くわがきあゆのレビュー一覧

  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    ネタバレ

    「シリアルキラー」がテーマのアンソロジー。
    テーマは過激だが、グロ要素は控えめ。内容としては各殺人鬼が「なぜ殺人鬼になったのか?」、「どういう気持ちで行為に及ぶのか?」等の内面の描写が細かく描写されており、短編集ながらに、それぞれの満足感は高い。

    『シリアルキラーvs.殺し屋』 阿津川辰海
    結末含めてパンチは少し弱いが、このシチュエーションがとにかく面白い。

    『脳JILL』 木爾チレン
    「ゴトン病」という言葉を初めて知った。
    少しショッキングな内容だが、それ故にメッセージも大きい。

    『テキストブック・キラー』 櫛木理宇
    面白い。
    直近に『死刑にいたる病』を読んだが、あの湿度感を短編でも出

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    2025年12月07日
  • 美しすぎた薔薇(新潮文庫)

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    美しすぎた薔薇は一体誰なのか。
    くわがきあゆワールドの人物は何故こうも癖が強いのか。
    歪んだ価値観をあたかも平然と押し付けてくる登場人物にドキドキしてしまう。最後の最後まで読み手に裏切り感情を抱かせるなんて。
    薔薇の棘で出来た傷さえも愛おしい。私の狂気の、根底はただそれだけ。

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    2025年12月02日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    ちょっと怖い系は苦手だったのですが、木爾チレンさん目的で購入。

    シリアルキラーという言葉を初めて知りました。
    色んな所に普通に潜んでいると思うとぞっとしますが、その物語の人物たちにも背景があり、ルールがあり、そう思うと納得する部分もあって、この世界の色んな対局な事って紙一重とか裏表って言われてるけど、本当にそうだなって。

    心理戦がある作品があったりしてとても面白かったし、どの作品も良かったですが特に木爾チレンさんの作品はとても良かったです。

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    2025年11月26日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    ネタバレ

    5人の作家さんによる、短編集なのですが、
    あまり短編集って好んで読まないんですけど、
    好きな作家さんが多かったので、買ってみました。
    読み終わった最初の感想としては、
    どれもが圧巻の作品でした。
    流石、今話題の作家さんたちだな、という印象です。
    一気読みしました。
    ページをめくる手が止まらなかったです
    個人的にはチレンさんの脳JILLが一番好きですね
    元々チレンさんの作品どれもすごく好きなんですけど、
    次はこう来たか、!!という圧巻の出来でした。
    チレンさん、次の本も待ってます

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    2025年11月24日
  • レモンと殺人鬼

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    主人公含め尋常ではない精神の人の集まりだと感じた
    ひどい運命を背負った姉妹で哀れだという印象から
    読み終わる頃にはこの家族は事件が起きる前からずっと壊れていたに変わった
    自分が主人公なら人間不信に陥って誰の言うことも信じないし頼りにもしないから同じ結末にはならないと思った

    次から次へと色んなことが起きるから展開が気になってサクサク読めた

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    2025年11月24日
  • 復讐の泥沼

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    ・最後まで想像できない話の流れだった。
    ・本人と他人の見えている世界は
     こんなに違うんだと思った。
    ・サイコパスすぎて、共感はできなかった。
    ・話の展開が早いので飽きない。

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    2025年11月22日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    5人のシリアルキラーが登場し、豪華!
    今をときめく有名な作家さん達のアンソロジーで、どのお話も面白くて、あっという間に読んでしまいました。個人的には木爾チレンさんのが好みでした。

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    2025年11月19日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    読み終わってしまったのが惜しいほど、豪華な詰め合わせ。登場するのはどんなシリアルキラーなんだろう?とわくわくしながら読みました。
    作者さんによって全く異なるシリアルキラーが描かれている。

    ・木爾チレンさん「脳JILL」
    ・くわがきあゆさん「私の伴侶」
    この2作品が特に好きでした!

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    2025年11月19日
  • レモンと殺人鬼

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    二転三転!この流れ、途中で読むことストップできるか!

