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長年、自傷の問題に関わってきた著者が、「自傷行為の当事者に向けて、これまで診察室で伝えてきた、あるいは伝えたいと思った事柄」をやさしく語った本。前半では自傷についての考え方、後半では実践編として、どうしたら、回復することができるのか(自分の行為の観察、衝動のコントロール、生活習慣について、精神科にかかるときのアドバイスなど)を具体的に説明。これまでになかった回復の手引き。
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Posted by ブクログ
【目次】 はじめに 第Ⅰ部 自分を傷つける生き方を理解する 1.死ぬためじゃないし、アピールのためでもない 2.「鎮痛薬」としての自傷 3.それで本当に問題は解決していますか? 4.「死への迂回路」としての自傷 5.「嫌なことを忘れたい」——物質乱用・依存と過量服薬 6.「食べるのがこわい」...続きを読む「食べるのがとまらない」——摂食障害 7.自分を傷つける関係性 第Ⅱ部 自分を傷つける生き方から回復する 8.自傷の状況を観察する 9.自傷にいたるパターンと対処法 10.現在の生活を見直す 11.もしも精神科医にかかるなら 12.自分を傷つける生き方から回復するためのヒント
リストカット、摂食障害、様々な依存性など、自傷行為といっても多種多様ある。 精神科医の側から、すぐに自傷行為そのものをやめなくていい。その行為に至った背景に目を向けよう。ともすれば止めさせようという家族や支援者もいるかもしれない。 しかし自傷行為そのものには、辛い現実を孤独に耐えようとする当事者...続きを読むなりの対処法なのだ。それを取り上げるべきではない、ただ長期的には悪影響がある。 だからこそゆっくりでいい、何度でも躓いてかまわない。 周囲の人間や色んな技術を会得して、何とかあなたの人生が良くなりますように。 という願いのようなものを感じた。 当事者にも支援者にも何度でも読み返して欲しい作品だと思う。
良本。自傷する人、サポートする人向けの本。専門用語も、少なくわかりやすい内容。 周りの声掛けも大切。
流石の松本氏の書籍。難解な言葉を一切使わず系統だって自傷臨床について語った書籍は他にない。 医療者が読んでも十分に勉強になるのではないかと思う
「自分を傷つけてしまう人のためのレスキューガイド」に続けて、サポートする立場の者として読んでみた。 内容的には「レスキューガイド」と重なる部分も多いが、こちらの方が全般的により詳しく説明されている。「レスキューガイド」にない内容として、本書では、日常生活での注意点の章があり、こちらも参考になる。
とても良かったです。 文体は優しく語られていて、文章はとても読みやすくわかりやすいです。当事者にもその周りの方にも、また自傷行為など依存的な心理学(表現があってるかわかりませんが)を知りたい人にも良いと思いました。 本当に患者さんのことを考えて寄り添っているのがとても伝わります。
自傷を行う人へ書かれた本。 自傷を受け止め、そこに現れる心の動きを説明し、解決策を提示する。 中高生の約1割は自傷をしたことがある 自傷の理由の6割は「不快感情をやわらげるため」 孤独な対処策 孤立している 他人を信じられず、助けを求められない 自分に自信がなく、助けを求められない つらい記憶も切...続きを読むり離している →そのため、何がつらくて切ったのか、本人にもわからないことがある 自傷する人は、言葉で自分の気持ちを表現するのが苦手なことが多い コントロール成功体験 自分を傷つける関係性 - 否定される関係性 - 支配される関係性 - 本当のことをいえない関係性 ちょっと失敗したくらいで自分を責めないでください。 自傷日誌をつけて、出来事と事象との関係を分析する トリガーとアンカー トリガーの強烈さランキングを作る 置換スキル - 刺激的置換スキル - 鎮静的置換スキル 褒められ依存症 適度な運動 「PIUS」という気持ちの伝え方 生活のスケジュールを立てる 助けを求め、相談する
当事者(自傷)ではないのですが、生きることが苦しい人々に向ける、松本先生のメッセージに共感しています。 装丁が優しくきれいで、それだけでもほっとします。 読むのは2回目だったのですが、今回は生きるつらさ、困難さを松本先生にとてもわかってもらえている、それが文章から感じられて、それだけで安心しました。...続きを読む 参考になったのは、様々な生い立ち、生きづらさを抱えている人達にとって、行うことについて全てが、自傷傾向になりやすいところがあるといった内容です。 私なりの理解なのですが、健康のためのウォーキングも、早起きも、節約も、何だか実際の自傷ではないけれど、それに似た様相になってしまう。自分を害する、傷つけるまでやってしまうところがある。そこに共感して、自分の行いをゆるめていきたいなと感じました。 また折にふれて読みたい本です。
ロジックが明快。絶対に当事者を責めない・裁かない暖かな文章も特徴的。困っている当事者にも安心して勧められる良書。
自分を傷つけずにはいられない 自傷から回復するためのヒント。松本俊彦先生の著書。自傷問題の専門家である精神科医の松本俊彦先生だからこそ書ける素晴らしい一冊。自傷問題を起こす自傷者を問題視したり敬遠したりするのではなくて、自傷者に親身に寄り添う松本俊彦先生の精神科医としての誠実さが伝わってきます。松本...続きを読む俊彦先生のような精神科医の先生が世の中にもっと増えると、患者さんやその家族も安心できるはず。
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自分を傷つけずにはいられない 自傷から回復するためのヒント
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松本俊彦
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