松本俊彦のレビュー一覧
-
購入済み
共感のしどころ…
1人目の仕事で…という話は共感出来る。
出来ない人が下に付くと、それはもう大変…。
上にいても、大変…。
こっちが疲弊するだけ。
2人目は、もうどうしようもない。
脳が壊れた人。
身内は気の毒に思うが、脳が壊れた人には共感出来ない。
自分自身、自殺を計画し精神科通院経験もあるが、あまりにも精神的に弱い人の話でイライラする。
もう一度読み直したいとは思えない。 -
購入済み
イライラする…
どいつもこいつも…読んでいてイライラする…。
優柔不断だし、極端に依存的だし、本当にイライラする…。
でも精神科の患者ってこんな感じ。
ちょっとした事ですぐ「自殺するぞ!」みたいな…。
本当にウンザリ…。
境界性の知的障害みたい。
あまりにも耐性が無くて、腹立たしい。
ぶっちゃけ、精神科の患者は好きではない。
なので、もう一度読みたい気持ちになれない。 -
Posted by ブクログ
『誰がために医者はいる』や横道誠との往復書簡よりも堅めの自説紹介本でしょうか。個別エピソードに深入りせず,客観性を強めに出している感じ。個人的なエピソードが多い他の著作より無機質でとっつきにくい。医師の新書としてはこれくらいが標準ではあるのだろうけど。
それでも,この人は本当に薬物依存をライフワークにしてきたんだなと思う。こうやって誰も取り組まなかった分野が開拓されていくのだ。
他方で,ここまでせねばならんのか,という気がしてしまったのも事実。患者を目の前にした医師ならば気にならないのかもしれないけど,社会としてどこまで手を差し伸べるのかという問題はあるか。 -
Posted by ブクログ
依存症とは、人に依存できない病。
人に依存できないため、モノに依存したり、自分を傷つけたりしてしまう。適切に相互依存の関係を人と作っていくことが大事だと感じた。
ヒエラルキーがある社会で虐げられていると、依存症が発生しやすい。自分が活躍できる場所で過ごすことが依存症に陥らないためにも必要。その場所で切磋琢磨し続ける。集団の中で地位を築いていくことを学ぶ。自立するためには、頼れる人を複数人持つ。頼れる人がいる、ということが心の安心感になる。できるだけ範囲を広げることが大事。
自立とは、依存先を増やすこと。
色々な強い関係性があれば人はより安定する。
悪習は依存とされ、良習は熱中していて好ましい状態である。良習は未来への投資ができている状態。悪習は自己完結型であり、他人との関わりが少ない。
人付き合いが苦手で不得意だが、良習として、人と一緒に過ごす時間を増やしていく。スポーツ、音楽、仕事などで。ただ楽しむだけでなく金銭的な価値が生まれる行動が良い。 -
Posted by ブクログ
自傷行為をする中高生にどういう声かけをするのか、自傷行為と自殺との関係、などを説いた本。同じ著者の詳しい版『自傷行為の理解と援助』を読んだので、それの簡易版。
内容についてはその『自傷行為〜』と同じなので、今回はその他に気になったりした部分のメモだけ。自傷行為とは何か、という点で、「『身体の痛み』で『心の痛み』にふたをする」(p.80)というのは端的で分かりやすい表現だなと思った。そして、まず自殺企図の場合の「苦痛」が「耐えられない、逃げられない、果てしなくつづく痛み」なのに対して「間欠的もしくは断続的なもので」「『寄せては返す波のように』ときどき激しく痛むものの、しばらくするとその痛みは和らぎ、しかしまたしばらくしたのちに痛むといった精神的苦痛」(p.21)だそうで、これは一種のうつと同じなのかなと思った。波がある感じ。逆に言うと自殺する人というのはこういう波がない状態、ということなのだろうか。次に自傷行為が一種の「アディクション(嗜癖)」になっている、という話について、「相手のことを憎み軽蔑しながらも、相手から離れることができない」(p.44)人間関係に似ている、という話だったが、こういう関係のことを「共依存」という(p.45)らしいので、おれは「共依存」の意味を誤解していたようだ。そしてこういうアディクションの恐ろしいところは、「ストレス耐性の低下」という話で、「以前ならば気にもとめなかった出来事にも感情的苦痛を感じるようになってしまう」(p.52)という部分で、「ささいな出来事に対しても、自傷しないではいられない」(同)という状態になる、というから本当やっかい。そして操作性を帯びる、というのは前の本にも書いてあったが、「家族、あるいは友人や恋人は、自傷することにもしないことにも、驚くほど早く慣れてしまいます。自傷にふりまわされることに疲れはてた家族、さらには援助者までもが、しだいに自傷に対して冷淡な態度をとるようになっていきます。」(p.55)という、つまりいかに操作されないで長く対応し続けられるか、という点がポイントであることは分かったけど、それが難しそうだなと思う。それにしても家族でさえも「驚くほど早く」慣れてしまう、というのはそういうものなのだろうか。