くわがきあゆのレビュー一覧

  • 初めて会う人

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    読み終わって本のタイトルを改めて見ると、うわ~と思う。愛情と狂気という言葉も同時に浮かんできた。想像していた以上に怖かった。

    憧れの先輩の真似をする令祥の暴走っぷりもまあまあ怖い。
    自分が衆目を集めるためなら人の秘密も暴露する理央は怖いとまではいかないが、絶対に周囲にいてほしくない人物。
    それを凌ぐ怖さが、殺人事件を起こした犯人だ。
    さらにラストで意外な人物がこれまたサイコパスぶりを顕にし、物語は恐ろしい幕を閉じる。続きが書かれてなくて良かったとちょっと安堵(笑)。

    犯行の理由がこれまた凄い。かなり犯人狂ってるとは思うけど納得というか、被害者の立場で読むと本当に余計なことは言うべきじゃない

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    2022年09月23日
  • 焼けた釘

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    これは、まんまと騙された…としか言いようのない作品である。

    物語は、地元に帰省した千秋が、偶然後輩の萌香に会い、彼女がストーカー被害に遭ってることをきかされることから始まる。

    数日後に萌香が、何者かに刺殺される。
    千秋は、萌香を殺した犯人を捜すため、仕事の休みには、彼女の服装を真似て、大学やバイト先を調べ廻るようになる。
    そこから、登場人物が複雑に絡み合っていく。

    その犯人を見つけることが、警察へ突き出すでもなく、復讐すべく殺す目的でもないことはわかるのだが…

    読み進めながらも決して心の中は、気持ちの良いものではなく、常に沸々と暗いものが湧き上がる。
    なんとも言えない気になりながらもな

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    2022年02月22日
  • 焼けた釘

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    新刊コーナーから薦めてもらったもの。

    ストーリーはかなり感じ悪いけれど、展開の仕方は面白い。
    人のビジュアルを想像で補うのは小説の特性だけど、それを活かした構成だと思う。

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    2022年01月05日
  • 焼けた釘

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    ネタバレ

    2021/11/16 読書メーターで当選したものが送られてくる。
    2022/3/5〜3/7

    読書メーターのプレゼント企画で当選した本。初めて読む作家さん。第8回暮らしの小説大賞受賞作。
    帰省先で後輩の萌香に会い、ストーカー被害にあっていると聞かされた千秋。その萌香が殺人事件に巻き込まれて死亡する。犯人を探し出そうとした千秋は、萌香の服装を真似て歩き回ることで犯人を探そうとした。もう一つの話の流れと絡み合うようにストーリーは展開するが、終盤その2つのストーリーが合致するとき、物語の世界が一転するどんでん返し。うーん、なかなか微妙な展開ではある。が、まあうまく騙されたかなぁ。

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    2022年03月07日
  • 痛い人たち

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    ネタバレ

    デビュー作にはめったにつけない星ひとつの評価をしましたが、今回は、動機から逆算して登場人物の設定をしたのかな、などと考えたら妙におもしろくなって星みっつ。
    ありえない感に慣れてきたのかも。

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    2026年07月18日
  • 焼けた釘

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    最初は普通に殺された幼馴染の犯人を探す話なのに、気がつけば、かなり話が歪んでいました。途中から、読んでいて、なんとも鬱々としてきます。これを書いていて、よく気がおかしくならなかったなあと思うくらい、歪み切った世界です。

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    2026年07月17日
  • 先生と罪

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    煽り運転を共通項とした殺人の連鎖、主人公をとりまく登場人物の異常性がどんどん明らかになり、、
    ミステリーにホラー要素がプラスされたスリリングな展開だった。最後は突散らかしたままプツッと唐突な幕切れでやや消化不良だったのが残念。

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    2026年07月12日
  • 復讐の泥沼

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    くわがきあゆさんの『復讐の泥沼』を読んだ。文字どおり泥沼の展開で何とも後味の悪い作品ではあったけれど、そもそも後味の良さを求めるようなジャンルではないし、むしろ潔く結末を「おりゃあ!」と突きつけてくる格好良さがあった。何よりも怖いのはこういう人だし、意外と近くにいるかもしれない。

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    2026年07月12日
  • レモンと殺人鬼

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    登場人物の誰にも共感できないけどおもしろい作品。
    誤読させる感じは好き。

    陰湿な描写は嫌にリアルなのに、男性の解像度が低くないか?と思いながら読んでいたら、

    結局、登場人物全員、様子がおかしい。

    「これはそういう世界なんだ」
    という、なろう系読む時と同じ気持ちで読みました。

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    2026年07月11日
  • レモンと殺人鬼

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    ネタバレ

    どんでん返しのオンパレードでした。
    そして、伏線回収にも納得。
    いい父だと思っていたが、実はサイコパスで。その場面を想像すると鳥肌が立った、鳥ならではで 笑
    題名にもあるレモンとは、何かと思ったが妹を表現していたのか。怨恨とは恐ろしい。

