【感想・ネタバレ】はぐれ又兵衛例繰控 : 4 密命にあらずのレビュー

あらすじ

静香というよき伴侶とともに初めて迎えた正月、平手家の門前に鳥追の女が現れた。おつたと名乗るその女は七年前、無理心中を強いられ苦しんでいたところを、又兵衛の父に救われたのだという。だが父又左衛門が亡くなったのは十一年前。困惑する又兵衛だが、この出会いをきっかけに、父の死の真相を知ることとなる――。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝、坂岡真が贈る、令和最強の時代シリーズ第四弾!

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Posted by ブクログ

シリーズ四作目となり、はぐれものながら徐々に奉行所内でも助ける人々が増えて来ている。1章は釣鐘泥棒となった兄弟を助ける人情話。2、3章は続き物で、11年前に切られて亡くなった父親の仇討ちもの。偽人参事件で評定所からの密命を受け、嫌々取り掛かるが、それが父親の死の真相に繋がってゆく。裏から操っていた大物にたどり着くが、それは父親を切った犯人では無く、更に大物の犯人がいた。仇討ちが成就したら、このシリーズは続くのだろうか?

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2021年12月18日

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