新名智のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
背筋さん、斜線堂有紀さん、上條一輝さん、新名智さん、皮肉屋文庫さん、梨さんといった実力派の作家陣が名を連ねており、ホラー好きとして手に取らずにはいられない贅沢なアンソロジーです。
本作の魅力は、収録されている恐怖のバリエーションの幅広さ。文字を追っているだけでこちらまで痛みを感じてしまうような、思わず顔をしかめたくなる物語もあれば、反対に爽やかな夏の情景を感じられるような物語もあります。
それぞれの作家さんの個性が色濃く表れており、一冊の中で全く違うベクトルの恐ろしさを存分に堪能できるアンソロジーでした。
私のお気に入りは、斜線堂有紀さん『枯渇』、上條一輝さん『枯れた街の上でも』です。
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Posted by ブクログ
ネタバレ私が好きな作家さんばっかり…!
個人的にかなーり豪華なアンソロジーだったので、とても楽しく読むことができた。
「かわうそをかぶる」「あなたに見合う神さまを」が特に好きだったかなぁ。
「かわうそをかぶる」 浅倉秋成
ゆゆはイサナだったってことだよね?
犯人を仕掛けたのはゆゆだったってことだよね?
きゅーきゅー言っててこわ。
「まぶしさと悪意」 大前粟生
悪口コメントのミームってすごい発想。
「霊感インテグレーション」 新名智
ややムズ。シンプルにシステム理解が追いつかないだけっていう。
デマに踊らされた人間が、嘘を信じて人を殺しちゃうの、現代でもありそうで怖いね。
「ヤリモク」 結城真 -
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ネタバレ末代までの呪いで、死にそうな目に遭っても死ねない多々良数希。社長に誘われてスマートフォンアプリの開発・保守を行う会社ピーエム・ソリューションズに入社する。そこは幽霊や呪いなどに関わる案件を扱う会社で…。
『霊感インテグレーション』(幽霊から届く身に覚えのない通知の調査依頼)
『邪眼コントリビューター』(ヘルスケアアプリの新機能開発中にプログラマーが体調に異変をきたす)
『天罰ディペンデンシー』(サーバー神社にまつわる案件)
『焦熱ダーティー・リード』(火災事故現場で謎の配信者と出会う)
『異形スナップショット』(社長と2人で出張中、心霊スポットである峠に辿り着く)
『怨念インプリメンテーション -
Posted by ブクログ
『角川ホラー文庫30周年記念 最恐の書き下ろしアンソロジー 特装版BOXセット』2冊め。
宮部みゆきさんと小池真理子さんの作品は、正直「これもホラーなの?」という感じ。お二人の柔らかい口調もあって、期待したほど怖くはなかった。
『函(はこ)』がいちばん怖かった。残った穢れに起因するものか?と思い読み進めたが、そうではないどんでん返しに絶句。建物の持つ意味、タイトルが「箱」ではなく「函」である意味が分かるともう、救われない。
救われないといえば芦花公園さん。何の話なのこれはと思いながら読んで、カッパの子憎たらしさに恐ろしさを感じながらも、やはり人が「堕ちていく」様はとても恐ろしい。
私的 -
Posted by ブクログ
嵐の屋敷で起きる殺人事件、その中で主人公は誘拐された従姉妹を助けるために任務をこなさなければならない、一味追加されたリミット付きのミステリー。
犯人も被害者も真っ先に提示され、テンポの良さもあってサクサクと進むし、不思議な構成も相まって違和感を拾いながら読み進めた。
屋敷パート、誘拐パート、思い出パートとあり、?となるけれど、違和感の蓄積が答えにたどり着くため、よりも驚くためのポイントであったのもあり、ミステリー?が最後に残った。
というか、主人公はこの一族を悪くいうけれど、まさにこの一族の子供だとしか思えない、優先順位と取捨選択だし、家族と認めたものしか心を開かないのはそのものだとしか思えな