あらすじ
自傷行為、摂食障害、物質乱用・依存はつながっている
自分で直接自分を傷つける自傷行為と、目的はそうではなくても間接的に健康を害してしまう摂食障害、物質乱用・依存は、それぞれ別の行為のように見えますが、実はつながっています。こうした自分を傷つけてしまう行為をやめられない人、そのご家族、支援者に向けて、知識と回復のための考え方をわかりやすくかつ具体的に解説します。
・誤解の多い自傷行為が理解できる
・心に抱えた生きづらさと共存するために
・傷つけなくても済むためのスキルを身につける
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
わかりやすく図も豊富でよかった。
また良い医師の判断の仕方も書いてあってありがたかった。
自傷をしてしまう人を傷つけない、言葉を選び寄り添われた記載で、少し許されたような気持ちになった。
私は身体への自傷行為はないが、セルフネグレクトなどをやってしまいがちである。だがそういったことにも応用を効かせることができそうな内容であった。
Posted by ブクログ
自傷行為が起こる背景、家族や本人にできること、医療との連携などなど、ぐるっと網羅されています。
が、本当に要点がよくまとまっていて分かりやすい。読みやすい。
支援者の方、当事者の方、ご家族の方…どの立場の人が読んでも参考になると思います。
Posted by ブクログ
自傷について解りやすくまとめられています。語り口もやさしいのでとても読みやすいし安心します。当事者はもちろんですが、お子さんが当事者もしくは周りに当事者がいる方にとくにオススメです。また、そういった行為をされる方の心理を知りたいと思う方の導入本としても良いと思いました。
当事者本人には、松本さんの書かれている「自分を傷つけずにはいられない」がとてもオススメです。
Posted by ブクログ
自傷を行なう患者さんに読んでもらっています。やはり医療者は患者さんに届く言葉を使う必要があり、そのためには患者さん用の本(良質なもの)を読むことも大事。どう分かりやすく伝えるか、を鍛えましょう。
Posted by ブクログ
自分を傷つけてしまうメカニズムをコントロールのしずらさや鎮痛作用、アディクション化、悪循環などと説明
家庭でできる工夫や置換スキル、支援の求め方など具体的に記載されている
支援者も当事者も役に立つと思われる良著
Posted by ブクログ
【目次】
自分を傷つけてしまう人へ
自分を傷つける行為はつながっている
自分を傷つける人たち
1.自傷行為とは
自傷行為とは
直接的な自傷行為
摂食障害
物質乱用、依存
その行為をやめさえすれば問題は解決か?
2.なぜ自分を傷つけるのか
誤解される自傷行為
自傷行為をする理由
やめにくい自傷
自分を傷つける、大切な人との間に生じる3つの関係性
自傷と発達障害
危険な解離状態
3.検査と診断
自傷を病院で治療するということ
医療機関との関わり方
病院で行われる検査
医療機関で治療する
薬物治療の基礎知識
心理療法
入院による治療
治療のゴール
4.家庭でできる工夫
家族による支援
家族への支援
本人ができること
置換スキルを身につける
支援を求める
生活について
再発に備えて
5.回復への道のり
回復へのロードマップ
自傷からの回復
Posted by ブクログ
松本先生の別の著書に触れ、おっしゃることにとても共感でき、学びも多かったので、自傷当事者支援者としての心得を得るために手にしたもの。
本書は、専門家ではない、自傷を行う本人や支援者にもとてもわかりやすく書かれている。自傷行為自体を決して責めたり、止めたりせず、その奥にある苦しみに寄り添うことの大切さが理解できた。また様々な置換スキルが具体的に説明されているのも役に立つ。
Posted by ブクログ
自傷行為を行う人やその周りの人に向けてわかりやすく説明してくれる本。自傷行為とは、病院で行われること、家族の工夫、回復について等。
治療法が確立していない行為ということを知らなかった。「生きづらさ」の解消、いつか見つかるんだろうか。
・自傷行為の目的の大半は、つらい感情から逃れるために、衝動的に行われたと考えられる
・物質乱用・依存をする人と自傷をする人は、生きづらさを抱えているという点で近いグループにいる
・治療のゴールはコントロールを取り戻すこと
Posted by ブクログ
自傷行為がリストカットのような直接的なものだけではなく、間接的に自分を傷つけることになる摂食障害や、物質乱用から依存まで含むことを知らなかった。
知識のある人からすれば、浅くて入門用のような内容の本かもしれないけれど、あまり知らずに実際にどういうものなのだろう、と手にした者にとっては、読みやすくてわかりやすかった。知らずにやってしまいがちな行動も、この本で気づくことがあり、参考になった。
Posted by ブクログ
まだ読んでる途中ですが、分かりやすいです。
学会で著者の講演を聞く機会があり、すごく印象的だったので、購入。話が上手で、熱心で素敵な先生です。
Posted by ブクログ
対応ケースで、自傷行為があることが多いので読んでみたが、既知のことがほとんどだった。専門職よりも家族や本人など当事者が読むのに適している感じ。
平易な言葉で文字組も大きく、図表もあって読みやすい。自傷日記などの具体例はとても使いやすいのではないか。