くわがきあゆのレビュー一覧
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重いものを断ち切ってすっきりしたという感じはなかった。現在付き合っている恋人というのは、もともとあるはずのないものだったのだ。
今、交際相手はいるのかと、誰かに尋ねられたいと思った。令祥はその状況を想像し、口に出してみた。自分はこう答えるのだ。
「前の彼女とちょっと揉めてね。もうしばらくはいいかなって感じ」
工藤のように。
腹部からの激烈な痛みが全身を痺れさせていく。視界の開から霞がかかっていく。
その中で、令祥は無意識のうちに口元を綻ばせていた。
(中略)
常に無数の新しい一面を覗かせる彼は、いつでも新鮮で、底が知れない。
自分も今晩からでもあの目つきを練習しよう。今まさにこの身に向けられ -
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ネタバレ表紙と帯に惹かれて購入。帯には「二転三転四転五転の展開にねじ伏せられました」「どんでん返しが好きな私にとって最高の作品でした!」と大絶賛の言葉の数々。自然とハードルが跳ね上がり「私はそんなに驚かないぞ……」と身構えつつ読むも、まんまと驚かされました。
人間の狂気や、緊迫感、臨場感のある描写がすごく良くて、後半は一気に読みました。
結局、桐谷はただの良い人だった。桐宮と美桜は今後どうなるんだろう。
ただ、ヒロくんの扱いが気になった。あそこまで善良な子として描くのであれば、そのまま終わって欲しかったし、ああいう風に持っていくのであればもう少し片鱗というか伏線みたいなものを見せてて欲しかったなと個 -
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シリアルキラーアンソロジー。なんとまあ危険な本です。そしてとても楽しい本。
お気に入りは阿津川辰海「シリアルキラーVS殺し屋」。どっちもどっちな、とんでもなくスリリングで息詰まる対決です。ふたりの間で命を懸けて繰り広げられるゲームとその顛末には、ぞくぞくわくわくしっぱなしでした。
木爾チレン「脳JILL」は、恐ろしくも悲哀を感じてしまった物語です。シリアルキラーには間違いないけれど、そういう言葉で片づけてしまうのはなんとも……やりきれない思いが残りました。
櫛木理宇「テキストブック・キラー」、くわがきあゆ「私の伴侶」、結城真一郎「ご乗車の際は」と、どれもこれも傑作。とにかくやばい人物が多すぎる -
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ネタバレ2026/02/19読破
くわがきあゆさんの小説を読むのは2冊目
登場人物の性格がぶっ飛んでいるが、それに違和感を感じずに読めるところがすごい!
また、読み返すと「ここ伏線だったのか!」というところがあり、読み応えがあります。
どんでん返しの女王という言葉を見ましたが、まさにそのとおりです。
読んでいて想像を超えた展開を迎えるので読む手が止まりません。
最後のシーンで「あぁ、山路さん、、」
と思ってしまい、ぜひ続きを見てみたかった。
また、主人公に巻き込まれて皆不幸になっているが、主人公のお母さんも主人公視点でしか描かれていないから過干渉の嫌な母に見えるが、実際そんなことなく巻き込まれ