【感想・ネタバレ】はぐれ又兵衛例繰控 : 10 迷い牛のレビュー

あらすじ

商家の娘との不義により裁きを受ける一人の浪人。軽追放が妥当かとおもわれたが、新たな事実が判明し、極刑に処す事態に。牢屋敷に戻された浪人だが、火事騒ぎの際の解きはなちとともに行方をくらましてしまう。沙汰の如何にかかわらず死罪が確定した浪人だが、裏に潜む真実を知った又兵衛は、男を救うべく奔走する──。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝坂岡真が贈る、令和最強の時代シリーズ第十弾!

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Posted by ブクログ

周辺から嘲られながらも淡々と仕事に励む又兵衛。困った人が居ても、見て見ぬふりしながらも徐々にはまりこんで行く。それなら、最初から助けろよとツッコミを入れたくなる安定の進行。
標題の『迷い牛』でも悪い岡っ引きに嵌められた浪人を助け出すために、最後は自身の退職をかけて上司に直訴。悪人どもを成敗し、浪人を助け出したものの名誉復活ならず。大岡捌きのような結果も何とか自身の首が繋がる。相変わらず親友の長元坊の活躍あっての又兵衛だった。

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2024年12月08日

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