【感想・ネタバレ】帰郷~鬼役(三十四)~のレビュー

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Posted by ブクログ

待ちに待った鬼役の続き。

前作では鬼役の座を退き、影の鬼役となった蔵人介。 そのまわりも時と共に周りを固める顔ぶれも変わり、なにか寂しい気がしていました。

上方へ医者修業中の息子鐵太郎が江戸に蘭学広めるためのミッションでやってきたものの、実は他にも目的があり、意中の女性の消息を追って来た。とそこまで読んだとき、過去何度かすぐに女の子に好意を持つが実を結ばずだったので、こりゃまた最後はその流れかと思っておりました。

不思議なものでシリーズを読んでいると、なにか鐵太郎が自分の親戚の子供でもあるかのように、その成長と、今後の活躍を見守りたくなります。

今回は新鬼役さんの毒見場面も少なく、やっと後半ピンチヒッターの蔵人介の毒見場面が出てきて、いつもの感じが戻ってきました。

志乃さまは、今回もさすが、惚れ惚れいたしました。次回も期待です。

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2024年05月27日

Posted by ブクログ

息子の鐵太郎の一時帰国は、ある女性を追って来たこと。隠された理由に矢背家は全面バックアップ。恋の成就に一家をあげて奔走するという心温まる内容の筈だが、次々と起きるコレラを使った凄惨な事件とキリシタン騒動。江戸城に一家総出で乗り込んで大合戦。鐵太郎の想いは遂げられるのか?
シーボルトの娘が日本で初めての女医となった実話がベースなのかと思った。

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2024年05月17日

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