あらすじ
将軍家毒味役を務める矢背蔵人介の息子・鐡太郎は知人の勧めで海外渡航の企てに参加しようとする。しかし、その企ては何者かによって阻止され、参加しようとした者は鐡太郎の眼前で斬殺される。鐡太郎に捕り方たちが忍び寄る。はたして、鐡太郎、蔵人介、そして矢背家の人々の運命は――。蔵人介に最大の試練! 人気上昇中の鬼役シリーズ、慟哭必至の第十四弾。
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Posted by ブクログ
鬼役シリーズ14巻目。
このサクサク進む感じ、毎回楽しみで読んでる。
今回は鬼役、矢背蔵人介の息子鐵太郎と
居候の卯木卯三郎がほぼ主役
まぁお父さん頑張ったな!
お母さんも頑張ったな!
と、褒めたくなるあっぱれな内容盛りだくさん。
卯三郎が養子に出させるかどうかのこととか
鐵太郎が自分のやりたいことに進むかどうかとか
家族っていいなぁと思った今回の内容。
しかし嫁の幸恵さんの弓のシーンが
一番痺れた。
そしてラストの鐵太郎が大阪までの長い道のりでの別れ。
ジーンときます。
Posted by ブクログ
今回は危機に直面する鐵太郎を守る母。
さすが弓の達人、お偉いさんにも屈しず、弓をとる姿は
やはりあの姑にこの嫁あり
放つ言葉も頼もしい。
ファミリードラマ的要素もこねシリーズの良いところ。
鬼役家の女性達には憧れを感じます。