くわがきあゆのレビュー一覧

  • レモンと殺人鬼

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    くわがきあゆさんの『レモンと殺人鬼』を読んだ。第一印象ではとにかく粗さが目立つ。読後に振り返ると回収されていない伏線や不十分な説明もある。でもそれを補ってあまりある読みやすさとスピード感、物語の行き先をチラつかせてページを繰る手を止めさせない磁力があるので、最後まで楽しく読めた。

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    2026年07月12日
  • 痛い人たち

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    めっちゃ面白い。芸人ミステリー。
    終始どこかコメディチックなのだが、ミステリーとしてもしっかりしていて文体とリアリティの塩梅が絶妙だった。最後には「人はどういう時に笑うのか」まで踏み込んでいたのがすごい!

    あらすじ
    主人公は矢場北太郎というピン芸人。鳴かず飛ばずの芸歴15年目。
    ふだんは劇場でピン芸を披露しているのだが、すべり続けている。
    (鯉劇場という劇場の名前が面白い。上のクラスの芸人が出演している龍劇場にはもちろん出演できていない)

    そんな北太郎の唯一の救いは、ローカル局の情報番組のロケのレギュラー。
    なんとも運が強く、交通事故で急遽休むことになった先輩の代演を探していたマネージャー

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    2026年07月03日
  • 焼けた釘を刺す

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    ふたつの視点がどう繋がってくのか、なんか気になるなと思うポイントがあっても、まさか最後でそう繋がるのか…!と予測不可能な展開に痺れました!どうしたらこんなストーリーが思いつくの!天才だ〜!最後の最後まで、ドキッとさせられます。

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    2026年06月29日
  • レモンと殺人鬼

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    ネタバレ

    最後は怒涛の展開だ笑
    中盤で主人公が妹への本心を吐露したあたりからイヤーーーな展開になりそうだとビクビクしていたけど、思ったよりひどくない読後感笑

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    2026年06月25日
  • レモンと殺人鬼

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    読み進めていくほどに展開が気になり、最後のどんでん返しに驚かされました!
    ほかの作品も読んでみたいです!

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    2026年06月22日
  • レモンと殺人鬼

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    全てが伏線、全てが最終的にひっくり返る。
    何度もどんでん返され、他の作品ならあり得ないと思いそうなものだが筋が通っているので違和感もなく。
    このミス受賞作の看板に偽りなし。
    ハッピーエンドではないはずなのに読後感がこんなに爽快なのが不思議で仕方ない。ミステリー好きは必読だと思う。

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    2026年06月07日
  • 美しすぎた薔薇(新潮文庫)

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    重いものを断ち切ってすっきりしたという感じはなかった。現在付き合っている恋人というのは、もともとあるはずのないものだったのだ。
    今、交際相手はいるのかと、誰かに尋ねられたいと思った。令祥はその状況を想像し、口に出してみた。自分はこう答えるのだ。
    「前の彼女とちょっと揉めてね。もうしばらくはいいかなって感じ」
    工藤のように。

    腹部からの激烈な痛みが全身を痺れさせていく。視界の開から霞がかかっていく。
    その中で、令祥は無意識のうちに口元を綻ばせていた。
    (中略)
    常に無数の新しい一面を覗かせる彼は、いつでも新鮮で、底が知れない。
    自分も今晩からでもあの目つきを練習しよう。今まさにこの身に向けられ

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    2026年06月03日
  • 痛い人たち

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    矢場北太郎…瞳
    五十嵐一馬
    二条うるか…イチゴちゃん
    内藤治男
    森聖良
    野上基子
    平木敬
    相沢健
    安井食堂
    尾道
    山口紗奈
    山口佐知子
    多田直己
    雁木遼
    丸本敦史
    近衛りんか
    リチャード
    吉井朝陽

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    2026年05月21日
  • 美しすぎた薔薇(新潮文庫)

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    癖が強すぎて、愛しすぎて、狂ってる。
    最初はBLかな?と思うくらい、同僚の男性に憧れてどんどん近づこうとしたら…から始まり、思わぬ方向にどんどん進んでいく。
    最初のストーカー気質さえ怖いと思うのに、そんなこと忘れるくらいさらにとんでもない人間が控えてる。
    そして三鷹の信念の強さと、愛がこわい。
    そして三鷹は誰の心にもいそうで、伝染していきそうな怖さとまさかのそこがそう繋がって、お前もか。というラストがさらに衝撃だけ残して終わるラストが面白かった。

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    2026年05月17日
  • 先生と罪

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    最高傑作だった!!!
    最後までえ?どうなるの?そういうこと?違うの?!と気になりすぎて、すぐ読み終えました!
    良い意味で、予想も裏切られたり、展開も良い意味でぶっ飛んでたり、みんな狂っててよかった!!!
    他の作品もたくさん読みたいと思います^^

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    2026年05月05日
  • 先生と罪

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    ほとんど全ての登場人物がサイコパスすぎて
    『今度はおまえが?』と言った場面ばかり
    で一気読み確実!
    イヤミスなのに何故かスッキリしてしまったのは
    さすがと言える展開のせいかも?

