くわがきあゆのレビュー一覧
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続きが気になり一気に読み終えました。
自分と同類だと思っていた人間に一歩先行かれたと感じた時の焦りや落胆、やっぱり同じ穴の狢だと確信した時の安堵感。その一方でかつて自分を苛めていた人間にまで律儀に挨拶してみたりと筋を通そうとする。
最後の変化まで含め、美桜というキャラクターが魅力的に描かれていました。
逆に真犯人が動機含め狂人というそれ以上でも以下でもない感じであっさりめでした。
色々と偶然が重なりすぎていたり、伏線回収というよりインパクトのために最後一気に全部ひっくり返しました、という印象のお話です。
最後が怒濤の展開過ぎて、もっとじわじわ追い詰められる怖さも味わいたかったかなと思いま -
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ネタバレ同僚の教師、岩本結衣から電話がかかってきた。
どうやら運転中で、あおられている様子。
今日は同僚の庄司とデートなのでは?
如月晴はその電話が途中できれたが、どこかに通報することもしなかった。
翌朝、職場の学校に行くと、岩本結衣は崖から車ごとおちて亡くなったと報告があった。まさか、あのとき・・・?
ではもしかして、あおったのは一緒にいたという庄司?
だが、庄司も何事もなかったかのようにその報告を聞いている。
結衣のクラスは、晴が受け持つことになった。
前任校はひどく荒れている学校だったので、進学校であの学校に比べたらどんなクラスでもやりやすいと感じる。
受け持ったクラスの中に、小泉翼という男子生 -
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ネタバレ「このどんでん返しがすごい!」とあまりに言われたせいで、最後の最後までどんなどんでん返し返し返しが来るのかと期待しまくってしまった。その煽りさえなければ、すごく面白いミステリだったと思う。あらすじとか、本の宣伝文句の難しさを感じた。
あと、前歯が亜脱臼するほど自分の子を、しかも女の子の顔面を殴るとか、親としてというか人として本当にどうかと思う。「ゴミっぽい奴を殺した」は正にその通りではないか。あの父は本当に有り得ない。
そして、前歯をそのままにしておいた主人公も主人公で、なんでもっと早く治さなかったんだ!という憤りと、「歯は早期発見早期治療が大事だよ」ということを、本書を通して伝えてくれた作 -
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ネタバレ「どんでん返しの新女王」が放つノンストップ反逆劇!
この学校の先生たち全員。
何かがおかしい…!!
登場人物たちの印象が目まぐるしく変化する。
作者の印象操作にまんまと騙された。
どんどん事件が起こっていくので、ページを捲る手が止まらず、一気読みだった!
あおり運転は、本当に怖い。
私は運転することはないが、あおり運転はなくなってほしいと思った。
新畑中学の教師たちの夏合宿の飲み会を見て。
こんな先生たちがいる学校に、もし子どもが出来たとして、子どもを通わせたくないなと思った。
最後の結末にかなり驚いた!
あ、こういう終わり方なのねと。 -
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さすが、くわがきあゆさん!
登場人物のイカれ具合がこの作品もとても効いています。
主人公のイカれ具合がかなり序盤に明かされたので、その心理が文字としては読めても理解ができないので、前半は読み込むのに苦戦しました。
ただ、後半が怒涛に展開が変わるので、とても読み込みやすかったです。
なぜ千秋が萌歌の格好をして出回ったのか、できるだけ、素性を明かさないよう動き回ったのか
睨んできた榊は何だったのか等々
後半で、伏線回収されるのは気持ちいいです。
くわがきあゆさんの作品は、ラスト展開で、主人公が自分の気持ちに正直に(もともと正直ですが、、)なにかに吹っ切れたように新しい人生を歩み、明るい未来が待 -
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ネタバレすごい……異常者しかいない。こんな人いないだろうと思いつつ、出てくる異常者も大半は常識人ぶってるのだから現実世界にも実はいるのかもしれないと思うと恐ろしくなった。
“僕”は登場人物からして翼しかいないと思い込んでいたのが終盤急に莉々花のジェンダー事情が出てきて、“僕”は莉々花だったのか、でもそれにしては母親像がどこかしっくりこないなと読んでいた。まさか“僕”が教師とは…気持ち悪すぎて震えた。いい年してすぐにお母さんを頼る教師も守るためならなんでもするお母さんも、お母さんに似た年配教師に懐く教師もそれに嫉妬するお母さんも…怖すぎる。
翼は周囲からストレスを受け続けて、そのせいでその原因となる人に -
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ネタバレ帯に書いてあった通り、騙されたー。
前にも、ずっと年配の男性と思って読んでいた人物が実は若い女性だったり、大学生ぐらいを想像して読まされていた人物が実は小学生の男の子だったり、騙されたー、な展開の本は読んだことがあったけど、また騙されてしまった。
途中までは愛情表現の捉え方が異常な女性が主人公なのだなと思って読んでいた。
途中で、姉を殺したのかもしれない杏という女性が出てきて、あまり共感できない登場人物の多い作品だなーという印象。
と、思ったら「レモンと殺人鬼」の作家さんだただのね。
ほんとにこの人の作品は登場人物の誰にも共感できなくて、やばいサイコパスばっかり出てきますねー。
どんでん返