くわがきあゆのレビュー一覧

  • 焼けた釘を刺す

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    さすが、くわがきあゆさん!
    登場人物のイカれ具合がこの作品もとても効いています。
    主人公のイカれ具合がかなり序盤に明かされたので、その心理が文字としては読めても理解ができないので、前半は読み込むのに苦戦しました。
    ただ、後半が怒涛に展開が変わるので、とても読み込みやすかったです。

    なぜ千秋が萌歌の格好をして出回ったのか、できるだけ、素性を明かさないよう動き回ったのか
    睨んできた榊は何だったのか等々
    後半で、伏線回収されるのは気持ちいいです。

    くわがきあゆさんの作品は、ラスト展開で、主人公が自分の気持ちに正直に(もともと正直ですが、、)なにかに吹っ切れたように新しい人生を歩み、明るい未来が待

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    2026年03月14日
  • レモンと殺人鬼

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    戦慄な展開が繰り返され面白かったのだが、捻りすぎているのとウシワカという設定が意味不明で星一つマイナスとした。

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    2026年03月13日
  • レモンと殺人鬼

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    ネタバレ

    二転三転四転
    どんでん返しが繰り返される
    過去の回想も主人公かと思って読んでいたのが違ったり、途中「どゆこと?!」と何度か頭を整理させるのが大変だった。
    それぞれのキャラクターの屈折した部分は共感出来なかったが(特に渚はよくわからなかった)スルスルと読めておもしろかった。
    このミス大賞作品

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    2026年03月10日
  • 先生と罪

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    頭上でざわざわと枝葉が鳴っている。嘲笑われているような気がした。
    息苦しさが止まらなくて、私は大きく息を吸い込んだ。
    この世界はどうしてこんなに生きにくいのだろう。
    子どもの頃からそう感じていた。
    家庭内でも、学校でも、友達や恋人と一緒にいても、私はひとり、水の中にいるようだった。

    それは、私の本心が表出する時間でもあった。
    この、水飴に浸かっているように遅滞した世の中。腕一本動かすにも、ぬるく重たい人なり社会のルールなりがまとわりついて、こちらの動きを鈍らせる。かったるくて仕方がない。

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    2026年03月10日
  • 先生と罪

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    ネタバレ

    すごい……異常者しかいない。こんな人いないだろうと思いつつ、出てくる異常者も大半は常識人ぶってるのだから現実世界にも実はいるのかもしれないと思うと恐ろしくなった。
    “僕”は登場人物からして翼しかいないと思い込んでいたのが終盤急に莉々花のジェンダー事情が出てきて、“僕”は莉々花だったのか、でもそれにしては母親像がどこかしっくりこないなと読んでいた。まさか“僕”が教師とは…気持ち悪すぎて震えた。いい年してすぐにお母さんを頼る教師も守るためならなんでもするお母さんも、お母さんに似た年配教師に懐く教師もそれに嫉妬するお母さんも…怖すぎる。
    翼は周囲からストレスを受け続けて、そのせいでその原因となる人に

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    2026年03月08日
  • 先生と罪

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    サイコパスな物語を描かせたら右に出る者はいない、くわがきあゆさん。
    本作でも常識の枠を飛び越えた人物が次々と登場する。

    物語の幕開けは「助けて、あおられてる」という一本の電話。
    その言葉を最後に教師・岩本結衣は命を落とす。

    だが不可解なのは、その声を電話越しに聞いたにも関わらず、警察に何も伝えなかった同僚・如月晴の存在。

    冒頭から不穏な空気が立ち込める。

    煽り運転に取り憑かれた者たち、常識を逸脱した教職員たち、誰もが何かを隠していて誰もがおかしい。
    あの人もこの人も全員ヤバい。

    読後に残るのは、底知れぬ“人間”への恐怖。

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    2026年02月28日
  • 初めて会う人

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    ネタバレ

    くわがきあゆさん、初めて読みました。自分がおかしいとは思っていないおかしな人がいっぱいでできて、気持ち悪かった…けど、話に引き込まれて一気に読み終わりました。
    理央が裁かれずに悠々楽しく生活してるのが本当にツラい。許せない。

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    2026年02月28日
  • 美しすぎた薔薇(新潮文庫)

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    主人公が変な人なのかな、と思ったら読み進めるほどクセが強い人たちが登場し、あいつもこいつもおかしな人だらけ。
    頭が痛くなり、心がねじれるようだった。

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    2026年02月28日
  • レモンと殺人鬼

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    ネタバレ

    おもしろかった。
    父を殺した犯人が妹と母も殺したのかと思わせて、父を殺した子供の父親だったとか、主人公の美桜も普通の人かと思いきや、妹の不幸を願ってたり、運命論を信じてたり、洋食屋の前で男の子と会ってたのが妹で美桜は鳥を絞めてたとか、渚も力を示したがりとか、全員やばいやつ。どんでん返しが多くて、でも納得。

