坂岡真のレビュー一覧

  • うぽっぽ同心十手綴り 藪雨

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    鹿角落とし
    足力おでん
    藪雨

    の3編です。
    なんといっても 藪雨ですね!
    藪雨は 雨の呼び名かと思ったら 鳥の名前でした。
    女が次々に殺されていく。
    調べていくと みな深川芸者だった。
    そして 同じお座席に出ていた。
    大好きなおふう も!
    逃げた女房に未練があって 一緒になれなかった勘兵衛
    おふうは
    斬られたあと 三日三晩は生きていた。
    勘兵衛は うちに連れて帰って世話をする。
    死ぬ前に おまえさえよければ 一緒になろうな!
    と言う。
    おふうの葬式の時は おふうに純白の綿帽子を被せ
    自分も紋付羽織袴姿で見送った。

    もっと早く言っていたらねえ!
    でも 出て行った静も見ちゃった後だったしね。

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    2026年03月07日
  • うぽっぽ同心十手綴り 凍て雲

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    笹りんどう
    凍て雲
    つわぶきの里
    野ぎつね

    凍て雲は お抹茶茶碗の名前なんですね。
    松江藩に伝わる名器
    ただ毒殺に使われたという伝説がある
    19歳の垣添兵庫が 斬られて血だるまになって担ぎ込まれる。
    助けてもらった礼に 抹茶茶碗をもらってほしいと勘兵衛に言う。
    この兵庫 年子の美人のお姉さんが この茶碗で毒をもられ 監禁されて寝ていると言う。
    松江藩には 相手にされず 藩主への籠訴に及ぶ

    姉は 無事に助け出され 毒の治療も行われる。

    津和野って 石蕗の花が一面に咲く
    と書いてありますが 今はどうなんでしょうね。
    つわぶきが咲くから津和野というらしい。
    侍は侍から頼まれると 本気で 相手を

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    2026年03月06日
  • うぽっぽ同心十手綴り 女殺し坂

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    女殺し坂
    濡れほとけ
    月のみさき

    の3遍です。
    月のみさき に やっと出て行った女房お静が出てきます。
    記憶喪失だったんですね。
    なぜ記憶喪失になったかは まだ出てきません。
    そして最後に 勘兵衛が水際まで はしっていったのに 会えなかった!
    ああ 残念!
    静は 勘兵衛の留守中 娘の綾乃には会う
    自分の産んだ娘が ちゃんと育っている と思う
    綾乃は 母親の顔を覚えていない。

    次の回あたりで 静は 帰ってくるでしょうか?
    今回の斬り合いも意外と強い勘兵衛さんです。

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    2026年03月04日
  • うぽっぽ同心十手綴り 恋文ながし

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    恋文流し
    昔の人はロマンチックですねえ!
    たらようの木の葉っぱの裏に恋文を書く。
    紙にかいた恋文を 堂々とは持っていられない。
    でも たらようの葉なら 着物に隠しても
    気がつかれにくい。

    めくみの纏
    出て行った女房 静に似た女を見かける、
    それから事件に巻き込まれる。
    この頃って 餅喉に詰まらせると 鼻の穴から 酢を注いだんですねえ!
    効果あるんでしょうか?

    こがね汁
    あばら一寸
    と続きます。

    あばら一寸は
    ややこしい敵討のお話
    藩の若妻が3人の藩士にレイプされる。
    それをみて 藩士を切り 若妻を連れてにげた男吹越
    一緒に逃げて 2人の子供ができる。
    その娘と妻を地震で失った。
    息子を連

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    2026年03月02日
  • うぽっぽ同心十手綴り

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    私が読んだうぽっぽ同心 最初ほ話しから読みたくて
    これが第一弾です。
    まだ女房のお静も帰ってきていません。
    なんか 読むと この前の話しもありそうだなあ!
    と思います。

    なんか 前読んだのより ちょっと若い感じです。
    悪者やっつけるのも キレがある。
    うぽっぽさん 疝気持ちなんですね。
    落語に出てくる 癪と疝気
    まあ どちらも痛そうです。
    娘の綾乃もまだ 鯉四郎と一緒になってない

    4話ありますが 私は 最後のかごぬけ鳥が好きですね。16歳の娘は一途で健気です。
    娘を騙した若旦那から お金を巻き上げ
    この子の幸せのために使うなんて うぽっぽの旦那も粋ですね。
    このシリーズのまずいところは ど

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    2026年02月25日
  • うぽっぽ同心十手裁き 捨て蜻蛉

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    捨て蜻蛉
    すっぽんの意地
    嫁喰い
    の3本

    捨て蜻蛉
    出ました薩摩示現流
    人の胴体を横に切る
    えー示現流って そんなに切れるー!
    坂岡真さん 鬼役でも 人の足首から切る
    なんてのがあったけど そんなに低く切れるー?
    いやいや まあ劇画調でいかないと面白くはない。

    大隈源九郎は 奥さん思いのいい奴で 長屋の評判もいい。
    珍しく勘兵衛が女房のために買った鼈甲の櫛を
    大隈に譲った。
    源九郎の奥さんすみれ の母の形見だと言われれば仕方ない!
    しかし 勘兵衛には 銀次と娘婿の鯉四郎がついてるので 心丈夫ですね。
    この最後に死んじゃう源九郎もいい人なのよねえ!

