松本俊彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自傷を行う人へ書かれた本。
自傷を受け止め、そこに現れる心の動きを説明し、解決策を提示する。
中高生の約1割は自傷をしたことがある
自傷の理由の6割は「不快感情をやわらげるため」
孤独な対処策
孤立している
他人を信じられず、助けを求められない
自分に自信がなく、助けを求められない
つらい記憶も切り離している
→そのため、何がつらくて切ったのか、本人にもわからないことがある
自傷する人は、言葉で自分の気持ちを表現するのが苦手なことが多い
コントロール成功体験
自分を傷つける関係性
- 否定される関係性
- 支配される関係性
- 本当のことをいえない関係性
ちょっと失敗したくらいで自分を -
Posted by ブクログ
当事者(自傷)ではないのですが、生きることが苦しい人々に向ける、松本先生のメッセージに共感しています。
装丁が優しくきれいで、それだけでもほっとします。
読むのは2回目だったのですが、今回は生きるつらさ、困難さを松本先生にとてもわかってもらえている、それが文章から感じられて、それだけで安心しました。
参考になったのは、様々な生い立ち、生きづらさを抱えている人達にとって、行うことについて全てが、自傷傾向になりやすいところがあるといった内容です。 私なりの理解なのですが、健康のためのウォーキングも、早起きも、節約も、何だか実際の自傷ではないけれど、それに似た様相になってしまう。自分を害する、傷つ -
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日本における誤解を消すために 「薬物」という、よく聞くものの遠い世界と感じる話に対しての、第一人者の方の新書。
欧米では薬物の経験率は高く、日本はそうではない。それは今までの政策の恩恵かもしれいが、薬物を断絶するには至っていない。またその結果、薬物使用者は少数派であり、使用者の孤立を深めている。
この孤立こそが、薬物をやめられない理由だと著者は語る。従来の刑務所への入獄は、薬物使用の再発防止には全くならず、地域におけるサポートが必要である、と。
私達が教育として受けた、またマスコミからの報道で聞く「快楽主義者の愚かさ」とは全く異なる実状を知ることができ、目からウロコが落ちた。私がそうであ -
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子どもの自傷・自殺について、わかりやすく、丁寧に紹介されている一冊。
自傷はどんな状況で行われているのか、
自殺と自傷の違いは何か、
自傷をする子どもの身の回りではどんなことが起こっている可能性があるのか、
等々、まさに支援者が知りたいことについて紹介されています。
注意を要するのは、
「リストカットでは死なない」としても、
「リストカットする奴は死なない」とはいえない
という点。
自傷を自殺関連行動と見て、どのように接していけばよいのかを、
視点の持ち方、
声のかけ方のポイントとともに、
具体的に紹介されています。
一番大切なことは、
子どもが「助けを求められる人」になっていけるよう、