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    2026年02月27日
  • 先生と罪

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    『レモンと殺人鬼』の著書。
    人には裏の顔があるとは言え、終始怖かったです。
    犯人がわかりそうでわからない。
    ライトに読みたい方にはおすすめです。

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    2026年02月22日
  • 焼けた釘

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    ネタバレ

    帯に書いてあった通り、騙されたー。

    前にも、ずっと年配の男性と思って読んでいた人物が実は若い女性だったり、大学生ぐらいを想像して読まされていた人物が実は小学生の男の子だったり、騙されたー、な展開の本は読んだことがあったけど、また騙されてしまった。

    途中までは愛情表現の捉え方が異常な女性が主人公なのだなと思って読んでいた。
    途中で、姉を殺したのかもしれない杏という女性が出てきて、あまり共感できない登場人物の多い作品だなーという印象。
    と、思ったら「レモンと殺人鬼」の作家さんだただのね。
    ほんとにこの人の作品は登場人物の誰にも共感できなくて、やばいサイコパスばっかり出てきますねー。
    どんでん返

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    2026年02月21日
  • 焼けた釘を刺す

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    くわがきあゆさんのデビュー作
レモン殺人鬼も復讐の泥沼もとても面白かったけどこちらもすごく良かった!
サイコパス感でいったらこれが1番
ぞくっとさせられるの連続ですごく面白かった

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    2026年02月21日
  • 先生と罪

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    「レモンと殺人鬼」より物語としてはこちらの方が分かりやすくなっていて面白く読めたなと思います。
    ノベルゲーで選択肢を間違えて引いたカオスEDのような超展開と、そこに向かっていくまでの疾走感がこの作者にしか出せない魅力だろうなと思います。

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    2026年02月19日
  • 先生と罪

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    社会問題になっている、あおり運転がテーマ
    あおりは人間の本性なのか
    中学の5組担当の女性教師が車ごと崖から墜落死
    直前の電話であおられてると告げた直後の事故
    副担任の女性教師が事件に巻き込まれていく
    最後に事件が集約されるスピードが俊逸

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    2026年02月19日
  • 先生と罪

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    カオス。
    キャラクターが現実にいて欲しくないほど狂ってる。
    一人一人のキャラクター性が立っていて魅力的。
    最後の最後まで分からない。

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    2026年02月15日
  • 先生と罪

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    ネタバレ

    どんでん返しどころじゃない。
    読み始めに何故結衣の死に知らん顔したのか
    最後で腑に落ちました。
    後半から一気に明かされる真相。
    登場人物が皆ヤバイとは予想していませんでした。

    翼くんそっちのけで告白とか。
    「おい!」と突っ込みたくなりました。

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    2026年02月12日
  • 先生と罪

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    どんでん返し好きな方にお勧めの本です。
    主人公は中学校の先生で、ただ授業をするだけではなく、生徒と親の面倒をみたり、部活を担当したり、同僚との関係があったり、土日や時間を問わず働かないといけない大変なお仕事です。
    こんな職場で働いてたら、感覚がおかしくなったり、嫌な人間になってしまう人もいるのかもしれませんが、実在したらこの学校の近くには住みたくないと思いました。

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    2026年02月08日
  • 先生と罪

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    えっ!!!えっ!!!
    そんなストーリーの動きと結末。。。
    想像とはずいぶん違った結末でした・・・

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    2026年02月07日
  • 美しすぎた薔薇(新潮文庫)

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    とにかく最初から最後まで面白かった!
    各章ごとの話だけでも面白く、とにかく一風変わったキャラクターたちの登場が何とも言えない。

    人の内面の気持ちや考えは他人には読めない。
    良い人と思っていても、本当はどうなのか…
    大人しい穏やかな人と思っていても本当はどうなのか…

    母親や恋人などに対する異常な愛は、本人は悪いことだと思っていない分厄介だし恐ろしい。
    とにかく最初から内容に引き込まれ、一気読みした作品でした!

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    2026年01月31日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    面白かったのは、各作家が描く殺人鬼たちが、それぞれ**自分の信念や“筋”**を持っているところ。
    ただそれは立派な「ルール」というより、自分を正当化するための言い訳にも見えて、その危うさが怖かった。
    怪物になりきれないからこそ、言葉で理屈を作って“人間の形”を保とうとする――でもその理屈が、狂気を長持ちさせてしまう感じがある。
    そして何より、怪物がふと見せる人間性を感じた瞬間に、「これは特別な誰かの話じゃなく、誰でもなり得るのかもしれない」と思ってしまう。その距離の近さがいちばん恐ろしかった。
    改めて、シリアルキラーという題材はアンソロジーとの親和性が高いと思った。怖さの種類が作家ごとに変わる

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    2026年01月21日