あらすじ
幕閣の重鎮、御小姓組番頭の橘右近が死した。橘から「裏御用」を命じられ、数多の奸臣を成敗してきた将軍の毒味役、御膳奉行の矢背蔵人介はその死を引きずっていたが、突然、何者かから「密命」が下った。蔵人介の周囲には次々と異変が起こる。はたして密命を命じてきた人物は味方なのか、それとも敵なのか。鬼役シリーズ、新たな幕開けとなる第二十四弾。
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Posted by ブクログ
なんだか悲しさがあふれる24巻目。
物悲しいというかなんというか報われない感がすごい
前巻で亡くなってしまった橘の代わりに、新たに密命を下すの誰や誰やと思って読んでたら
本当に最後やっと出てきた!待ってたよ!!
これで水を得た魚のようになってほしいもんだけど
お奉行の矢部然り、謎の痩せ男然り何か煮え切らないことが多い
やっと八瀬(矢背)のことも徐々にわかってきた感があるので
これはまたずいぶんと先は長いな~
Posted by ブクログ
正直なところ 橘右近がいなくなり、密命を出す者に自ずと期待値が高くなったのだが、いまひとつ。。。引き込まれない。
アクがなくてもいいのだが、なにかこう魅力に欠けるような。
とはいえ、橘右近があらわれた頃もそう思っていたような気もする。
ということで次回に期待。