【感想・ネタバレ】継承~鬼役(三十二)~のレビュー

あらすじ

将軍家毒味役の矢背蔵人介は御用之間に呼び出しを受ける。毒味役の裏で暗殺御用を引き受けてきたが、指令役の小姓組番頭・橘右近の死後、遠ざかっていたその部屋にいた人物から、なんと御役御免を言い渡される。家督を養子の卯三郎に引き継ぎ、新たな役目を引き受けた蔵人介は、新たなる江戸城内の陰謀に巻き込まれてしまう――。超人気シリーズ、待望の第三十二弾。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

鬼役32巻目。
時代が移ろい、流れの中で自分の仕事も移ろいゆくのですね
と、なんとも切なかった。しかし楽しみもできた。唯一、で…伝右衛門…泣
33巻からどうなるんだろうか

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2022年10月15日

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ここのところ時の経過を感じる、蔵人介の心情。
鬼役(表も裏の役目も)を次へ渡す日が近づくにつれて、若い頃の単にお役目果たすことだけに忠実に生きてきたが、ここにきて自問自答は避けられず、蔵人介の周りも同じく年齢を重ね、いろいろ先を考える時にきている。

今回が個人的には一番良かった気がします。勧善懲悪の部分でなく、あらがえない時の流れの中の人の思いと人の一生。
最後の方は、もっと頑張ってくれ、なぜに。。。といった感じでしょうか。
畳の上、せめてもの救いです。

そんな中ある意味時の流れにぶれない男、串部。 凄腕ながら天下太平的な。
そして衰えを知らない志乃さまでしょうね。

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2023年08月27日

Posted by ブクログ

とうとう鬼役最新刊に追いついた
32巻それぞれが素晴らしいと思う
32巻で鬼役が
これからどうなるのであろうか
まだ続くのか
続いて欲しいと思うが

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2022年12月21日

Posted by ブクログ

第三二弾
薩摩藩の内紛と隣藩の重役の自死、背後の幕閣の人物、成敗した後に残るは大奥の大物、そしてその背後には闇猿を名乗る正体不明な輩
それそれの後継が今後活躍する流れが多くなるのか

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2022年07月26日

Posted by ブクログ

シリーズ32作目、外伝2作もあり止め時を失い、読んできた。
今回は司令役が病気のため、若い老中に変更。前任ともしっくり来ていなかったが、今回も中断指令を無視して悪人退治。なお、看板の鬼役も外され、義理の息子と交代するが、陰での鬼役は続く。
同僚の伝右衛門も息子に引き継ぐ、「継承」の時期。敵方は城中の謎の集団。鬼役の自宅も襲われたり、苦戦する。一緒にやってきた人達も何人か亡くなったりして、主役等交代の時期と見るのか、このシリーズもあと僅かと見るのか判断が難しい。

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2022年04月21日

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