はぐれ又兵衛例繰控 : 8 赤札始末

はぐれ又兵衛例繰控 : 8 赤札始末

小説・文芸
792円 (税込)

3pt

4.0

炎のなかにうずくまる猫が描かれた一枚の赤い札。「火を付けるぞ」と脅す目的で貼られるこの火札が、神田佐久間町の三軒の髪結床に貼られていたという。御用部屋の自身の小机のうえに、何者かが同じ火札を置いたのをみつけた又兵衛は、風読みの達人と呼ばれる老風烈廻り同心とともに、火札騒動の謎を追うのだが──。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝・坂岡真が贈る、令和最強の時代シリーズ第八弾!

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はぐれ又兵衛例繰控 の一覧

1~13巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~13件目 / 13件
  • はぐれ又兵衛例繰控 : 1 駆込み女
    726円 (税込)
    例繰方与力の平手又兵衛は、南町奉行所内で「はぐれ」と呼ばれる変わり者。判例をすべて諳んじられる驚異の記憶力を持つが、厄介事には無関心。そんな又兵衛が奉行所へ駆けこんできた女郎の死を契機に理不尽な世情に怒りをおぼえ、幼馴染みで鍼医者の長元坊ともども悪党退治に乗りだす――。『鬼役』の坂岡真が贈る、待望の新シリーズ第一弾!
  • はぐれ又兵衛例繰控 : 2 鯖断ち
    726円 (税込)
    金貸しの老婆殺しの濡れ衣を着せられた長元坊。孤立無援の又兵衛は友を救うべく江戸市中を駆けまわる。つれあいになった静香の機転も得て、殺しの真相に迫っていくものの、目の前には公正な裁きを阻む強固な壁がたちはだかる。小伝馬町の牢屋敷送りとなった友に待ち受けるのは土壇送りの運命。はたして、又兵衛は長元坊を救えるのか――。令和最強の新シリーズ、注目の第二弾
  • はぐれ又兵衛例繰控 : 3 目白鮫
    759円 (税込)
    又兵衛の妻静香の前夫は火盗改の長官の嫡男だった――。偶然の再会を機に、前夫の差し金とおぼしき嫌がらせが続いたことを気に病んだ静香は姿を消してしまう。行方が杳として知れぬなか、火盗改の捕り物の助っ人に駆りだされた又兵衛は、盗賊の頭を召し捕る手柄をあげるが、捕らえた頭が牢破りをしたとの報が届き――。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝、坂岡真が贈る、令和最強の時代シリーズ第三弾!
  • はぐれ又兵衛例繰控 : 4 密命にあらず
    759円 (税込)
    静香というよき伴侶とともに初めて迎えた正月、平手家の門前に鳥追の女が現れた。おつたと名乗るその女は七年前、無理心中を強いられ苦しんでいたところを、又兵衛の父に救われたのだという。だが父又左衛門が亡くなったのは十一年前。困惑する又兵衛だが、この出会いをきっかけに、父の死の真相を知ることとなる――。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝、坂岡真が贈る、令和最強の時代シリーズ第四弾!
  • はぐれ又兵衛例繰控 : 5 死してなお
    759円 (税込)
    又兵衛の義父、都築主税自慢の銘刀が、殺された札差の屍骸のそばで見つかった。どうやら又兵衛の知らぬうちに、小十人頭をつとめていた頃の配下に譲っていたらしい。義父に殺しの疑いが掛かることを恐れた又兵衛は、相馬斧次郎という元配下の行方を追うが、どうしても又兵衛には相馬を捜しあてることができず――。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝、坂岡真が贈る、令和最強の時代シリーズ第五弾!
  • はぐれ又兵衛例繰控 : 6 理不尽なり
    759円 (税込)
    又兵衛の知りあいの煮売屋の善七が、稲荷の境内で侍を斬り殺した。三人組の月代侍に襲われた女房を救おうとして、奪った刀でひとりを殺めてしまったのだ。善七に下されたのは、磔獄門という不条理な裁き。臍を噛む又兵衛だが、侍たちが、自身も追う三日月党なる凶賊と繋がっていると知り、一味を壊滅すべく動きだす──。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝、坂岡真が贈る令和最強の時代シリーズ第六弾!
  • はぐれ又兵衛例繰控 : 7 為せば成る
    792円 (税込)
