岡崎隼人のレビュー一覧

  • だから殺し屋は小説を書けない。

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    ネタバレ

    殺し屋として育てられてきて一切の感情を持たなかった雨乞さんが、島で出会った人や他の殺し屋たちによって色々なことを知って成長?していく過程に心温まった。
    椿さんと雨乞さんの関係性がすごく好きだったなあ。
    花時計さんも煮こごりさんもすごい歪な人だけど、その歪さを愛おしく感じた。
    雨乞さんと椿さんのその後も読んでみたいなーと思った。


    そもそも小説を好きなやつは、みんな心の優しい人間だ。

    僕が小説を好きなのは、僕が人間を好きだったからなんだ。

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    2025年02月10日
  • だから捨ててと言ったのに

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    この始まり方から暖かい物語にも出来るんだなぁ、とびっくり。岡崎先生のお話が素敵でした。
    最果先生の言葉選び、河村先生と清志先生の発想も面白かったです!

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    2025年02月05日
  • だから捨ててと言ったのに

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    ネタバレ

    「だから捨ててと言ったのに」という書き出しの一文のみ共通で、それ以降はあらゆるジャンルのショートショートが25作掲載されている1冊。ミステリ、ホラー、SFなどの短編がたくさん味わえてお得。
    中には読みにくいものやあまり好みでないものもあったが、それぞれが短いのであっさり読み終えて次に行けるのは嬉しい。反面、好みの作風のものも数ページで終わってしまうので物足りなさも感じてしまう。
    特に好みだったのは、岡崎隼人『パルス、またたき、脳挫傷』、砥上裕將『母の箪笥』、金子玲介『恋文』、多崎礼『海に還る』、柾木政宗『切れたミサンガ』。

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    2025年02月01日
  • だから殺し屋は小説を書けない。

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    タイトルの伏線回収がしっかりされてる。
    心を殺せと言われ続けた殺し屋が主人公で語り手。
    だからか気持ちに関する描写は少なめだけど、長々とした状況の説明がなく読みやすかった。

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    2025年01月27日
  • だから殺し屋は小説を書けない。

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    まともじゃない殺し屋集団のボスと
    あまごいと呼ばれる部下の殺し屋。
    まともな感情を小説によって取り戻した
    あまごいは、その標的であった小説家を
    お守りすることに。
    もちろん仲間の殺し屋からも狙われることに。
    ろくでなしどもの狂宴が孤島で
    いがいな結末を迎える。

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    2024年11月23日
  • だから殺し屋は小説を書けない。

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    小説に心を奪われた殺し屋の運命は… 生命力とパワーが溢れる犯罪小説 #だから殺し屋は小説を書けない

    ■あらすじ
    かつて師匠である殺し屋・和尚に鍛えられ、主人公の雨乞は殺し屋として生きていた。ある仕事のきっかけで一冊の本と出会い、それ以降彼は小説を書くことに熱中していたのだ。ある日、和尚より新たな仕事の連絡がくる。ターゲットは島の駐在所にいる警官で、彼は殺しの仕事に向かうのだが…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    殺し屋をテーマにした犯罪小説、感銘を受けた小説に出会った彼のターニングポイントを描いた作品です。

    岡崎隼人先生の久しぶりの新作、『少女は踊る暗い腹の中踊る』ではドギモを抜かされた記憶

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    2024年07月06日