松本俊彦のレビュー一覧

  • 母のお酒をやめさせたい【電子限定フルカラー版】

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    読むと酒、賭博、薬、ゲーム等依存症への間口が広いことを改めて知る。漫画なので非常に読みやすい。
    ゲーム依存になった少年の話は、部活がうまくいかず何気なくゲームをするという息抜きからの気がつけばゲーム中毒者の出来上がり。TVゲームの場合と違いスマホゲームは隠れてプレイされたり課金されたりすると発見が難しいところが特徴か。
    違う話だが酒に溺れる母親も賭博に狂う父親(子どもには優しい)も子ども視点から見ると辛い。子どもの貯金箱を壊してまでギャンブルするところはまさに病気といえよう。

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    2025年05月23日
  • 世界一やさしい依存症入門 やめられないのは誰かのせい?

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    物質依存(薬物、カフェイン、アルコール、ニコチンなど)
    行為依存(ゲーム、ネット、買い物、性行為、自傷など)

    「やめたいのに、やめられない」
    依存症の正体とは?

    14歳の世渡り術シリーズとして、中学生に語りかけるように身近っぽい事例を挙げて平たくやさしく、それでいて、しっかりと依存症のしくみと歴史なども説明してくれています。

    『否定される関係、支配される関係、本当のことをいえない関係。3つに共通しているのは「自分を傷つける関係」だということです。依存症になる人の多くは、日々こうした関係の中に身を置き、自分を大切に思う気持ち、人を信じる気持ちを失っています。彼らが人に頼れないまま、一人でも

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    2025年05月18日
  • マインド・フィクサー 精神疾患の原因はどこにあるのか?

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    精神医学の診断と治療の歴史を、主に生物学的精神医学の盛衰に沿って書かれた書。DSMⅢによって精神医学は医学を取り戻したかのように見えたが、近年は製薬業界の絡みもあり、さらに混迷している。あらためて単純な科学的理解だけでは進まないことが分かったことである。ただ心理や福祉などの関りは増えてきているし、縄張り争いではなく、多職種協働の試みが最終的には患者さんの利益につながっているのではないだろうか。あらためて目の前にいる患者さんに対して生物学的心理的社会的倫理的に関わることが大事である。

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    2025年05月06日
  • 身近な薬物のはなし タバコ・カフェイン・酒・くすり

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    アルコール、カフェイン、タバコ、市販薬や処方薬、そしてアヘン、コカイン、大麻など依存性の薬物と人間との歴史を紐解き、それぞれの特性を論じていきます。市販薬や処方薬への依存乱用やアヘン、コカイン、大麻はほとんど日常的でないし、カフェインは依存性薬物としてはそれほど強いものではないので、焦点は自ずとアルコールとタバコになります。著者は愛煙家のようで、たばこ規制にはやや抵抗を見せてますが、少数派は虐げられる運命というのが結論のようです。

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    2025年04月22日
  • 依存症と人類――われわれはアルコール・薬物と共存できるのか

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    依存症に対する政策に何となく違和感があったので手に取った。米国のAAやリトル•スリーに纏わる時代の空気を感じられて、とても良い本だった。

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    2025年04月20日
  • 専門家と回復者に聞く 学校で教えてくれない本当の依存症

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    当事者ならではの実体験に基づく思いや必要な支援が語られ、貴重な本。
    ただ、登場人物の会話で説明的なところがあり、仕方がないかもしれないが、も少しリアルな会話だといいなと思う

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    2025年04月19日
  • 身近な薬物のはなし タバコ・カフェイン・酒・くすり

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     タイトルだけ読んで、毒物の雑学本かなあと思って手に取り読んだら違った。後になってサブタイトルに気づいて、なるほどと納得した。
     薬物に良い悪いはなく、あるのは良い使い方悪い使い方だという論が展開している。著者が喫煙者と言うこともありタバコに関してやや擁護的なのが、なんか人間ってしょうがねえなあなどと感じた。幼少期に喫煙者の父のタバコ臭とだらしない汚しように嫌な経験をしているから、タバコ擁護者には良い感情がないからこの項目には賛同出来なかったが、他の項目はかなり興味深く面白かった。
     著者は精神科医なため、薬物そのものの歴史については正確だと思うが、歴史的社会背景については推測の語が多いように

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    2025年04月15日
  • 酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話

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    とても興味深い内容だった。

    お二人とも文章がうまいので、苦痛を感じることなく一気読み。

    特に松本俊彦先生のお話が勉強になりました。
    依存出来るものがあるから、つらい日々を乗り越えて生きていける人がいるのだということは、これまで考えたこともなかったです。

    最近ドラッグストアで感冒薬を買う時の規制について煩わしく感じていたのですが、市販薬の依存がここまで多いとも知りませんでした。
    あまりにも無知だったな、と反省しました。

    またお二人の対談を読みたいです。

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    2025年04月04日
  • 誰がために医師はいる――クスリとヒトの現代論