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    2026年04月30日
  • 焼けた釘を刺す

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    人とは違う愛情にゾクっとした。複数視点の物語がひとつになり、意外な関係性が明らかになる。とても面白い作品でした。

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    2026年04月18日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    5編全て怖い!誰が誰を
    まじで!もうやだよ!最後の一行まで
    目が離せない
    後味悪さが最高の恐怖の一冊
    どの作家が好き?

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    2026年03月16日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    シリアルキラーアンソロジー。なんとまあ危険な本です。そしてとても楽しい本。
    お気に入りは阿津川辰海「シリアルキラーVS殺し屋」。どっちもどっちな、とんでもなくスリリングで息詰まる対決です。ふたりの間で命を懸けて繰り広げられるゲームとその顛末には、ぞくぞくわくわくしっぱなしでした。
    木爾チレン「脳JILL」は、恐ろしくも悲哀を感じてしまった物語です。シリアルキラーには間違いないけれど、そういう言葉で片づけてしまうのはなんとも……やりきれない思いが残りました。
    櫛木理宇「テキストブック・キラー」、くわがきあゆ「私の伴侶」、結城真一郎「ご乗車の際は」と、どれもこれも傑作。とにかくやばい人物が多すぎる

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    2026年03月10日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    ネタバレ

    タイトルだけ見て、「厨二病的な話だったらどうしよう」と思ったが良い意味で裏切られた。
    推理要素、ヒューマンドラマ、家族、などの様々なくくりがあったり、殺人鬼の一人称で読めるものや「いやお前が殺人鬼なんかーい」とどんでん返しがあったり。盛りだくさんで楽しめた。
    全部良かったけど、個人的に面白かったのは「脳JILL」かな〜。趣味コスメ集めからの、クレーンゲームからの、人が落ちるところ鑑賞からの、最後は自分が…の流れが見てて切ない。

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    2026年03月04日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    ネタバレ

    傑作。
    「シリアルキラー」がテーマのアンソロジー。
    テーマは過激だが、グロ要素は控えめ。内容としては各殺人鬼が「なぜ殺人鬼になったのか?」、「どういう気持ちで行為に及ぶのか?」等の内面の描写が細かく描写されており、短編集ながらに、それぞれの満足感は高い。

    『シリアルキラーvs.殺し屋』 阿津川辰海
    結末含めてパンチは少し弱いが、このシチュエーションがとにかく面白い。

    『脳JILL』 木爾チレン
    「ゴトン病」という言葉を初めて知った。
    少しショッキングな内容だが、それ故にメッセージも大きい。

    『テキストブック・キラー』 櫛木理宇
    面白い。
    直近に『死刑にいたる病』を読んだが、あの湿度感を短

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    2026年06月10日
  • 復讐の泥沼

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    ネタバレ

    2026/02/19読破

    くわがきあゆさんの小説を読むのは2冊目
    登場人物の性格がぶっ飛んでいるが、それに違和感を感じずに読めるところがすごい!
    また、読み返すと「ここ伏線だったのか!」というところがあり、読み応えがあります。

    どんでん返しの女王という言葉を見ましたが、まさにそのとおりです。
    読んでいて想像を超えた展開を迎えるので読む手が止まりません。

    最後のシーンで「あぁ、山路さん、、」
    と思ってしまい、ぜひ続きを見てみたかった。

    また、主人公に巻き込まれて皆不幸になっているが、主人公のお母さんも主人公視点でしか描かれていないから過干渉の嫌な母に見えるが、実際そんなことなく巻き込まれ

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    2026年02月19日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    凄く良かった!!
    めちゃくちゃ好みの短編集で、最後まで飽きることなく一気読み出来ました。
    タイトルと作者陣から即買いしましたが、期待を裏切ることのないものばかりでしたね!
    タイトルから多少グロいのかと予想してたけど、そんなことはなく、適度なゾワッと感と少しのミステリー要素がちゃんとあって、ホラーではないし、読みやすかったです。さすがでした✨

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    2026年02月07日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    私が想像しているシリアルキラーとはまったく違うタイプの殺人者が出てきて、新鮮だった。
    どの作者さんの文章も情景が想像しやすく、引き込まれたので、長編を読んでみたくなった。

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    2026年01月29日
  • 焼けた釘を刺す

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    先生と罪読んでからこの本読んだけど
    こっちもやばい人多いな!!
    虐待とか胸糞やし、なんか胸がギュッてなりました。
    あとめちゃくちゃ騙された!!
    2人の時間軸がいつ交わるんやろって思ってたら
    そんな風なの!?ってまんまと騙された。
    歪んだ愛のミステリでした。

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    2026年01月27日