あらすじ
自傷行為、摂食障害、物質乱用・依存はつながっている
自分で直接自分を傷つける自傷行為と、目的はそうではなくても間接的に健康を害してしまう摂食障害、物質乱用・依存は、それぞれ別の行為のように見えますが、実はつながっています。こうした自分を傷つけてしまう行為をやめられない人、そのご家族、支援者に向けて、知識と回復のための考え方をわかりやすくかつ具体的に解説します。
・誤解の多い自傷行為が理解できる
・心に抱えた生きづらさと共存するために
・傷つけなくても済むためのスキルを身につける
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Posted by ブクログ
自傷行為が起こる背景、家族や本人にできること、医療との連携などなど、ぐるっと網羅されています。
が、本当に要点がよくまとまっていて分かりやすい。読みやすい。
支援者の方、当事者の方、ご家族の方…どの立場の人が読んでも参考になると思います。
Posted by ブクログ
松本先生の別の著書に触れ、おっしゃることにとても共感でき、学びも多かったので、自傷当事者支援者としての心得を得るために手にしたもの。
本書は、専門家ではない、自傷を行う本人や支援者にもとてもわかりやすく書かれている。自傷行為自体を決して責めたり、止めたりせず、その奥にある苦しみに寄り添うことの大切さが理解できた。また様々な置換スキルが具体的に説明されているのも役に立つ。