あきのレビュー一覧
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ネタバレ19世紀ロンドン。
高名な探偵家の父を失ったばかりの子爵家令嬢セシルは、当主である兄の協力の下、婚約の条件と引き換えに兄の先輩の経営するタブロイドで記者として働きながら、父の死の真相を追おうとするも・・・・なマザーグースを引用した見立て事件の連作短編集。
そろそろ同時代設定の2作が完結が近いから、始まってみたのかしら・・なシリーズですが(特にイラストレーターがV.R,Tと同じ人だし)マザーグースを用いた見立て(単純ではあるけど)が、クリスティっぽいといえば・・・。
次男とはいえ、公爵家の跡取りがストランドの下宿住まいっていうのはムリがありすぎますが・・・。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本文P203から引用
「わたし、これを作る」
「これは禁忌の紋章だ」
「ミルズランド王家が、この世から存在を消そうとした紋章だ。それを甦らせるのか?」
「チェンバー家の人は、誰も残ってない。この紋章が人の目に触れたからって、なにかが起こるわけじゃない。それなのに、なんでこの城から紋章をはぎ取ってしまったの?王家の人が不愉快だから?それだけ?でもわたしは、これを王家の人たちに見せるために作ろうと思うんじゃない。これを必要としている人のために作るの。作りたいものを、見つめたいものを、禁じるなんておかしい」
「そんな勝手な言い分、納得できない。誰かの都合のために作れない砂糖菓子があるなら、銀砂糖師の称号も意味がない。求められる最上のものを作るのが、職人だもの。誰かが求めている可能性があるなら、作る。だからわたしは、作る」
「怖いもの知らずだな。ミルズランド王家を向こうに回して」
「わたしは、ミルズランド王家と喧嘩をしたいわけじゃない。ただこれを欲しいと思うだろう、ノアのために作りたいだけ。そう言っても通用しないかもしれないけれど、でも、だからって作らないわけにはいかない」
「作れ」
「おまえが作りたいものを作れ。それでなにが起こっても守ってやる」 -
Posted by ブクログ
とても好評で、以前からずっと読んでみたいと思っていた作品。
「~た」「~た」の連続ばっかりだったり、
文章が「した」「した」「した」の行動描写だけだったり、
正直文章のレベルは高くなく読みにくい部分は多々ありました。
でもアンの性格や志、根っこに流れるものがはっきりとしていて
分かりやすく、熱く、好感が持てます。
さらっと手軽に、最後まで読めました。
流れは予想通りのテンプレもので、
犯人も誰なのかすぐに分かるものですが、
「作者がかきたかったテーマ」が気持ちいいんですよね。
今後どういう風にお話が展開するのか想像がつかないので、
素直に続きが気になります。 -
Posted by ブクログ
うわーん、シャーリーのバカー!と思いつつ、本を閉じた。
ちょっと、キツイ巻だったなぁー。いつも通り面白かったんだけど、内容が暗めで、苦手とするところだったので、☆3つ。心狭くてすんません。
前巻がいい感じだった分、今巻がぁぁぁーーーーっ!
次巻もこの関係を引きずっていたらどうしよう。
終始二人の関係でモヤモヤされっぱなしでしたが、その分パメラとイアン先生に癒された。オアシスでした。
そして、もうひとつ。
このシリーズ、毎回ではないにしてもその巻ごとに一つ当時のイギリスの風俗に関して書かれていたりします。汽車だったり車だったり、演劇だったり。今回は競馬でした。歴史に詳しくないので、真偽のほどは分かりませんが、競馬場の風景など楽しく読ませていただきました。 -
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One of the books that got caught up in my historical England phase (which I'm still going through. I think it may be possible that I will never rid myself of this obsession.) and I think I put a little too much expectation into this book. Maybe it will get better throughout the series...?
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Posted by ブクログ
シャーリーとのすれ違いに心を乱したクリスは、ドレスを作れなくなってしまう。そんな折、以前顧客だったパトリシアと出会うことで、その強さと明るさに心を救われたクリスはドレスを作る意欲を取り戻した。だが、依頼を受けた矢先、闇のドレスに関わる事件で伯爵だった父を喪った女性・イヴリンが『薔薇色』を訪れて・・・!?強い想いを込めたドレスがもたらすのは恋なのか、それとも闇なのか。過去の自分を思い出して苦しむクリス。二人の心はまた繋がることができるのだろうか――。
少しずつ進展したかなと思いきや、ぐるぐると同じところで悩んでしまうのが恋愛なのかなと思う経過です。クリスはかわいいけど、その分シャーリーのいい加減さに少しいらっとする。ただえさえ受け身で引け目を感じてるのを分かってるのなら気を遣ってあげないとダメだろ!パメラの助言も当たってはいるけどクリスにはなかなか届かない気がする。でもクリスはやっぱり闇のドレスを作ったことがあるんですね。罪の意識もあって過去を思い出したくないんだろうな・・・コルベール云々の話もまだすっきりしないし、何だかもどかしい。 -
Posted by ブクログ
“「君もだんだん こっち寄りの 考えになって来た みたいだね」
「おまえと 同類扱いは 甚だ不愉快だ」
「でも人に近いとも 言い難いよね」
「そもそも 誰のせいで こんな」
「それにしても!!
君ときたら 本当に失礼だね!!
神様に近いと 言われて 不愉快とは 神様も地に 堕ちたもんだな――」
「貴様が神らしく ないのが悪いんだ」
「神様らしい じゃないか… 空だって 飛べるし! …… なんなのさ その顔は!!」
『まぁ もっとも…
彼等の言う 「神様」は ぼくらの知らない 「神様」なんだけどね』”
やっぱりあきさんのイラスト素敵。
太陽と月の話は良かったなー。
エンドはちょっと煮え切らないような、気が。
Thanks to K.H.
“「あらゆるものが 尽きる所まで おまえに付き合って 見届けるのも 悪くはない
それに おまえが一人で 淋しがってる姿も 想像するだけで 哀れだしな」
「はぁ!? バッカじゃないの なにそれ」
「いつも いりびたってるし 友達いないだろ」
「バカも休み休み 言いなよ!
それは おいといて 悪くはない …というのには 同意だね
ポセイドンは バカだし ゼウスはアレだし ハーデスも アレ だからね
君がいなくなると つまらないのも 事実だ」
『…やっぱり 友達いないんだ な…』
「聞こえてるよ!!
まぁ いいんじゃ ないかな
時間は うんざり する程 たくさんある
君の 好きにすると いいよ」”