くわがきあゆのレビュー一覧

  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    「小説推理」に掲載された4編と結城真一郎氏の書き下ろし。
    人気作家の人殺し(*☻-☻*)

    「シリアルキラー vs 殺し屋」阿津川辰海
    派手な対決ものに見えるのに、
    「技術」と「倫理」の差だったり。
    やっぱりプロはプロ。といったところでしょうか。

    「脳JILL」 木爾 チレン
    チレンさんぽさを安心して味わえる“人殺し”
    という感じがします。
    この文体の軽妙さと心理の深さの
    高低差が魅力。

    「テキストブックキラー」櫛木理宇
    短編なのにハッとしてグッとくるなあと思ったら 櫛木さんでした。
    “殺人”書いたら際立つものがあります。

    「私の伴侶」くわがきあゆ
    自殺の名所の崖の上。
    止められぬなら落

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    2026年01月16日
  • 焼けた釘を刺す

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    くわがきあゆさんワールド全開な作品。
    文庫が出たのは昨年だけど、実はこれがデビュー作らしい。
    だからか、クセ強感がそこまで酷くなく素直に楽しめた。
    他作品より好きだな。
    ただ、難解ではある笑
    とても読みやすいんだけど、理解が追いつかないタイプの難解さ。

    面白かった。

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    2025年12月28日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    好きな作家さんが多かったので手に取ったけど、読んだことなかった阿津川辰海さんの話がとても面白かったので他の作品も読んでみたいなと思った。比較的全ての作品面白かった

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    2025年12月17日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    どのシリアルキラーも魅力的だった。
    私は特に、1人目と5人目が好きだった。
    自分が課したルールで、自分もがんじがらめになってしまう、どこまでも合理的で冷酷な、でもどこか人間的な部分も感じられる、両者のバランスが絶妙だと感じた。

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    2025年12月16日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    ネタバレ

    「うっとりするほどの(悪)」
    「どの殺人鬼を好きになる?」

    帯にある通り「魅惑的な殺人鬼たち」
    とても扇情的で魅力的です。
    短編なのに起承転結サクッと読めて
    どの作品にもモヤッと感がない。
    こんな短編集は初めてです。(普段はあまり手に取りません)

    「シリアルキラーVS殺し屋」阿津川辰海
    武闘派のアクション満載な物語を想像させる
    タイトルだけど、いつの間にかシリアルキラーに
    心惹かれ応援してました。

    「脳JILL」木爾チレン
    読んでいる最中、無意識に顔がにやけていました。
    5作品の中で最もゾクゾクして好きです。

    「テキストブック・キラー」櫛木理宇
    もう誰がなんて言っても安心し

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    2025年12月11日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    人殺し日和
    シリアルキラーのアンソロジー。

    シリアルキラーvs殺し屋 阿津川辰海
    過去にも登場した綺羅が再登場。シリーズ化していくとは思っていなかったが、登場人物は魅力的。
    依頼を受けてターゲットを尾行していたところトラブルに見舞われ・・・。
    ミッシングリンクをテーマにしているが、シリアルキラー側からのヒントが少なく難解。シリアルキラーの殺害ルールがわかってからは衝撃。
    綺羅はこれからどの様に生きていくのか。
    そして殺し屋とシリアルキラーの生き様が明らかに違うという事も作者の素晴らしい推察だと思う(よくミステリーでは一緒くたにされている事が多い印象がある)。こういった整理されている部分も彼の

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    2025年12月08日
  • 美しすぎた薔薇(新潮文庫)

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    竜守令祥は、職場の工藤三鷹に憧れ、持ち物、喋り方等を真似し始め、それは徐々にエスカレートしていく。
    そして、とうとう殺人が起きてしまう。
    ストーカー被害による事件として、捜査が始まり、被疑者の過去が徐々に明らかになる中で、次々に不可解な事実が浮かび上がってくる。
    といったあらすじ。


    同性愛かと思いきや、その人自身になりたいという欲望のもとに次々と行動がエスカレート。サイコパス感が凄くて、どんな展開になるのか序盤は物語に惹きつけられてしまいました。

    過去編と刑事の捜査により、徐々に被疑者のことが明らかになってきますが、思いもよらぬ動機に、恐怖を感じました。
    でも、絶対にあり得ないとはいえな

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    2025年12月03日
  • 焼けた釘を刺す

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    愛情の反対は憎しみではなく無関心である。

    ──マザー・テレサの発言として広まった言葉
     
     
     
    『らしさ』全開の本作。
    装丁の美しさとは対照的な猟奇性、サイコパス、狂愛。
    スパイス×スパイスが彼女の作品の常套句とも言えますよね。
    ホント、どうしてここまで歪ませられるのか…と。

    そして『愛は受け取るものではなく与えるもの』という解釈を、サイコパスが行うとこんな結末か…。
    くわがきあゆ作品の真骨頂なんでしょうね。

    “混ぜるな危険”的な作品を毎度ありがとうございます。





    『このミス』大賞・文庫グランプリ受賞作
    『レモンと殺人鬼』著者のデビュー作が、待望の文庫化!

