坂岡真のレビュー一覧

  • 間者~鬼役(六)~

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    今回もこのシリーズよかったのですが、好きなキャラクターである、鬼役蔵人介の養母志乃の出番が少なく残念で星三つ。 
    でも内容はいつも通りよかったです。

    前作あたりから、公人朝夕人土田伝右衛門と御小姓組番頭の橘右近のイメージが少し変わってきました。 土田さんという人、公方を守る凄腕で隙のない人間離れしたクールなイメージでしたが、前々作あたりから、垣間見られるちょっと意外な表情、
    そして今回は上手の手にもなんとやら。。。といった場面もあり。

    橘右近もここのところ、私の中ではお茶目キャラ。
    このシリーズの良いところは、公方の近辺で起こる事件の背後だけでなく、笑える要素も良い感じで入っているところで

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    2023年04月29日
  • はぐれ又兵衛例繰控 : 5 死してなお

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    はぐれ又兵衛 気がつけばシリーズ⑤

    考えてみると読み続けている理由は、又兵衛の義理の父”ちから”さんにあるのではないかと思う。 ”まだらぼけ”と言われているけれど、肝心な所で道理の通った事を言ったり、肝心な所で今回は思わぬあっぱれな行為(ネタバレになるので書かないけど)。

    職場では、ぱっとしない、人付き合いもよくないことで有名な又兵衛が、実はすごい記憶力、剣の腕もすごい、というだけならよくある話だけど、笑えるところもあり、バランスよく読めるところがいいのかも。 

    次も読むつもり。 義理のお父上が気になるから。

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    2023年02月11日
  • はぐれ又兵衛例繰控 : 6 理不尽なり

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    3つの短編集。タイトルの「理不尽なり」は本当に理不尽な内容。前章で知り合いの命を助けたので、この章でも最後まで命を助けるものと思ったが、それは叶わなかった。又兵衛の本分である例繰通りの裁きで処分されてしまった。奉行所内で騒いで、助けが出てくるかと思ったが、こちらも助けにならず、知り合いの火盗改が応援で何とか捕まえることができた。これも読んでいてストレスとなる。

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    2022年11月14日
  • 引導~鬼役(二十五)~

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    橘亡き後、鬼役どうなるかと思っていた
    橘の後任が居るとはいえ
    やはり、微妙に流れが変わってきている
    次作どう展開するのであろう

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    2022年09月20日
  • 継承~鬼役(三十二)~

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    第三二弾
    薩摩藩の内紛と隣藩の重役の自死、背後の幕閣の人物、成敗した後に残るは大奥の大物、そしてその背後には闇猿を名乗る正体不明な輩
    それそれの後継が今後活躍する流れが多くなるのか

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    2022年07月26日
  • 刺客~鬼役(弐) 新装版~

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    鬼役二巻。将軍家毒見役矢瀬蔵人介は、小姓組番頭橘右近より再び裏の役目をやる羽目となる。将軍のご落胤である宗次郎も居候することに。

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    2022年07月08日
  • 鬼役(壱) 新装版

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    将軍家毒見役矢背蔵人介、毒見役としての膳奉行の役目の一方、悪をさばく裏の顔をもつ。
    シリーズ第1巻。
    バサっと悪を倒していく。サクサク読めて、面白い。読むほどに、劇中の人物が生き生きしてきて、心地よい。

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    2022年05月23日
  • はぐれ又兵衛例繰控 : 5 死してなお

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    3章あり、全て違った内容は今までと同じ。
    1章:筆頭与力の息子が初出仕してきた時に、息子が又兵衛を下に見て、自分の落ち度で怪我した事を父親に又兵衛のせいと告げ口。これに又兵衛は反論せず、この後も犯人が逃げた事を又兵衛のせいにしたことも反論せず。犯人を探す羽目に陥ったが、これも親友に丸投げ。相当情け無い主人公キャラ。2章でも義父の持っていた刀が犯行に使われて、義父は徒士目付に拘束される。この時も毅然とした態度を見せず、陰で憤る。3章でも、首謀者を突き止めるも、中々上司含め理解されない。しかしながら、どの章でも最後は親友や周囲の手助けで解決する。
    出世意欲が無いことから、何事にも積極的で無いことが

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    2022年05月15日
  • 継承~鬼役(三十二)~

