あらすじ
「十手持ちってな、因果な商売ですぜ」
無残な屍骸をみるたびに、臨時廻り同心の長尾勘兵衛は虚しくなる。
そろそろ隠居しようかとも思うが、この世の中、理不尽で腹の立つことが多すぎる――。
そんな勘兵衛のもとに、二十年余り失踪していた恋女房の静が戻ってきた!
しかし記憶を失っており……。
傑作捕物帳「十手裁き」シリーズ、堂々開幕!
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
うぽっぽのシリーズで一番面白かったかも。
人情味のある話はいつも通りで安定した良さですが、今回は会話の掛け合い、運び具合がリズムがあってとっても面白かったです。
読んでいてにんまりしてしまいます。
いつも以上に、うぽっぽと仁徳が特に。
長い間幼い子供を置いて消えた静が戻ってきて喜ぶ勘兵衛に対し、許せずいつものように酒呑んで静を認めようとしない頑固さをみせる仁徳。 腕のいい医者と、人情暑いうぽっぽ同心。 次も期待です。