そして自傷から自殺に至るプロセスの中で、「人を自殺へと追い詰める3要因」(p.63)の総和が「閾値以上の強度となる」(p.65)と、自殺に至る、というのは原因が3つある、ということが明らかになっている分、分かりやすい。①「身につけられた自殺潜在能力」、②「負担感の知覚」、③「所属感の減弱」だそうだから、①はどうしようもないにしても、②、③について意識的にアプローチできるところはあるかなと思う。ちなみに②は「自分が生きていることが周囲の迷惑になっている」という意識のことらしい。そしてここからは、いよいよ援助者として出来ること、声かけの話になるが、まず「切った」というカミングアウトに対して「いまは、切る/切らないよりも、信頼できる人に心を開ける方がずっと重要」(p.77)ということを伝える。おれがやってしまいそうなのは、「『あなたが切ると私の心が痛い』などと、相手に理不尽な罪悪感を抱かせる発言も好ましくありません。それは相手の問題を、援助者の川の都合にすり替える発言になってしまいます。第一、もしも本当に『心が痛い』のだとすれば、そのように距離がとれない援助者のあり方自体が問題とされなければならないですし、あるいは口先だけの方便であったならば、そのように援助者の『嘘』を起点とした援助がうまくいくとは、とうてい思えません。」(p.78)という、その通りだなと思う。気をつけよう。こっちの心が痛くなる、というのはもう距離の取り方に改善の余地がある、というのは新鮮かも。確かに、というかまして家族でない仕事として援助する立場のあるべき心情なのかもしれない。共感はするけど…、みたいな。そしてやるべきこととして、「自傷衝動に対する置換スキルを試みるよう提案」(p.117)する、ということで、具体的な置換スキルは前の本にあった。繰り返しになるが、まず「あわてて騒ぐことなく、静かで穏やかな態度で、正直に自殺念慮を告白してくれたことをねぎらい、『自分のきもhcいを正直に語ることはよいことである』というメッセージを伝える」(p.126)、「自殺を考える人の真理は矛盾に満ちて」(p.130)いるので、イライラせず、「『そういうものなんだ』とあらかじめ心得ておく」(同)←これなんか思春期の生徒と同じだよなあと思った。
余談になるが、学校現場には時々、自治体?政府?から薬物乱用やめようとか、そういうリーフレット的なものがまわってくるが、「極論かもしれませんが、自傷経験のない9割の生徒の多くは、薬物乱用防止講演など聴かなくとも、そもそも薬物には縁のない生活を送り続け、他方で、1割のハイリスクな生徒の場合には、そのような講演を聴いても薬物に手を出すときには手を出すのではないか」(p.147)というのは、その通りなのではないかと思った。結局こういう教育は大人のアリバイ作りなんだろうなあ、とか。
手っ取り早くエッセンスを読みたい、という人には、ページ数も多くなく、ちょうどよい本だった。ポイントも何度も述べられていて分かりやすい。(23/04/02) -
Posted by ブクログ
ポイント
薬物依存患者は、薬物が引き起こす、それこそめくるめく「快感」が忘れられないが故に、薬物を手放せない(=正の強化)のではない。その薬物が、これまでずっと自分を苛んできた「苦痛」を一時的に消してくれるが故、薬物を手放せないのだ(=負の強化)、
困った人が困っている人かもしれない
暴力は自然発生するものではなく、他社から学ぶものである
アルコールが1番害がある
カフェインの乱用が目立つ
この世には「よい薬物」も「悪い薬物」もなく、あるのは薬物の「よい使い方」と「悪い使い方」だけである
「悪い使い方」をする人は、必ずや薬物とは
別に何か困りごとや悩みごとを抱えている
ベンゾ依存症が意外と大変
日本人の「逮捕されずにハイになること」への執着というか、異様な情熱は凄い
ストロング系のアルコールもヤバい
アディクション(依存症)の反対語は、「しらふ」ではなく、コネクション(つながり)
「ダメ。ゼッタイ」は嘘だ
感想
知らなかった事実が知れてとても良かった。
-
Posted by ブクログ
本書はゲーム・市販薬・エナジードリンク・薬物・自傷行為などの依存症になった学生の実際の事例が書かれている。
依存症は人に依存できない病。と言う言葉が印象に残った。
依存症の根っこには歪んだ人間関係があり、何かしらの悩みや苦しみを抱えて困っている。しかし、人に頼ろうとせずモノや行為に頼る事を選んでしまう。それは、自分を大切に思う気持ち、人を信じる気持ちを失っているから。だから人に頼れないまま、一人でもがいている。
そう言う人たちに必要なのは人とのつながりを取り戻すことである。もし身近にそう言う人と関わる事があれば、否定するでも距離を置くでもなく、いつも通りに接する事。その人が何か悩みを抱えていないか親身に寄り添ってあげたいと思えた。
依存症について偏見を持つ人が減り、依存症になった背景を理解しようとする人が増えて欲しいと強く思う。