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    シリーズ32作目、外伝2作もあり止め時を失い、読んできた。
    今回は司令役が病気のため、若い老中に変更。前任ともしっくり来ていなかったが、今回も中断指令を無視して悪人退治。なお、看板の鬼役も外され、義理の息子と交代するが、陰での鬼役は続く。
    同僚の伝右衛門も息子に引き継ぐ、「継承」の時期。敵方は城中の謎の集団。鬼役の自宅も襲われたり、苦戦する。一緒にやってきた人達も何人か亡くなったりして、主役等交代の時期と見るのか、このシリーズもあと僅かと見るのか判断が難しい。

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    2022年04月21日
  • 運命(さだめ)~鬼役(二十)~

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    蔵人介の出自がまたあらたに
    今後この件は蒸し返すのだろうか
    今までにない設定での20話
    ちょっとだけ物足りなさを感じた

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    2022年03月28日
  • 跡目~鬼役(十八)~

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    鬼役の跡目
    若干二十歳の青年としてはかなりのものである
    この先、どうなっていくのだろうか?
    既30巻以上が発刊されている。
    飽きずに読み続けられるか、少し不安だ。

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    2022年02月28日
  • はぐれ又兵衛例繰控 : 2 鯖断ち

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    シリーズ2作目。相変わらず問題が起きても動かない上司達。前作からお奉行になんとか認められるかと思ったが、お奉行からも勝手に動く事を諌められた。唯一の協力者の幼馴染が殺人の濡れ衣を着せられて、危ういところまでいってしまった。融通の利かないのは日本の警察やお役所と同じかも知れない。
    美人だけが取り柄と思われた妻の静香だが、小太刀や謎解きに優れていることが分かり、幼馴染の救出にも多少の手伝いができている。これからはこの力も借りられそう。

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    2021年11月05日
  • 大義~鬼役(九)~

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    第9作も鬼役矢背蔵人介の活躍で無事?おさまった。
    孔子の名言か頭に残った。
    成事は説かず、遂事は諫めず、既往は咎めず

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    2021年04月24日
  • 血路~鬼役(十)~

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    家斉が11代家慶が12代
    血路を読んだ後調べた。
    15代将軍の中には幼くして他界した将軍もいたことを初めて知った。家斉と家慶親子の仲が悪かったのは事実であるようなことがネットでも検索された。史実として何かに記載されているのだろうか。また、今回の主題である影武者も史実なのだろうか。
    家慶を救うための奔走が爽快だった。

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    2021年04月23日
  • 暗殺~鬼役(三十)~

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    第三十弾
    知り合った内儀が不自然な死、背後の大奥の大物の非道な行い、知り合い友人になった思った老人の正体は、卯一郎の好きになった娘の危機を救う
    以上三話構成

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    2021年04月16日
  • 大名~鬼役(二十九)~

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    第二九弾
    隣に集められた偽りの家族、背後の大悪を討ち果たすが自身は鉄砲傷を、そして将軍の実子の悪辣なふるまい
    二話構成

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    2021年04月16日
  • 殿中~鬼役(三十一)~

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    第三十一弾
    絵文を交わす友、剣を交える時二人の胸中は
    恩ある秋元家の危機に、義母志乃の活躍、国芳の絵から紅花、御金蔵破りの泥棒まで
    老中水野を助けたことから逆に狙われ、養子と同じ年頃の刺客に興味を持ったことから老中の失脚に立ち会い 、策謀した裏切りに鉄槌を

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    2021年04月04日
  • 公方~鬼役(二十七)~

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    第二七弾
    志乃の弟子の夫が無残な死、背後の幕臣と商人を
    用人串部の濡れ衣を、背後には旧友と悲しい過去
    公方の何気ない一言から野望を膨らます者、鳥居と金四郎の確執が

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    2021年04月01日
  • 金座~鬼役(二十六)~

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    第二六弾
    前巻の続き、義母は行方不明のまま、「瘦せ男」の正体?
    志乃の息子を思わせ、高貴な方の落しだねを匂わせる不思議な老剣士と金座の主、家族が手を合わせ討ち果たす?

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    2021年04月01日
  • 黒幕~鬼役(二十八)~

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    第二八弾
    ある犯罪を示唆するために公方の食事に軽い毒を、下っ端は直ぐに解るが背後にいる幕閣は
    次はおしどり夫婦に仕掛けられた犯罪を暴き、犯罪を暴き散って行く無骨者

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    2021年04月01日