    次のすっぽんの意地
    この義右衛門もいい奴

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    2026年01月24日
  • うぽっぽ同心十手裁き 狩り蜂

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    狩り蜂
    あやかり神
    弓箭筋の侍

    狩り蜂
    産みたかった子供を流して 地蔵を抱いてなく女
    嫌ですねえ なまなましくって!
    坂岡真は 子供流したこと ないんだろうに
    私もないけど
    可哀想すぎる くらという女
    美人で色っぽい女は 苦労がたえない

    勘兵衛の奥さん静は 子供を産んですぐ お願いしますの書き置きを残して 姿を消した。
    そして 最近戻ってきた。なんか いついなくなるかもわからなそう。娘が子供を産んで 赤ん坊をみて落ち着いてきた。

    あやかり神の姉娘 拷問されて殺される。

    弓箭筋の侍
    この娘だけが 無事
    戻ってきた。
    やれやれ!

    この時代には 丈夫で不細工 愛想もない方が
    平和に生きられ

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    2026年01月14日
  • うぽっぽ同心十手裁き まいまいつむろ

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    冥途の鳥
    夜鰹
    まいまいつむろ
    の3遍です。

    冥途の鳥  では
    勘兵衛はおじいちゃんになります。
    孫娘に 雛飾りを買ってやりたい
    掏摸の親子と雛人形
    初音の仙蔵は 娘と息子を案じている。
    親心だねえ!

    親心といえば まいまいつむろ がグッときました。
    名乗りはあげられない幇間の夢太郎
    別れた息子がいじめられてるのを見かねて 虐めてる奴を成敗する。
    夢太郎が処刑される日に 息子はやっと父親だと気づく
    うーん熱い親心!
    今どき こんな熱い親心かいた話し ありません。
    息子は 胸に父親の思いを抱いて生きるでしょうね。

    心意気と人情の話しです。

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    2026年01月12日
  • うぽっぽ同心十手裁き 蓑虫

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    坂岡真の本は 鬼役以来です。
    おまけに 第二弾からのスタート!
    坂岡真は 新潟出身の作家で 郷土の作家は大事にしなくちゃ。
    題名 蓑虫は 主人公の勘兵衛と同じ歳くらいの
    蓑田源十郎 のこと 56歳
    抜け荷を調べ それを訳ありで上役に邪魔され
    一人娘まで襲われ その子は口が聞けなくなってしまった。
    本人は暇職に追いやられ 蔵の中で 事件簿の整理をしている。
    けれど 蓑虫にも 意地はある。
    勘兵衛が 事件の相談をすると
    俺の骨を拾ってくれ!
    という。
    最後に上役との斬り合い
    蓑虫は逝ったけど 蓑虫の家族には 春が来るかもしれない。
    人情 思いっきり 優しさのあるところは
    やっぱり坂岡真だなあ!

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    2026年01月09日
  • はぐれ又兵衛例繰控 : 8 赤札始末

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    3話からなる。
    「三分坂の殺し」
    いつも、又兵衛は、陰働き!
    そして、まだら認知症の主税。
    どこまでが、正気なのか?
    又兵衛を足軽のような存在にしている。
    検屍与力 兼 北町奉行例繰方の根張作兵衛。
    又兵衛の行く先々に、出会い、一緒に屋台蕎麦へ!
    情報を話して、立ち去るのだが、奢ると言った作兵衛は、勘定を忘れて立ち去り、又もや、損な役に回る又兵衛!

    話がそれたが、医者の藤安殺しは、大足の手練れ!
    あこぎな商人の難波屋が、町医者と同心殺しに関与と、掏摸のおりくに落とし文を 勘定吟味役の馬場の袂に。
    難波屋の後には、勘定組頭の赤松内記。
    馬場
    を設けて、馬場を登場させ、悪を表沙汰にさせる。

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    2025年06月24日
  • うぽっぽ同心十手裁き まいまいつむろ

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    主人公の勘兵衛の人柄に惹かれる。
    このシリーズがこんなに続くのも、勘兵衛にまた会いたくなるからだろうか?