    最初こそ、なんだか暗い印象を持ってしまったが、そこを抜けると別世界
    登場人物が増えるごとに、どうラストに絡んでくるか楽しみになってくる
    登場人物毎にストーリーがありそうで、その裏話も聞きたい(読みたい)

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    2025年11月08日
  • レモンと殺人鬼

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    中盤まではよくあるストーリーかと思ったが、終盤のどんでん返しが面白かった!
    サクサク読めて読みやすかった。

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    2025年11月02日
  • 復讐の泥沼

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    ネタバレ

    自分の身勝手な思いを実現する為に行動していた犯人。復讐が復讐を呼ぶ、それが泥沼犯人の本性がわかった時考えていた10倍は悪でした。最後に裏切られるほどの悪意がありゾッとした

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    2025年10月24日
  • 焼けた釘を刺す

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    衝撃的なミステリー!!!
    読めば読むほど驚かされる展開に
    ページをめくる手が止まりませんでした…!!

    歪んだ愛がどんなに恐ろしいか、
    この作品を読んで改めて怖くなった…!
    登場人物、みんな歪んでいる…!!

    読み終わったあとに装丁を見ると
    内容を思い出さずにはいられない…!

    初読みの作家さんだったけど、
    とても読みやすくてすごく面白かったので
    他の作品もどんどん読んでみたいと思いました!

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    2025年10月17日
  • 焼けた釘を刺す

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    ネタバレ

    読み進めたい気持ちが抑えられず、ページをめくる手が止まらなかった。早く結末が知りたい!でも、終わってしまうのは嫌…という気持ちが常に交錯していた。それくらい引き込まれるし、どタイプなストーリー展開。物語の終盤で色々と明かされるのも、頭が追いつかないけれど好きなポイント。
    ミステリ作品として魅力的なのはもちろん、「愛」について考えさせられる作品でもあった。相手に傷つけられたり、殺意を向けられることで自分は愛されていると感じる。自分の中にはない感覚だった。
    物語の終盤に差し掛かるまで、千秋を女性だと思って読んでいた自分にとっては、千秋が男性だったというのが一番の衝撃だったかもしれない。
    新作が待ち

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    2025年10月17日
  • 焼けた釘を刺す

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    このサスペンスはとても面白いです。
    主人公の普通の人とは思えないぶっ飛んだ感覚とそこにいくつかの予想外なことが絡み合って全く予想のできないストーリーで何度も自分の読みが外されました。気づけば夢中で読み進めてしまうような面白い作品でした。

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    2025年10月02日
  • 美しすぎた薔薇(新潮文庫)

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    いやはや脱帽。
    出てくる人、みんな異常。それはこれまでの作品で何度も味わっていたので今回も同じテイストで胸糞と思いながらも読み進めた。何となくの展開が読め、またそれほどどんでん返しでもなく「あれっ、こんなもんか」と思ったのも束の間。「跋」の破壊力たるや、凄まじい。これは再読必須。

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    2025年09月15日
  • 焼けた釘を刺す

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    やばすぎ!!!本当に面白かった。まさかのまさかのまさかですよね。こわすぎる。ネタバレになりそうだからなんにも言えないけど、まじで読まなきゃ損!こういうの本当好きなんですよね。歪んだ愛、サイコパシー、復讐、人間のドロドロ。大好きな要素が全部詰まってる。こんなに一気読みしたのは初めてです。くわがきあゆさんの文庫本、復讐の泥沼も積読してあるので、近いうちに読みます。楽しみー!

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    2025年09月15日
  • 焼けた釘を刺す

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    私はかなり好きだった。
    初めて自分の愛の考え方と同じ人と出会った。
    震えるようなストーリー展開と、惹き込まれるキャラクターに夢中になって読み進めました。

    展開を読めてるつもりでしたがその上をいかれた感がすごかったです。

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    2025年09月07日
  • 焼けた釘を刺す

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    愛とはなにか色々な形があるんだなと思いました。
    読んでて怖かったし、悲しかったです。
    個人的に大好きな作品です

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    2025年08月27日
  • 焼けた釘を刺す

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    終盤の畳み掛けるような真相の連続に何度も声が出ました。
    主人公には全く感情移入出来ないのに、この事件の辿り着く先が見たくて一気に読み終えました。
    内容を知った上で読み返したいと思える作品でした。
    個人的にはレモンと殺人鬼よりも読みやすい印象を受けました。

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    2025年08月20日
  • 焼けた釘を刺す

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    レモンと殺人鬼は、スラスラ読めて展開も面白かったけど最後がうーん。
    その続きでなんとなくこれも読んだら、途中まで全然面白くなくてなかなか進まなかった。
    でも後半はめちゃくちゃ面白い。びっくり。もっと早く読めばよかったと思うほど。
    最高。復讐の泥沼も読んでみたい。

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    2025年07月25日