松本俊彦のレビュー一覧

  • 誰がために医師はいる――クスリとヒトの現代論

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    ポイント

    薬物依存患者は、薬物が引き起こす、それこそめくるめく「快感」が忘れられないが故に、薬物を手放せない(=正の強化)のではない。その薬物が、これまでずっと自分を苛んできた「苦痛」を一時的に消してくれるが故、薬物を手放せないのだ(=負の強化)、

    困った人が困っている人かもしれない
    暴力は自然発生するものではなく、他社から学ぶものである

    アルコールが1番害がある
    カフェインの乱用が目立つ

    この世には「よい薬物」も「悪い薬物」もなく、あるのは薬物の「よい使い方」と「悪い使い方」だけである
    「悪い使い方」をする人は、必ずや薬物とは
    別に何か困りごとや悩みごとを抱えている

    ベンゾ依存症が

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    2023年02月11日
  • 世界一やさしい依存症入門 やめられないのは誰かのせい?

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    本書はゲーム・市販薬・エナジードリンク・薬物・自傷行為などの依存症になった学生の実際の事例が書かれている。
    依存症は人に依存できない病。と言う言葉が印象に残った。
    依存症の根っこには歪んだ人間関係があり、何かしらの悩みや苦しみを抱えて困っている。しかし、人に頼ろうとせずモノや行為に頼る事を選んでしまう。それは、自分を大切に思う気持ち、人を信じる気持ちを失っているから。だから人に頼れないまま、一人でもがいている。
    そう言う人たちに必要なのは人とのつながりを取り戻すことである。もし身近にそう言う人と関わる事があれば、否定するでも距離を置くでもなく、いつも通りに接する事。その人が何か悩みを抱えていな

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    2022年12月17日
  • 世界一やさしい依存症入門 やめられないのは誰かのせい?

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    感想
    依存症は誰の責任か。たまたまある個人が依存症になったからと言って、その人を罰するのは正しいことか。それでも治療を施すだけで十分なのか。

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    2022年10月26日
  • 自分を傷つけてしまう人のためのレスキューガイド

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    松本先生は尊敬する精神科医の一人で、著作はかなり読んできたけど、今回はそれほど新しい内容はなし。まあ当事者向けだからか、

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    2022年08月25日
  • 誰がために医師はいる――クスリとヒトの現代論

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    嗜癖障害の治療、依存症の話。
    身近にもいないし無縁の話ではあったが興味深く読めた。血液データでズバッと分かるものと違う精神科は治療も難しく、医師によっても判断やそもそもの考え方が違くて治療が難しいのだと分かった。せめてどうにか立ち直りたいと思う人達を救える薬の使い方や、治療の流れが構築されると良いと思う。目指す人が少ないという精神科医や法医学にもう少し目が向く世の中になってほしいと願う

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    2022年05月26日
  • 世界一やさしい依存症入門 やめられないのは誰かのせい?

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    斜め読みになってしまったが、中学生の子供が自分がスマホ依存性なのではと心配だったらしくて興味をもって読んでいる箇所がありました。薬物依存は麻薬とか覚醒剤だけでなく市販薬でもアルコールでも起きるのが恐いですね。

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    2022年02月13日
  • 誰がために医師はいる――クスリとヒトの現代論

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     依存症専門医が、自らの医師人生を振り返りつつ、人間の考察を深めた大変興味深い本。素晴らしい読書体験だった。
     小田原の少年時代。不良たちと体罰教師、暴力による支配、暴力の後ろ盾を失ってヤンキーにこびる教師たち。喫煙とシンナーとの遭遇。こうした実体験から、「ダメ。ゼッタイ」を訴える薬物防止教育の無意味さを説得力をもって描き出していく。
     自傷行為とは、「痛みをもって痛みを制する」行為なのだという(p56)。本当のどうしようもできない痛み、トラウマから、気を逸らす。アディクションの本質がここにある。そう、生きるために、不健康さや痛みを必要とする人がいるのだ。痛いほど分かる真理だ。
     著者自身が、

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    2021年09月02日
  • 自傷・自殺する子どもたち

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    「援助希求能力」という言葉が一番頭に残った。助けてと言えない子どもが、助けてと言えるようになるための大人のあり方を考えさせられた。援助希求能力は子どもだけではなく、大人も含めた全ての人にとって一番必要な力のひとつだと思った。

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    2021年03月09日
  • 自傷・自殺のことがわかる本 自分を傷つけない生き方のレッスン

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    自傷に至る思考の経緯はわかりやすかった。
    支援する側の人にぜひ読んで欲しい。
    当事者側も、考え方、人との付き合い方を変えるための方法は参考になる。

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    2020年01月19日
  • 自傷・自殺のことがわかる本 自分を傷つけない生き方のレッスン

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    だって人間同士だもの、という感じで誤解して感情的に間違った関わりをしてしまうことの多いことの一つ。死にたいほどのつらさ、への向き合い方やつきあい方話はだれしも一読。風が強いビルヂングのベンチにて。

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    2018年04月29日
  • アルコールとうつ・自殺 「死のトライアングル」を防ぐために

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    うつの背景にはアルコールの存在が大きいこと。それにもかかわらず、うつ病や自殺について論じられるときにアルコールの問題は取り上げられていないこと。確かにほかのうつ病の図書でアルコールを論じたのは見たことがない。唯一、何かの本で見かけたのは、薬を飲むときにアルコールを水代わりにして飲んで効くわけがないというわずか一文だけ。アルコールそのものにうつ病を引き起こす素因があること、アルコールによって衝動的に自殺企図が高まることなどは知らなかった。

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    2016年04月20日
  • 死にたいと言ってください ―保健所こころの支援係― : 1

    ネタバレ 無料版購入済み

    ネタバレあり

    1巻目のケースにして毒親未成年者略取売春強要て。もうこころの支援どころじゃなくなってるじゃん。内容過激にすればいいと思ってんの?

    #ドロドロ

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    2025年02月13日
  • 死にたいと言ってください―保健所こころの支援係― 分冊版 : 1

    匿名

    合いませんでした。

    支援受けてる障害者やDV受けてる旦那とかの話は救いはあまり無い感じで私には合いませんでした。
    最近この手の漫画が多すぎて表紙やタイトル見るだけでも落ち込みます…
    まだ別作品の精神科医ヨワイの方が勉強になります。

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    2024年04月15日