    江戸市中を騒がす、ざんぐり党なる凶賊があらわれた。出役の助っ人に駆りだされた又兵衛は、空振りに終わった帰路に、市来数馬と名乗る若侍と出会う。元米沢藩の原方衆だという数馬は、八年前に殺された父の仇を捜しているらしい。数馬の仇討ちの成就を願う又兵衛だが、おもわぬところから仇の消息の手掛かりを掴み──。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝、坂岡真が贈る令和最強の時代シリーズ第七弾!
  • はぐれ又兵衛例繰控 : 8 赤札始末
    792円 (税込)
    炎のなかにうずくまる猫が描かれた一枚の赤い札。「火を付けるぞ」と脅す目的で貼られるこの火札が、神田佐久間町の三軒の髪結床に貼られていたという。御用部屋の自身の小机のうえに、何者かが同じ火札を置いたのをみつけた又兵衛は、風読みの達人と呼ばれる老風烈廻り同心とともに、火札騒動の謎を追うのだが──。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝・坂岡真が贈る、令和最強の時代シリーズ第八弾!
  • はぐれ又兵衛例繰控 : 9 鹿殺し
    803円 (税込)
    花火で賑わう大川端でみつかった薬種問屋の主の屍骸。妻の静香らと花火見物に繰りだした際に偶さか屍骸を目の当たりにした又兵衛は、喉に鹿の角が刺さった異様な死に不審を抱き、殺しの真相を追いはじめる。その途上、遠い奈良の地で起きていた大量の鹿殺しと、町方も知らぬ凶賊が暗躍している事実が判明し――。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝、坂岡真が贈る、令和最強の時代シリーズ第九弾!
  • はぐれ又兵衛例繰控 : 10 迷い牛
    814円 (税込)
    商家の娘との不義により裁きを受ける一人の浪人。軽追放が妥当かとおもわれたが、新たな事実が判明し、極刑に処す事態に。牢屋敷に戻された浪人だが、火事騒ぎの際の解きはなちとともに行方をくらましてしまう。沙汰の如何にかかわらず死罪が確定した浪人だが、裏に潜む真実を知った又兵衛は、男を救うべく奔走する──。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝坂岡真が贈る、令和最強の時代シリーズ第十弾!
  • はぐれ又兵衛例繰控 : 11 八丁念仏
    814円 (税込)
    斬られた男が八丁歩いたすえに両断されたという銘刀〝八丁念仏〟。水戸家が所蔵するこの銘刀が賊に奪われ、爾来毎年暮れに大名家の御金蔵破りがつづいているという。そんななか、件の刀が質屋に持ちこまれたとの報を受けた又兵衛は、火盗改の鮫島らとともに預けた浪人を捕らえに向かうが、その男が屍骸で見つかり──。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝坂岡真が贈る、令和最強の時代シリーズ第十一弾!
  • はぐれ又兵衛例繰控 : 12 姑獲鳥
    825円 (税込)
    南町奉行所の門前で水茶屋を営む甚太郎とおちよの夫婦に息子が生まれた。又兵衛が名付け親となり、小太郎と命名された赤子だが、ある日忽然とすがたを消してしまう。折しも市井では幼子の神隠しがつづき、〝姑獲鳥〟の仕業だとの噂が囁かれるが、又兵衛は小太郎を捜すうちに〝姑獲鳥〟の真の正体を知ることになる──。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝坂岡真が贈る、令和最強の時代シリーズ第十二弾!
  • はぐれ又兵衛例繰控 : 13 金神七殺
    836円 (税込)
    方位の神とされる〝金神〟。その凶方位を犯すと、当人のみならず周囲の者にも災いが降りかかるという。手相見から凶方位を告げられた又兵衛は一笑に付すが、一年前に忠告を無視した仏師が殺された一件を聞き、興味を抱く。調べをすすめるか迷った又兵衛だが、この殺しを皮切りに数々の凶事が起きていたことを知り──。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝坂岡真が贈る、令和最強の時代シリーズ第十三弾!

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はぐれ又兵衛例繰控 : 8 赤札始末 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    3話からなる。
    「三分坂の殺し」
    いつも、又兵衛は、陰働き!
    そして、まだら認知症の主税。
    どこまでが、正気なのか?
    又兵衛を足軽のような存在にしている。
    検屍与力 兼 北町奉行例繰方の根張作兵衛。
    又兵衛の行く先々に、出会い、一緒に屋台蕎麦へ!
    情報を話して、立ち去るのだが、奢ると言った作兵衛は、勘定を忘れて立ち去り、又もや、損な役に回る又兵衛!

