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Posted by ブクログ
【目次】
はじめに
第Ⅰ部 自分を傷つける生き方を理解する
1.死ぬためじゃないし、アピールのためでもない
2.「鎮痛薬」としての自傷
3.それで本当に問題は解決していますか?
4.「死への迂回路」としての自傷
5.「嫌なことを忘れたい」——物質乱用・依存と過量服薬
6.「食べるのがこわい」「食べるのがとまらない」——摂食障害
7.自分を傷つける関係性
第Ⅱ部 自分を傷つける生き方から回復する
8.自傷の状況を観察する
9.自傷にいたるパターンと対処法
10.現在の生活を見直す
11.もしも精神科医にかかるなら
12.自分を傷つける生き方から回復するためのヒント
Posted by ブクログ
リストカット、摂食障害、様々な依存性など、自傷行為といっても多種多様ある。
精神科医の側から、すぐに自傷行為そのものをやめなくていい。その行為に至った背景に目を向けよう。ともすれば止めさせようという家族や支援者もいるかもしれない。
しかし自傷行為そのものには、辛い現実を孤独に耐えようとする当事者なりの対処法なのだ。それを取り上げるべきではない、ただ長期的には悪影響がある。
だからこそゆっくりでいい、何度でも躓いてかまわない。
周囲の人間や色んな技術を会得して、何とかあなたの人生が良くなりますように。
という願いのようなものを感じた。
当事者にも支援者にも何度でも読み返して欲しい作品だと思う。
Posted by ブクログ
自傷を行う人へ書かれた本。
自傷を受け止め、そこに現れる心の動きを説明し、解決策を提示する。
中高生の約1割は自傷をしたことがある
自傷の理由の6割は「不快感情をやわらげるため」
孤独な対処策
孤立している
他人を信じられず、助けを求められない
自分に自信がなく、助けを求められない
つらい記憶も切り離している
→そのため、何がつらくて切ったのか、本人にもわからないことがある
自傷する人は、言葉で自分の気持ちを表現するのが苦手なことが多い
コントロール成功体験
自分を傷つける関係性
- 否定される関係性
- 支配される関係性
- 本当のことをいえない関係性
ちょっと失敗したくらいで自分を責めないでください。
自傷日誌をつけて、出来事と事象との関係を分析する
トリガーとアンカー
トリガーの強烈さランキングを作る
置換スキル
- 刺激的置換スキル
- 鎮静的置換スキル
褒められ依存症
適度な運動
「PIUS」という気持ちの伝え方
生活のスケジュールを立てる
助けを求め、相談する
Posted by ブクログ
当事者(自傷)ではないのですが、生きることが苦しい人々に向ける、松本先生のメッセージに共感しています。
装丁が優しくきれいで、それだけでもほっとします。
読むのは2回目だったのですが、今回は生きるつらさ、困難さを松本先生にとてもわかってもらえている、それが文章から感じられて、それだけで安心しました。
参考になったのは、様々な生い立ち、生きづらさを抱えている人達にとって、行うことについて全てが、自傷傾向になりやすいところがあるといった内容です。 私なりの理解なのですが、健康のためのウォーキングも、早起きも、節約も、何だか実際の自傷ではないけれど、それに似た様相になってしまう。自分を害する、傷つけるまでやってしまうところがある。そこに共感して、自分の行いをゆるめていきたいなと感じました。
また折にふれて読みたい本です。
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