坂岡真のレビュー一覧
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いつものように短編3つ。
「黒壁の番所」
又兵衛の師匠の小見川一心斎と、居なくなった若い嫁との話しが中心。又兵衛が師匠の技量を全く知らないことに驚く。浪人とその妻達も行方不明が多数出てくる。師匠も関わってくるが、やはり腕前は見えてこない。
「ひとり相撲」
八百長を疑われた秋葉山が没落し、大道芸でひとり相撲を披露。又兵衛のボケた義父が秋葉山を拾って、養い子とともに自宅に連れ帰る。食事をさせるが、その後、秋葉山は罠にハマって、殺人の濡れ衣を着せられる。
「鹿殺し」
奈良の神獣である鹿が殺され、ツノをくすりにされている。次々に起きる殺人と神社仏閣からの宝物泥棒。幕府高官が裏にいるようだ。
最後の鹿 -
Posted by ブクログ
密命を下す者が女性という設定が、吉と出るか否やですね。
この人物がどれだけ読者に好まれるのかが今後の決め手と思いますが、今のところ“薄い”感じです。
志乃くらいキャラが立っているといいのでしょうが、個人的にはもうひとひねり欲しいです。
そして“痩せ男”です。
最初は隠れ悪役登場かと思われましたが、最近では“後の楽しみにとっておこう”的な発言と共に、蔵人介を助けたりして、どうしたいの?と聞きたくなります。
彼の登場のテーマ曲のように、毎回妙な謡が聞こえてきますが『タラリタラリ』みたいな、あれも最初は気味悪かったのに、今や“クッ”と笑いを誘います。
このあたりで、大幅な展開を期待します。 -
Posted by ブクログ
3つの短編からなり、別々の事件を解決するが、本人の評価に繋がらないところが可哀想で残念なところ。
「察斗詰に候」では、内与力の上司にある事件を誘導され、13回も拷問を受けながら自白しない容疑者を示唆され、独自の調べを開始する。拷問をする吟味方与力からは嫌がられる。無罪を立証しても、内部のミスを認めることになり表沙汰にできない。
「為せば成る」では、大名家の仇打ちの手助けと盗賊の逮捕を同時に行うが、大名家の内部問題と逮捕の場所が寺社管轄で、これまた奉行所からの応援を貰えず。解決しても表に出せない。
「投げ文」でも親友が疑われ、それを助ける為に調査して行くのだが、どうも黒幕は、、、? これも表に出