    話がそれたが、医者の藤安殺しは、大足の手練れ!
    あこぎな商人の難波屋が、町医者と同心殺しに関与と、掏摸のおりくに落とし文を 勘定吟味役の馬場の袂に。
    難波屋の後には、勘定組頭の赤松内記。
    馬場
    を設けて、馬場を登場させ、悪を表沙汰にさせる。

    題名の「赤札始末」
    火事の事を「赤猫」と言うことは、他の時代小説にも出て来る。
    風読みの達人 木梨利兵衛から唐辛子の粉末で、風向きを調べるなどの話を聞くのだが、お守り代わりが、後で役に立つことに……

    町内に内床を持つ髪結いに火事の時、町奉行の書面を運び出す役目があると言うことを、初めて知った。
    そんな髪結床に 火札が張られ、商売が、がた落ちし、床屋株を狙う悪者が……
    そんな悪者に、一人暮らしで隠居を願った木梨が、火札の件を調べて、命を絶たれてしまう。
    与力の又兵衛が、同心の木梨の仇討ちをする事に!
    内与力の沢尻でさえ、そんな話を聞いてびっくりするが、しくじった時は、責任を負わないと!
    又兵衛の味方は、、幼友達だけかと、いつも思う。
    悪を退治するのに、一人の立ち回りは、きついのでは………
    そして、いつも、長元坊から甘い奴!と言われる位に、悪人の命を取らず、身柄を上司に委ねる。
    でも、いつも、かけた梯子を取ってしまうような上司も、裏では、目付筋を説得するのに苦労してくれていたのには、ちょっと、味方になってくれていたんだと……
    お役御免になった、小栗は、罪に問われず、貸本屋に、命を絶とうとした音次郎は、廻り髪結いにと、新しい一歩を歩み出していた。

    「駱駝の瘤」
    駱駝も目新しい動物であった江戸時代。
    象の時には、餌代がばかにならなかったと聞いた事があるけど、……
    駱駝見たさに、蕎麦2杯分の料金。
    又兵衛も妻の静香を連れて行く。
    この駱駝見物を考えた者が、乙女の誘拐犯。
    大店の娘だけでなく、遊女も誘拐して行く。
    江戸から長崎へと 誘拐した娘達を助ける為に、船の上の戦いになる。
    左腕をケガした又兵衛と 大男のヤンとの戦い。
    危機一髪の時、長元坊の動きで、沢尻を動かして、鯨船の御用船も登場で助かった。
    めでたく助かるが、やはり、味方をもう少し欲しいと、願うのは、私だけであろうか?

    0
    2025年06月24日

    Posted by ブクログ

    3つの独立した短編。個人的には1冊丸々長編の方が読み応えがあって良さそうに思うのだが。
    ・3分坂の殺し
     南町奉行所の又兵衛は街歩きの途中で、片手を落とされた奇妙な屍体に出会う。対応していた北町の同じ例繰方の根張与力に出会い、追い出される。浪人が犯罪者にされそうになり、又兵衛のお節介が始まる。敵と思った根張与力は・・
    犯罪の陰に幕府の有力者。
    ・赤札始末
     火付を狙って商家に貼られる赤札が、又兵衛の御用部屋の机にも貼られていた。巻き込まれて行く又兵衛。こちらも大身旗本が陰に。
    ・駱駝の瘤
     江戸で駱駝の見世物があり、又兵衛一家も見物に。この駱駝がいつの間にか行方不明に。一方、若い娘達も大勢行方不明。真相に辿り着いた又兵衛は救出に向かう。

    相変わらず最後は上司に処理を頼むのだが、例繰方でもあり功績は認められず。頑張っても報われない又兵衛に同情してしまう。

    0
    2023年11月27日

    Posted by ブクログ

    正直なところ 今回は今ひとつ。
    いつもの又兵衛とは、違うような気がした。 この前まで読んでいた池波正太郎の藤枝梅安も途中から感じたのだが、主人公も回を重ねるごとに年とともに中身と行動も若干の変化をつけて書いているのだろうか。

    ちからお父さんの活躍も今回少ないのが残念です。

    次回は活躍の場を与えてほしい。

    0
    2024年05月05日

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