    狂気が加

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    2025年11月30日
  • 復讐の泥沼

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    衝撃…。

    胃の底からあがってくる嘔気のような感情を感じながら読み進めた。

    登場人物がほぼみんな、『復讐の泥沼』に引き摺り込まれていく描き方はさすがだなあと感じた。

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    2025年11月29日
  • 復讐の泥沼

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    まさにタイトル通りの内容でした…
    いやあ…怖すぎ。
    ラストにかけて怒涛の展開に
    目が離せませんでした…!!

    前半部分の内容が後半になるにつれて
    明らかになっていく内容に
    「そういうことだったのか!!!」と
    スッキリした読後感がある。
    でもどろどろしすぎて後味は………。笑

    もう一度最初から読み直したいなと思いました!!

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    2025年11月03日
  • 美しすぎた薔薇(新潮文庫)

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    この本の作者の他作品を読んだことのある人ならわかるけど登場人物全員がどこか変わった執着や性格をしています。それをうまく使いながら毎回予想できない結末を迎えていてすごく面白かったです。

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    2025年10月16日
  • 美しすぎた薔薇(新潮文庫)

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    ネタバレ

    怖かったよ〜〜〜!!!ずっと怖い怖いと言いながら読んでいた。
    理央が殺されるのかな、と思ってたらまさかのそっち〜!?でも蓋を開けると行動原理は首尾一貫していて、納得感はあるけど、だからこそ怖い!
    しかも最後のオチが、なんだか第二のハンニバルのように思えて末恐ろしい。

    文庫版になるにあたってタイトルが変わったという。確かに最初に受ける印象は「美しすぎた薔薇」の方が良いのかもしれないが、読み終えた今は、改題しない方が良かったんじゃないかなーというか、タイトルの意味が物語の軸を語っている感じがしてしっくり来たというか。
    兎にも角にも、怖かった!人間こわい!!

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    2025年09月16日
  • 美しすぎた薔薇(新潮文庫)

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    冒頭から引き込まれて スルスルと読めた…
    終わりに近づくごとに失速。
    あぁ、そうだったのか!!と思う反面、なんだ、そうなんだ…。と。
    でもそんなものだよね。原因なんて もとはくだらないことが発端だったりするもんね。
    …くだらないなんて言ったら 私がやられちゃうか。

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    2025年09月16日
  • 美しすぎた薔薇(新潮文庫)

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    どんでん返しの繰り返しで面白かった。根本に母親強し。工藤を取り巻くクセ最強人物たち。怖すぎ。最後にタイトルに納得。

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    2025年09月13日
  • 復讐の泥沼

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    怖すぎるんだけど…(°_°)
    いや、怖すぎるんだけど…。
    誰がって??それ言ったらネタバレだ…
    とんでもない人間がいたもんだ…
    すごい嫌な気持ちになる。救われないわ。

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    2025年09月07日
  • 美しすぎた薔薇(新潮文庫)

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    やはりくわがきあゆさん!
    方向性は違えどやばい人しか出てこない。
    行き過ぎた憧れを募らせていく令祥も、自分が目立つためなら相手の気持ちなど置いてきぼりにする理央も、そしてあの人もこの人も……。
    最終章を読むと、とある人物の見え方が180°変わる。

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    2025年09月04日
  • 焼けた釘を刺す

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    「愛とは、ああいうものだ。鋭く熱い、焼けた釘のようなもの。」

    相手を傷つける、文字通り肉体的に。
    それは“愛”ゆえに。
    愛とは痛みを伴うもの。

    傷ついた経験がいつまでも心に残るのならば、強烈に傷を残す貴方に愛されたい。この身に焼けた釘を刺して欲しい。
    そう願ってやまない、狂気。

    愛を感じる方法は様々で間違えた愛し方もあるけれど、ここまでぶっ飛んだ狂気的な愛に対する価値観はある種の美しさを感じるような。

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    2025年09月02日
  • 焼けた釘を刺す

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    ネタバレ

    なかなかのサイコパス!
    そして千秋が男性だったとは想像できず、ラストも「えー!」満載。虐待シーンも痛々しい。でも、展開が知りたくて一気読み。

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    2025年08月25日
  • 焼けた釘を刺す

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    ☆3.6

    愛の反対は無関心である。
    ならば無関心ではないそれは愛だ。

    ⋯⋯んなわけあるかー!と拳でどつきたくなるイカれたサイコパスぶりでございました。
    これがデビュー作とは。
    『レモンと殺人鬼』と『復讐の泥沼』も読んだけど、これが一番好きかも。

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    2025年08月06日
  • 美しすぎた薔薇(新潮文庫)

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    ネタバレ

    あらすじを読んで、「同一化や変身願望は私だってあるし、だからこれがどう物語で描かれるのか楽しみだ!」と軽い気持ちで購入。読んですぐに、これはきついなあ……と軽めの後悔。しかし手は止まらず一気読み。後半は息をするのがやっとだった。正直今も厳しい、なんなら変なつらさで泣きそう。

    まず、令祥の異常なまでの執着。自他境界が曖昧とかそういうレベルではない。持ち物を参考にするとかはわかる、でも言動や顔立ち、住所、果ては名前に手を出そうなんて、よっぽどだ……。だからこそ、今捜査を受けている工藤三鷹は誰なのか?と最後まで疑ってしまっていた。
    理央もなかなかヤベーやつ。まず友達にしたくない、というか同じ環境に

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    2025年08月04日