    人は人の言葉で奈落の底に突き落とされたり、また人の言葉で勇気を持って生きられる。

    自分の価値を人に委ねるものではないが、支えとなる言葉は目に見えない財産になるだろう。

    ラストの「まいまいつむろ」は寂寞の思いに囚われる。上司に逆らえない優秀な社員と重なる。生きている以上、しがらみは消えることがない。

    いつも前を向いて進めるわけではない。天を仰ぎたくなる時もあるし、頭を垂れて地面しか見えない時もある。

    気を取り直して進めるのは、拠り所となる言葉だったりする。

    批判と傍観は容易い。ど

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    2025年05月10日
  • うぽっぽ同心十手裁き 蓑虫

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    うぽっぽのシリーズで一番面白かったかも。
    人情味のある話はいつも通りで安定した良さですが、今回は会話の掛け合い、運び具合がリズムがあってとっても面白かったです。 
    読んでいてにんまりしてしまいます。
    いつも以上に、うぽっぽと仁徳が特に。 

    長い間幼い子供を置いて消えた静が戻ってきて喜ぶ勘兵衛に対し、許せずいつものように酒呑んで静を認めようとしない頑固さをみせる仁徳。 腕のいい医者と、人情暑いうぽっぽ同心。 次も期待です。

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    2025年01月16日
  • はぐれ又兵衛例繰控 : 6 理不尽なり

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    この作品は少し陰惨  著者は鬼役シリーズのように悲惨な話が作風なのかもしれない。

     この巻はちょっと救いがない話が入っている。

     でも勧善懲悪なので安心して読める。

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    2026年01月18日
  • はぐれ又兵衛例繰控 : 3 目白鮫

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    妻とその家族を守る  離縁した元夫は碌でなしだった。

     零落した元旗本だった妻の家族を大切にする主人公がとても良い。

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    2026年01月18日
  • はぐれ又兵衛例繰控 : 2 鯖断ち

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    男の友情  主人公の親友である長元坊のトラブルを必死に解決しようとする。

     上司や同僚に恵まれない状況は本当に気の毒。

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    2026年01月18日
  • 矜持~鬼役(十一)~

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    テーマは「矜持」  父子の物語 3つの話で構成されている。

    一つ目は菖蒲の開発に人生を賭けた父と事情があって刺客にならざるを得なかった息子の悲しい話。

    二つ目は蔵人介が捨て子を拾うところから始まる。血がつながらない父子の物語。

    最後が蔵人介と鐵太郎の話。


    悪い奴らに痛めつけられる弱者。悪者を成敗する蔵人介といういつもの構図だが、父子の物語だっただけに心に染み渡る名作ばかりだった。

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    2026年01月18日
  • うぽっぽ同心終活指南(二) 夫婦小僧

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    内容(ブックデータベースより)

    阿漕な商人だけを狙って金を盗み、貧乏長屋にばらまいていた盗人の夫婦。二十年前、長尾官兵衛に罪を見逃してもらった恩義を忘れず、盆と正月に必ず挨拶にやってきていた。しかし今年は妙な伝言を残し、消えてしまった。とんでもねえ連中の尻尾を掴んだ――と。還暦を迎えた“うぽっぽ”が悪事を裁く、傑作捕物帳シリーズ新章第二弾、書き下ろし。

    令和6年9月22日~25日

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    2024年09月25日
  • 血路~鬼役(十)~

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    これは名作! 懐かしい登場人物が勢揃い! 日光に参拝するために家慶は大勢の家来とともに江戸を出発したが、刺客が十重二十重に襲ってくる。

    追っ手から這々の体で逃げ回らなければならないが、これまでのシリーズで登場した人物が蔵人介を助けてくれる。

    ピンチに次ぐピンチ!これは名作!

    映画にすると面白そう!

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    2026年01月18日
  • うぽっぽ同心終活指南(一)

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    内容(ブックデータベースより)

    臨時廻り同心の長尾勘兵衛は、還暦になった今も江戸市中を歩きまわっていた。同年配の同心たちはほとんど隠居したが“うぽっぽ”は変わらず、弱者のために一命を惜しまない。十数年前に島送りとなった男の帰りを娘に伝えるか逡巡していた勘兵衛は、偶さか居合わせた若い侍から自身の潔白を訴える最期のことばを託され……。傑作捕物帳、新章開幕!

    令和6年9月18日~21日

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    2024年09月22日
  • 本能寺異聞 信長と本因坊

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    歴史にもし、やたらればはないけど、それを楽しませてくれる歴史小説。最後は少しかっ飛んだけど、光秀謀反の発端はさもありなん。碁打ちの名人から見た稀代の英雄、信長とは。歴史好きにはたまらない1冊。

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    2024年06月01日