【感想・ネタバレ】首塚~鬼役(三十五)~のレビュー

あらすじ

矢背家の家督を継いだ矢背卯三郎が、毒味で毒を啖った。日ごろから「毒を啖うて死なば本望」と教えられてきた卯三郎の養父・蔵人介はその安否を確かめるべく、城に駆け付ける。息子が生死をさ迷う状況にもかかわらず、非情にも蔵人介に毒味御用が命じられる。そして、蔵人介にまで毒が仕込まれることに。矢背家親子の命運ははたしてどうなる。そして、矢背家を狙った黒幕の正体とは――。最後まで息が抜けないシリーズ三十五弾!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

遂に本編で35冊目、外伝と合わせて40冊に到達。
シリーズ末期になると現れる「亡霊」。他の作家でも同様。一気に読む気が削がれてくる。
養子の卯三郎が鬼役として毒を盛られ、目が見えなくなってしまう。蔵人介が鬼役として復帰するも、これを計画されたもの。
忍者が出て、妖術使いが出て、ミイラまで。最後は平将門の首無し大巨人が、首を求めて彷徨うという何でもありの状態。
迎え撃つ蔵人介一家。一家総出の大立ち回り。
これが最後かと思うくらいの大活躍で大団円。終了と書いていないが、まだシリーズは続くのだろうか?

0
2025年11月07日

「小説」ランキング