に限ったことでなく、世にある出来事は氷山の一角で水面下には、そこに至る多くの事象があるのだ。ある一面を捉えて判断するのは表面的な解決に過ぎない。根本を見つめるのが重要だ。
    そう考えると植え付けられた薬物依存症の方への見方も変わる。そしていかにゾンビの印象を植え付けられてきたかも感じた。負の印象操作に繋がることをする側も気を付けないといけない。正しいと思っている分、ややこしい。

    お酒に対してはネガティブな主張であったが、こちらも使い方次第。お酒は、おいしいご飯を更に美味しくさせるし、楽しい時間を更に楽しくしてく

    0
    2022年09月25日
  • 自分を傷つけずにはいられない 自傷から回復するためのヒント

    Posted by ブクログ

    自傷に関する本をたくさん書かれているそうで、この本は当事者に向けた初めての本。
    自傷する人は10代の10%いるということに驚いた。そう言われてみると、自分も小学生〜中学生の頃にどうにもならない苦しみ・怒りを自分にぶつけたことを思い出した。
    自傷と言っても刃物で手を切るだけが自傷ではなく、壁を殴ったり、頭をぶつけたりなど、自分の身体が傷つく行為はそれにあたると聞いて、自傷という言葉がさす範囲が広がった。
    私自身は刃物はないけれど、腕に爪を立てたり、捻ったりしたことがあり、その時の感情が本書に書かれていた通り、とてつもない心の苦しみを紛らわす効果があったような気がした。

    よく「リストカットする人

    0
    2022年08月31日
  • 誰がために医師はいる――クスリとヒトの現代論

    Posted by ブクログ

    エッセイのように軽く読めるけれど、大事なことがギュッと詰まっている。
    人は何かに依存して生きていて、それが薬物になると社会から切り離されてしまう。そして、より人に依存できなくなっていく悪循環。
    著者の松本さん自身の半生の中でも依存症のように何かに拘る部分があって、「健康/不健康」の境界を曖昧にする。「生きのびるための不健康」その背景を考えると、真の問題が見えてくる。

    0
    2022年06月14日
  • 依存症がわかる本 防ぐ、回復を促すためにできること

    購入済み

    見やすい本だった

    依存症の人やその家族の人に見てもらいたい本だと思います。

    私は子供の頃からゲーム依存性(ゲーム障害)でなんとか良くしたいと思いこの本を読みました。

    一番印象に残っている話は、辞めたあと調子が良くなってくる時期をハネムーン期と呼ぶことです。調子が良くなって来る時期に落とし穴があり、この時期を乗り越えるのが今の私の目標です。

    出来たらもう少し値段安かったら良かった。

    #タメになる

    0
    2022年05月07日
  • 薬物依存症 【シリーズ】ケアを考える

    Posted by ブクログ

    おせっかい焼かれた方の人が有意に自殺を思いとどまる。快適な環境のネズミはモルヒネを溶かした水を飲まない。

    めっちゃ勉強になりました。

    0
    2022年03月03日
  • 薬物依存症 【シリーズ】ケアを考える

    Posted by ブクログ

    備忘録。

    薬物依存症の自己治療仮説。薬物依存症の原因は、「もっと快感を」という正の強化ではなく、苦痛の緩和という負からの脱出にあるというのは、納得感のある仮説。だから、薬に対する規制を強化するだけでは、依存症問題は解決しない。欧米の大麻などの違法薬物取締緩和のベースにある考え方だと思うが、薬物依存が広がってきたら、日本でも緩和の議論が必要になるのかもしれない。

    ネズミの楽園の実験。独房のような檻に入れられたネズミ16匹と、仲間と自由に交われる楽園におかれたネズミ16匹。独房ネズミはモルヒネ水を飲み、楽園ネズミは水を飲む。でも、独房ネズミを、楽園に移すと、モルヒネ水じゃなくて、本当の水を飲み

    0
    2022年03月06日
  • 世界一やさしい依存症入門 やめられないのは誰かのせい?

    Posted by ブクログ

    依存症になる背景や、どんな人でもなり得る事が良くわかった。楽園ネズミと植民地ネズミがモルヒネ中毒になる割合、面白い。私生活が充実していれば、依存症にならないって言う事がわかった。私生活を見直す良い機会になった。

    0
    2021年12月16日
  • 自傷・自殺する子どもたち

    Posted by ブクログ

    自傷がどのように自殺に繋がるか、それを如何に周りが防ぐかについての本。
    私は首吊り自殺未遂で現在精神病院に医療保護入院中、19歳です。
    自分は自傷経験無しでの自殺未遂だったから自分に当てはまる部分は少なかったけど、周りの子に当てはめてとても参考になった。特に、初手に「そんな事されたら悲しいでしょ」って言葉を使うのは援助希求能力の妨げとなることはもっと知られるべき。そう言われるって分かったら確かに自傷行為を報告しづらくなる。何より自傷行為を把握する事が第一って認識。
    信頼できるような大人になれるように頑張ります。助けを周りに繋げられる能力、真っ先に否定しない。3人に1人もその条件を満たす大人が居

    0
    2021年10月16日