くわがきあゆのレビュー一覧
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ネタバレやっと見つけた
颯一を見殺しにした男を──
第21回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作『レモンと殺人鬼』作者のくわがきあゆ氏。その第二作目ですね。
前作よりもさらにサイコサスペンスな内容。サクサクと読み進んでしまう一方で、終盤はページを捲る手を止めようかと思うほどの胸糞具合。
正直『よくぞここまでイカれた人間を描けたものだ』と。異常性のある主人公を描かせたらピカイチな作家さんだなと、逆に感心すらしてしまう本作。
ただ…ちょっと胸焼けしたような疲労感。
胸糞系が好きな人にはいいかもしれません。
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古民家カフェの崩壊事故に巻き込まれ、一緒にいた盛岡颯一を喪った日羽光は、 -
Posted by ブクログ
捜査一課に配属されて間もない刑事・静川涼吾の全神経は、完黙を続ける容疑者を前に、極度に張り詰めていた
本当にこの男が殺したのだろうか…
というところから話が始まります
結論から言うと殺しちゃったんですよ
この男、工藤三鷹が会社の後輩の竜守令祥を
取り調べを続けていくとさらに新事実が
竜守令祥の他に喫茶店店主の女性を殺害した容疑も
さらにさらに、昔の勤務先の社員が不審死を遂げていたり
さらにさらにさらに、地元で彼に関係する複数人が事故死を遂げていたり
さらにさらにさらにさらに、父親までも!
これまた結論を言うとぜーんぶ殺してるんですよ、工藤三鷹が!
殺しすぎでしょ!
工藤三鷹は -
Posted by ブクログ
子供の頃から自分のことを慕ってくれ、妹みたいな存在だった萌香が殺された。
千秋は彼女が殺される前に、ストーカー被害にあっている事を打ち明けられていた。
単純に千秋が可愛い萌香の屈辱を晴らすために、犯人を探すストーリーかと思っていた。
だけど50ページくらい読んだところで、えっ??って驚き!!
そういう感じか〜∑(°o°;) サイコやん!!
別の2つの話しが交互に語られる構成。
こういうパターン好き!
最後どう繋がるかわくわく♡
なんとなく気づけてたのもあったけど、途中何度も騙されてたのに気づき驚きだった。
最後の最後まで騙されたな〜
初読み作家さんでしたが、最近話題のレモンの本の方だったん -
Posted by ブクログ
物語は、新聞の事件記事から始まる。
事件概要は、斜岡に住む女性が刺殺された、というもの。
なぜ彼女は殺されたのか。
誰に殺されたのか。
この二つの謎を解きながら物語は進む。
出てくる地名は読み方が少し難しい。
斜岡、出入野。
初めのうちは、なんと読むんだったかな、と都度突っかかっていた。
さて、肝心の中身だが、出てくる人々は揃いも揃って怪しい。
主人公は千秋。
友人の萌香が事件に巻き込まれ、犯人探しに奔走する。
いわば、探偵役だ。
しかし、千秋自身にも大いに問題がある。
千秋は、愛に飢えている。
そしてその愛の理解は歪んでいる。小学生の時分にいじめにあった千秋は、主犯格の同級生に愛を返す。