【感想・ネタバレ】慟哭~鬼役(十七)~のレビュー

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Posted by ブクログ

『六郷川の仇討ち』では、男の格好をし父の仇討ちを決心した娘が中心になる話だが、卯三郎に助っ人を頼んだり、もしや行く行くは二人が恋仲になり夫婦になるのではと思っていたのです。 蔵人介、鬼役の嫁が弓の達人であるように、跡継ぎの嫁もしかるべきかと。  が、とんだ読者の先走りでした。

しかし、なぜ、ここでまさに”慟哭!!”
このシリーズの清涼剤のようなお父上孫様が、なぜに。
おようさんは、さすが元粋筋。 握り飯を持たせ手を振る。
あ、涙です。 親子の絆。 わしの倅をを舐めるなよ、と。くわっと二つの盃ですよ。
とにかく読んでください。 孫兵衛かっこいい。

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2023年06月10日

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