岡崎隼人のレビュー一覧
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ネタバレ気になっていた本。
フェイクドキュメンタリー(モキュメンタリー?)のホラーって惹かれますよね。
え?これ本当にあったの?って真相は藪の中…な感じ。怖いのでフィクションということにしよう、と思いつつ、身の回りでなにか少しでも不可解なことが起きたらついついそのせいにしてしまう。
寝る前部屋で読むのが怖かったので、朝活で明るいカフェで読みました(笑)
一見バラバラな内容の書店での奇妙な体験が、一つのストーリーを通して見ると繋がって見えるところに怖さを感じた。
ただ、そのストーリーがしんどすぎて、
後半は怖いより、可哀想という気持ちのほうが強かった(そういうのよくないと聞いたので、やっぱり「悲し -
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作品紹介・あらすじ
こんなことになるなんて!
1行目は全員一緒、25編の「大騒ぎ」。
早起きした朝、昼の休憩、眠れない夜ーー。
ここではないどこか、今ではないいつかへ、あなたを連れ出す7分半の物語。
『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第四弾。
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25編からなるショートショート集。
Mephisto Readers Club(MRC)が贈る大好評シリーズ第4弾とのこと。既に第3弾と第6弾は読み終えた。
最初の一文 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「あの子」の救済ついて考える。
子供に降りかかった悲劇を目撃するのは、やるせないものだ。
本人に自覚は無いのだろうが、罪の無い人達に被害が広がっていく様にも暗澹とした気持ちを抱く。
小説の終わりとしてあの形がベストなのだろうが、傍観者としては、彼らに救いがあって欲しいと感じた。
救済方法を愚考してみる。
やはり「神格化」ではなかろうか。
本作の柱の一つに“神道信仰”があった。
ここはあの子を「書店の守り神」として奉ることが、あの子を鎮めるに相応しい方法と思う。
書店が聖域であるならば、書店を神社と見立るのも無理筋ではないのではないか?
あの子を書店専門の座敷わらしのような存在とし -
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短編なのでサクサク読めた。
今回の書き出しテーマは『だから捨ててと言ったのに』…だいたい恋愛絡みか、夫婦関係こじらせ系が多かったように思う。
誰に対して言っているかで、作者ごとに思い付く話が違い、個性があって面白い。
アンソロジーは、知らない作家さんを知って、見つける機会にもなる。
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↓読んだ中で印象に残ったもの。
●良い話
砥上裕將『母の箪笥』
金子玲介『恋文』
●じわじわ来る系
潮谷験『無理解』
五十嵐律人『累犯家族』
背筋『こわくてキモくてかわいい、それ』
●設定の世界観が独特
黒澤いずみ『捨てる神と拾う神』
舞城王太郎『食パンと右肘』
多崎礼『海に還 -
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Posted by ブクログ
物心ついた頃から殺し屋として育てられ、一切の楽しみを持たず忠実に職務をこなしてきた雨乞。しかし彼はひそかに、小説を楽しみ自らも書こうと試みていた。ある日受けた任務を遂行しようとした雨乞は、とあることに気づき任務を中断してしまう。24時間の猶予を貰うものの、ある事件の真犯人を見つけなければ雨乞も彼の守りたいものも葬られることになる。バイオレンスに溢れ、しかしハートフルさも感じられるサスペンスミステリです。
ストイックなのだけれど小説に魅せられてしまった雨乞が素敵なキャラクターです。心を殺し一切の情緒を持たないように育てられた彼だけれど、いろんなことに気づき向き合っていこうとする姿勢がとにかく好ま