松本俊彦のレビュー一覧
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子どもの自傷・自殺について、わかりやすく、丁寧に紹介されている一冊。
自傷はどんな状況で行われているのか、
自殺と自傷の違いは何か、
自傷をする子どもの身の回りではどんなことが起こっている可能性があるのか、
等々、まさに支援者が知りたいことについて紹介されています。
注意を要するのは、
「リストカットでは死なない」としても、
「リストカットする奴は死なない」とはいえない
という点。
自傷を自殺関連行動と見て、どのように接していけばよいのかを、
視点の持ち方、
声のかけ方のポイントとともに、
具体的に紹介されています。
一番大切なことは、
子どもが「助けを求められる人」になっていけるよう、 -
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【目次】
自分を傷つけてしまう人へ
自分を傷つける行為はつながっている
自分を傷つける人たち
1.自傷行為とは
自傷行為とは
直接的な自傷行為
摂食障害
物質乱用、依存
その行為をやめさえすれば問題は解決か?
2.なぜ自分を傷つけるのか
誤解される自傷行為
自傷行為をする理由
やめにくい自傷
自分を傷つける、大切な人との間に生じる3つの関係性
自傷と発達障害
危険な解離状態
3.検査と診断
自傷を病院で治療するということ
医療機関との関わり方
病院で行われる検査
医療機関で治療する
薬物治療の基礎知識
心理療法
入院による治療
治療のゴール
4.家庭でできる工夫
家族による支援
家族 -
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ネタバレ「歴史が示してきたように、依存症はごく普通のことである。人生の喜びと痛みを伴う道筋であり、苦痛に対処するという人間の大切な仕事を大切な仕事を体現している。依存症が人間性の一部であるなら、それは解決すべき問題ではない。私たちは依存症をなくすことはできないが、それとうまくつきあう方法を見つける必要がある。ときには優しく、ときには力強く、しかし決して敵対的ではない方法で。なぜなら、自分自身の本質に戦争を仕掛けても何も生まれないのだから。」
本書は、アルコール中毒で治療を続けながらも医師として治療を行ってきた筆者の半生とともに依存症の歴史を外観していく。
歴史を語りながらも主観的な描写に否応無く感情 -
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精神科医とグループワークをする人の交換日記形式の書物。具体的で読みやすかった。グループワークする人は宗教2世で、今もアルコールをばっさばっさと飲む「経験者」だから、話が綺麗事じゃなくて実にリアルである。
人間誰でも条件が揃えば依存的になる。他人事ではない。推し活も立派な依存だと思う!
生活に支障が出るほどの依存が病気と呼ばれるのであって、何かに執着するのは趣味の範囲なのかなと思う。程度の問題。
【内容から学んだこと】
・アディクションの本質は孤立にある。なぜ続けてしまうかというともっと元凶にある原因から本人が逃げなければ生命の危機に関わるから。マインドを一時逃避させるために何か別のもの -
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三宅香帆さんがオススメしていて、身近な話題で内容に興味が湧いたので購入
アルコール、カフェイン、タバコの薬物ビッグスリーはなぜ合法で、大麻、コカインなんかはなぜ違法なのか、市販薬、処方薬の恐ろしい現実など、考えさせられる内容でした
私は、タバコは吸いませんが、アルコールとカフェインは結構摂取します、法律で規制されるとたまりません、と言うことは依存性があると言うことを身をもって感じているのだと、改めて実感できました
ビッグスリー、その昔は頑張って、今では考えられない手法(拷問や処刑…)規制をかけたりしていたみたいですが、依存性の強さには勝てず、知らぬうちに課税して国の財源にしたりとか…
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メディアにも多く露出され、依存症に関するわかりやすい解説に定評のある松本先生。新刊は“身近にある薬物”をテーマにしており、とてもおもしろかった。
文献を根拠に、人類に影響を与えた三大薬物は、覚醒剤やコカインなどの麻薬ではなく、アルコール、カフェイン、タバコであるとして解説していく。歴史を踏まえた記述なので、薬学的な知識は全く不要。知的好奇心の赴くままに読み進められる。最近話題の市販薬の乱用に関する章もあり、読み応えがある。
下戸で酒は飲まないが、コーヒーを1日5杯以上は飲むので、個人的にはカフェインの章が興味深かった。市販薬に関する記述も勉強になった。
しかし、ヘビースモーカーだという松 -
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リストカットやオーバードーズする子供たちが死にたいからやってるわけではなくて、それをやることによって心が楽になって生き延びるためにやってるって言う側面もあると言う新しい視点を学ぶことができた。そのようなことをしてる人に対してステレオタイプでやばい人だと思う事は良くないことだとわかった。
自傷行為を行っている子供、そうなってしまった背景が必ずあるはず。自分が親だとすればその背景の方を指してあげる必要がある。でもすぐに話してくれるわけではないので、まず大きな心で受け止めてあげる。自傷行為そのものが自分の心を守るためにやっているんだと言うことを必ず理解した上で接してあげる必要がある。通常の子育てに対 -
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『オーバードーズ』『リストカット』…辛い気持ちを抑制する為にこういった行動に走る子どもへの寄り添い方が書かれている本です。昔のように『ダメ、ゼッタイ。』といういわゆる人に寄り添わない態度ではなく、『してもいいから相談もしてみよう』というソフトな対応をしていこうという著者の考えに感銘を受けました。市販薬の濫用やリストカット…突然見たら思わずギョッとしてしまうような行為ですが、それが短期的といえどその人の命を守っている保護因子であるということにも驚きです。
辛く苦しい事ではありますが、そういった人々を支えるには長期的に考えて計画を立てていかなければならないという現実をしっかりと書いた本となっていま -
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精神科医の著者による、ビッグスリー(アルコール、カフェイン、タバコ)を中心とした身近な薬物を臨床的立場から考察している一冊。
薬物依存が広がる仕組みの解説から始まり、ストロング系チューハイの凄まじさを皮切りにアルコールについて、歴史は浅くとも浸透したカフェインについて、ODなどの社会的課題を抱える市販薬について、撲滅されつつあるタバコについて、良い薬物と悪い薬物について…が語られています。
それぞれの章が独立して光る内容ですが、当事者として語られているタバコについては更に重みが加わります。
読者が読み進めるとともになんとなく思い描いていた答え、薬物に良し悪しはなく使われ方次第であるという結論に