    ウシワカ…犯人が思っていた人物と違うのもなるほどね。憧れるにも年代がズレてるしね。

    最終は、駆け込みエンドといった感じで急速に終えたが、桐宮さん、何処へ?と謎深まる感じでした。

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    2026年07月09日
  • レモンと殺人鬼

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    この作品は読んだ後に嫌な気持ちになるミステリー「イヤミス」に分類されるという事を小耳に挟み、ハッピーエンドが好きなわたしには合わないかもしれないと敬遠しておりましたが、以前から気になっていたので思い切って読んでみることにしました。

    最初は事件の真相を追っていくという普通のミステリーの展開でした。
    しいて言えば渚さんはセリフがカッコいいけど、他の女性と一緒に行動することを彼女に言わないあたり、彼氏にしたら苦労しそうだなぁと思ったぐらいでした。
    実際は苦労するどころじゃなかったのですが((((;゚Д゚))))ガクガク

    あと、この物語はとにかく登場人物に感情移入がしづらい印象がありました。

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    2026年07月09日
  • レモンと殺人鬼

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    途中展開が変わったあたりからどんどん引き込まれた
    でも終盤は話が何転もしすぎてなかなか入り込めなかった
    なかなか気味の悪い話だった

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    2026年07月08日
  • レモンと殺人鬼

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    【 どんでん返しがすごい 】
    何転した?というくらいの大どんでん返しあり!

    誰が犯人なのか?を推理しながら読みすすめていきました。
    まさかの!という結果だったり、伏線があったりして、中盤までは楽しんで見ていました。
    終盤に差し掛かると、「読者を驚かすため」が見えてしまって、なんだか冷めてしまいました。
    どんでん返しは、お腹いっぱい状態、もういいです!

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    2026年07月03日
  • 痛い人たち

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    くわがきあゆ作品には「痛い人」どころか、いつもヤバイ人が登場する。
    今回も例外ではなく、私的サイコパス認定者が二人いた。

    主人公は、鳴かず飛ばずのお笑い芸人・矢場北太郎。

    なぜか彼の行く先々で死体が見つかり、毎回「第一発見者」になってしまう。

    序盤は「今回は意外とマトモかもしれない」と思わせるのに、事件の真相が見えてくるにつれ、只者ではないヤバさに衝撃を受ける。

    そして辿り着く犯人の動機が、あまりにもバカげていて開いた口が塞がらない。

    こんな理由で凶行に及ぶ人間が周りにいない事を祈るばかり。

    ラストのオチまで容赦ない。

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    2026年07月01日
  • レモンと殺人鬼

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    殺戮に至る病のような感じだった。殺戮に至る病もそうだが、確かに最後にどんでん返しがあるのは面白いが、なぜかあまり刺さらない。伊坂幸太郎のような、どこかインテリっぽいと言うか,ウィットに富んだ文体が好きなのかも。小説は不遇な環境で育った主人公が多いが、伊坂幸太郎はそうじゃないこともある。それでいて登場人物の個性がすごいのだから、伊坂幸太郎の方が好きなのかも。

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    2026年06月30日
  • レモンと殺人鬼

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    ネタバレ

    怒涛の展開には気持ち躍らされ、読みやすい文体でした。
    ただ謎解きは全て推察である点、フーダニットを主軸とした内容かと読み進めていましたがそうでもなく、叙述的展開もありますが読めてしまった事もあり、ミステリーとしては物足りなさを感じました。

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    2026年06月29日
  • レモンと殺人鬼

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    話の展開的にはなかなかなく面白かった。が、少し特殊な考えの持ち主が多いためか登場人物に感情移入がしにくく入り込みにくかった。

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    2026年06月26日
  • 美しすぎた薔薇(新潮文庫)

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    ネタバレ

    途中から、理央はいつ退場するんだろう、早く退場してくれ、と思いながら読んでいました。
    なので結局彼女も、彼女が傷つけた周りの人物達も舞台装置でしかなかったのが少し残念です。
    理央はこの先も要領良くマイペースに生きていくんでしょうね。

    不快感を与えながらも一気に読ませるパワーのすごい作者さんだと感じました。
    読んだ著書はまだ二冊ですが、結局みんなおかしな人なんでしょ?と先入観を持ってしまうようになったので、自戒しつつ次の作品を読もうと思います。

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    2026年06月25日
  • レモンと殺人鬼

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    本人の認識含め、怪しい人物が周囲に多すぎる…!!

    “私”の心理描写の変化が読み応えあります
    見た目に対する異常なコンプレックス、虐げる側と虐げられる側、、、

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    2026年06月24日
  • 先生と罪

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    これはもうホラーです。ヒトコワ。
    全員狂ってる。
    初っ端からの違和感は正しかった。

    教員の異動願い3年縛りとか、学校ごとのカラー、
    職員同士の付き合いで交わりたくない部分でも業務で協力関係にある以上表立っては拒否しづらいとか、その辺りまではリアルにありそうだし、主人公に共感しつつ読みました。
    子供は繊細でケアが必要だし、モンスターペアレントもいるし、同僚との関係性にも悩んだり、教員って本当に大変なお仕事ですね。
    だからといって…っていう。

    くわがきさんを読むのは2作目ですが、前回も嫌な気分になる物語で、
    読ませる力はすごいけど、登場人物がぶっ飛びすぎていて、
    後味が悪くてもったいない気がし

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    2026年06月22日