【感想・ネタバレ】はぐれ又兵衛例繰控 : 6 理不尽なりのレビュー

あらすじ

又兵衛の知りあいの煮売屋の善七が、稲荷の境内で侍を斬り殺した。三人組の月代侍に襲われた女房を救おうとして、奪った刀でひとりを殺めてしまったのだ。善七に下されたのは、磔獄門という不条理な裁き。臍を噛む又兵衛だが、侍たちが、自身も追う三日月党なる凶賊と繋がっていると知り、一味を壊滅すべく動きだす──。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝、坂岡真が贈る令和最強の時代シリーズ第六弾!

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Posted by ブクログ

3つの短編集。タイトルの「理不尽なり」は本当に理不尽な内容。前章で知り合いの命を助けたので、この章でも最後まで命を助けるものと思ったが、それは叶わなかった。又兵衛の本分である例繰通りの裁きで処分されてしまった。奉行所内で騒いで、助けが出てくるかと思ったが、こちらも助けにならず、知り合いの火盗改が応援で何とか捕まえることができた。これも読んでいてストレスとなる。

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2022年11月14日

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