あらすじ
灌仏会。将軍家毒味役の矢背蔵人介は、将軍の夕餉の毒味中に、毒を啖い、倒れてしまう! 前代未聞の事態にざわつく江戸城内。しかし、毒殺を仕組んだ者の標的は、鬼役・蔵人介ではなく、なんと将軍家斉だった。家斉を狙う勢力とはいったい何者なのか。蔵人介の正義の剣は悪を断てるのか。200万部突破の大人気シリーズ、著者が大幅加筆修正した新装版、待望の第三巻。(『鬼役 矢背蔵人介 青時雨の夜叉』改題)
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Posted by ブクログ
シリーズ3作目にきて、毒味役矢背蔵人介がついに毒を食らったが、どう考えてもなんらかの解毒処置が行われるであろうと読者は思うはずです。
死んだらシリーズは終わりです。 終わったら困るので、なんであれ生きてくれればそれでよし。
ところが、今回の対峙する相手が、なんとも“あやかし”調でいつもと違ってしまったのがなんとも。
宮部みゆきのような流れにいきますか?と思ったりしながら読んでおりました。
ただ、今回も、いや、いつも以上にパワーアップされ、私が魅了されたのは蔵人介の御母上。 志乃さまです。
たとえ病に伏していようとも、息子たりとも障子を開けてはならないのです。薙刀の達人志乃さまは、床からすくっと立ち上がり攻めの姿勢。
凛としたところも素敵です。
4作目も志乃さまの活躍を期待し、読み続けます。
Posted by ブクログ
2023.04.audible
毒が仕込まれてると噂されてても、
食さなくてはいけない毒味役って恐ろしいね。
家斉のようなダメな将軍の時は小説にしやすいのかな。
蔵人介は相変わらずかっこいいが、
養母志乃様、めっちゃカッコいい。
嫁もいい味出してるし!
蔵人介頑張れ
amzon本の紹介
灌仏会。将軍家毒味役の矢背蔵人介は、将軍の夕餉の毒味中に、毒を啖い、倒れてしまう! 前代未聞の事態にざわつく江戸城内。しかし、毒殺を仕組んだ者の標的は、鬼役・蔵人介ではなく、なんと将軍家斉だった。家斉を狙う勢力とはいったい何者なのか。蔵人介の正義の剣は悪を断てるのか。200万部突破の大人気シリーズ、著者が大幅加筆修正した新装版、待望の第三巻。(『鬼役 矢背蔵人介 青時雨の夜叉』改題)