くわがきあゆのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
サイコパスミステリー!
歪んだ愛情が狂気。
冒頭のメッセージの
「愛情の反対は憎しみではなく無関心である」
が刺さります。
そさらに叙述トリックを使ったミスリード&どんでん返しが楽しめました。
ストーカー被害にあっていた後輩の萌香が刺殺体で発見。
その犯人を突き止めるべく千秋は萌香の格好を真似して、彼女の通っていた大学やバイト先に潜入します。
彼女を殺したのは誰なのか?
なんで、千秋が萌香の格好を真似して捜査するの?
って思いっきり違和感ありますが、本作では、それが歪んだ愛情を受け取りたいため...
そして、容疑者を突き止めていきますが..
もう一つのストーリが、ブラック企業に勤める杏。
パワハラ&ブラックの職場の中、優しい先輩に心惹かれます。しかし、先輩が同僚と付き合っているのでは?と疑心暗鬼に..
そして、この杏も歪んでいます。
この二つのストーリが最後交錯したところに、真相が明らかになるという展開。
前半、その狂気で嫌気になり、なかなか没頭できないですが、後半の真相辺りはぐいぐい入っていきます。
その真相で、前半の違和感もいくつか解決されます。
なるほど!って感じ。
ということで、とても楽しめました。
お勧めです! -
Posted by ブクログ
“殺人鬼”つながりでこの一冊。
阿津川辰海さん
木爾チレンさん
櫛木理宇さん
くわがきあゆさん
結城真一郎さん
という豪華執筆陣に惹かれて手に取りました。私にとってまるで福袋みたいでした。
流石どの話も面白い。そしてさくっと読めてしまう短話集。
この中で私が好きな話は阿津川辰海さんの『シリアルキラーvs.殺し屋』
古書店に勤める男を一ヶ月以内に殺して欲しい。という依頼を受けた殺し屋のお話。
あまり話すとネタバレになってしまうから話せないけれど、流れる空気感がチルい。殺人鬼と相対する空気感ではないの。緊迫してる場面のはずなのになぜか緩く感じてしまう。不思議な温度をもった物語でした。
他の作家さんの話もどんなあらすじか気になる方はぜひ検索かけてみてください☆
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Posted by ブクログ
ネタバレレモンと殺人鬼もだけど、この著者の作品は一癖も二癖もある登場人物がだいぶ多い印象。それと読み終えたときに、じゃああのときのあれは?って腑に落ちない伏線がいくつか。。登場人物たちの思い込みで語られていたからと納得するしかないのか。。
千秋の狂愛がさも当たり前のような書き方でずっと続くとあれ私かおかしいのかな?ってなってくる。
千秋と比較して杏の気持ちは理解しやすいけど、あ、これは昔姉を殺しててそれと同じように樹理も殺そうとしてるんだなと当たり前のように思った自分に気づいたとき怖かった。
千秋あんなにブラック企業で働いてるのによく大学潜入する暇あったな。
あと杏をかばってコートかけてあげるところは普通にすごいしキュンとした。