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    面白かったです!先輩医師の「精神病の人は泣き言、戯言、寝言しか言わない」
    攻撃的な患者さんが、作者に取って青春の地である小田原城の天守閣から飛び降りた時のショック。患者さんに車の改造を言い当てられたこと。「変えられないものを受け入れる落ち着きと、変えられるものを変える勇気と、それらを見分ける力を」などの言葉が心に残りました。

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    2025年04月01日
  • だらしない夫じゃなくて依存症でした

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    ステキな物語であった。それでいて依存症に対する学びにもなった。私はカフェイン依存症だが治す気はない。

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    2025年03月18日
  • 酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話

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    ハームリダクションというものを初めて知って感心した。
    依存症というのは、やめるか続けるかのゼロイチかと思っていたけれど、徐々に減らすことが重要なのか。

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    2025年02月10日
  • 専門家と回復者に聞く 学校で教えてくれない本当の依存症

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    こういう症状を治すためには専門知識が不可欠。勉強のために読んだ。治そうとしているが、行動が伴わないことはあることを知る。

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    2025年01月25日
  • 薬物依存症 【シリーズ】ケアを考える

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     薬物依存性についての知識が深まりました。もちろん、自分は違法な薬物は使用したことがないし、アルコールも嗜むくらいしか体内に入れないので、本当の意味で依存症を知ることは出来ないのかもしれませんが、このような本を読むことで依存症の人との関わり方について考えることができます。

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    2025年01月21日
  • 酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話

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    ネタバレ

    以下につきます。

    依存症は苦痛の緩和によるもの
    依存症の裏側にあるものをみる
    困った人は困っている人
    最大の悲劇は酷い目に遭うことではなく一人で苦しむこと

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    2025年01月03日
  • 世界一やさしい依存症入門 やめられないのは誰かのせい?

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    違法薬物依存はたしかに「犯罪」ではあるが、それ以前に「病気」なのだ

    河出書房新社の「14歳の世渡り術」シリーズの中の一冊です。中学生向けに易しい文章で書かれていますが、大人が読んでも十分な読み応えがあります。医学的な専門用語は必要最小限に抑えられ、分かりやすい例えを使っているので、最後まで興味が途切れませんでした。とくに脳のしくみをいちご大福に例えているパートは、輪切りのいちご大福の図解もあり理解が進みました。

    実際に松本先生が診た症例がエピソードとして紹介されています。とりあげる依存症はエナジードリンクやカフェイン錠剤、アルコールなど違法でないものから、大麻などの違法薬物、あとはゲームや

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    2024年12月22日
  • 酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話

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    アルコール依存症の文学研究者とニコチン依存症の精神科医の往復書簡本
    当事者かつ自助グループを運営している横道氏と当事者かつ薬物依存の患者に携わってきた松本氏だからこそ綴ることができる社会から見た依存症やそれを取り巻く支援や患者家族のイメージと実情のギャップが大きく、実際の自助グループや治療の場ではどういったことが起こっているのかをよく知ることができた
    例えばアルコールやタバコ、薬物についても0か100かの当事者を追い詰めるような啓蒙のしかたよりも、現実の苦痛を多少まぎらわせながらも量を緩和させるとか、よりしんどさを与えない方向のアプローチをしていくことなんかが書かれており、一般にイメージされる

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    2024年12月15日
  • 依存症がわかる本 防ぐ、回復を促すためにできること

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    依存は脳の報酬系、機能が変化している状態
    本質的な原因は孤独にある
    いかに周囲のサポートを増やし孤独から脱却できるか

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    2024年12月11日
  • 誰がために医師はいる――クスリとヒトの現代論

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    ある依存症専門医の半生記,といった感じか。同じ専門職として,偶然と必然の中で専門性を確立していく姿に共感を覚える。精神科業界でどのような評価をされているのかは良く知らないのだけど,たぶん異端だろうし,煙たがる人も多いのかなと思う。まぁ,精神科的にはマイナーな分野なので,そもそも医師としての認知度もないのかもしれない。
    筆者の治療者としての考えやアプローチがどこまで普遍性を持つのかを判断する知識も経験もないのだが,いち医師として松本俊彦は信頼に足る人物であることは分かった。

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    2024年11月15日
  • 酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話

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    鈴木×上野以来往復書簡流行ってるんですかね?横道さんは同世代ですが,全然知りませんでした。常にゾーンに入ってるって凄いなと思う一方で,長生きできないのではと心配になる。往復書簡の連載をLINEの感覚で返すなんてこと続けてたら器官としての脳が保たないのではないか?それでも自分の発達障害(=凸凹)の形に合った居場所を確保できてる幸福な例なのだと思う。
    依存症に関する知識はほぼ松本先生由来なのだが,それが異端であることを知り,気をつけようと思った。そして,松本先生はやはりガチのニコチン依存症のようだ。長年の謎が少し解消した。

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    2024年11月11日
  • 酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話

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    本の内容は長い題名の通り
    松本俊彦の名言「こまった人はこまってる人」に尽きると感じた
    薬物に対して『ダメ、ゼッタイ』では何の解決にもならない、、、
    ちなみに私も喫煙者

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    2024年10月31日