【感想・ネタバレ】うぽっぽ同心十手裁き 狩り蜂のレビュー

あらすじ

石地蔵を抱き締めて涙を流す女の姿が気になって、思わず声を掛けた勘兵衛。
数日後、その女おくらが勤めている料亭でほとけが出た。
元留守居役の祝いの席で、猿楽の能を披露していた亭主が、いきなり倒れたという。
「おとっつあんを殺めたのは、あの女です」と亭主の娘はおくらを下手人だと主張するが……。

大好評「十手裁き」シリーズ第三作!

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Posted by ブクログ

この勘兵衛という人は、「うぽっぽ」とか「老い耄れ」とか罵られながら、結構やるもんだ。このシリーズは、「十手裁き」シリーズと「終活指南」シリーズが並行して出ているので、読む方も、どっちの勘兵衛か?混同しそうになる。

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2025年03月15日

Posted by ブクログ

うぽっぽは今回も人情味のある話でした。

ひとつなるほどと思ったのが、お馴染み金瘡医の仁徳の言葉。
深傷をおった牛島がどうなったか急いで会いに行く場面、仁徳と勘兵衛の気持ちは同じではあるが、いてもたってもいられない勘兵衛に対し、『今さら急いでもしょうがねえ。死ぬ者は死ぬし、生きる者は生きる。そいつに運がありゃ助かる。それだけの話』という仁徳。

この一言って他のどんな場面でも言えている。と、妙に今回心に響きました。
”それだけの話” 

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2025年03月01日

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