【感想・ネタバレ】はぐれ又兵衛例繰控 : 7 為せば成るのレビュー

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Posted by ブクログ

3つの短編からなり、別々の事件を解決するが、本人の評価に繋がらないところが可哀想で残念なところ。
「察斗詰に候」では、内与力の上司にある事件を誘導され、13回も拷問を受けながら自白しない容疑者を示唆され、独自の調べを開始する。拷問をする吟味方与力からは嫌がられる。無罪を立証しても、内部のミスを認めることになり表沙汰にできない。
「為せば成る」では、大名家の仇打ちの手助けと盗賊の逮捕を同時に行うが、大名家の内部問題と逮捕の場所が寺社管轄で、これまた奉行所からの応援を貰えず。解決しても表に出せない。
「投げ文」でも親友が疑われ、それを助ける為に調査して行くのだが、どうも黒幕は、、、? これも表に出せず。
例繰方としての豊富な知識は驚嘆するほどだが、他に活躍の場を与えたくなってくる。

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2023年06月18日

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