新名智のレビュー一覧

  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    浅倉秋成さん  かわうそをかぶる

    人気音楽クリエイターが殺された。その犯行動機は『VTuberを守るため』だった。主人公の女性に共感できる部分も沢山あり親近感が湧いた。 
    最後の展開に驚き、見返す面白さがあった。

    大前栗生さん  まぶしさと悪魔 
    動画がバズり、カリスマとなった女子高生の海荷は神と呼ばれ学校外からも人気があった。
    しかしそんな海荷がいきなり動画を撮るのをやめてしまった。やめた理由を問うために教師が動いた。動画の中のキャラづくりや誹謗中傷に疲れたためであった。しかしその原因を作った人が意外な人であった。

    新名智さん   霊感インテグレーション
    「幽霊からプッシュ通知が届く」その1文から始まった物語で仕組みがしっかりしていた。仕組みが分かった時にそういうことかと納得感が大きかった。そして自分が使ってるアプリとかがそんな仕組みになってたら怖いなって思った。

    結城真一郎さん ヤリモク
    マッチングアプリで年齢を偽り、娘に似た女性に会う男性がいた。なんで娘に似た女性ばかり会っているのかな?と読んでいる最中に疑問だった。しかし最後まで読むとどんでん返しを受けた気分になった。面白かった。

    佐原ひかりさん あなたに見合う神さまを
    好んでいるYouTuberを「推し」ではなく「好き」と言ってる権藤さんの性格がかっこいいなと思った。推し活が流行っている中で、権藤さんは好きな人の真似をなどをすることで近づこうとしている姿がかっこよかった。またその友達?として手伝っている女の子も人間味あって共感できるところが多くあった。
    最後はあれ?とびっくりする部分があって読んでいて面白かった。

    石田夏穂さん  タイムシートを吹かせ
    これからの時代増えてきそうなIT介護を題材にしたお話であった。疎い人にIT系のことを伝える大変さが身にしみて分かり共感が大きかった。ログインする際のパスワード、IDなどは老人などは覚えられない、打てないのはあるあるでそこを利用した話であった。

    杉井光さん   君がため春の野に
    亡くなった夫のアカウントが未だに動いており不思議に感じていた。予約投稿などでもなく未だに投稿されており不思議であった。
    位置情報も様々なところからされていることや、投稿内容もその人らしい投稿をしているため原因がわからなかった。
    パスワード変更を試みるもうまくいかない状態であった。
    その原因は、よくある詐欺の1つであった。


    どのお話も最後はえっ!となる作品ばかりで読んでいて楽しかった

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    2024年03月23日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    注目作家のアンソロジー作品

    SNS、Vtuber、SNSによるバズり、マッチングアプリ、若手社員と再雇用者のネットリテラシーの差異
    今の自分達にとっては馴染み深いテーマでとても読みやすい作品だった
    もちろんアンソロジー作品なので好き嫌いは多少なりとも出てしまった。

    かわうそをかぶる
     どうしてこれほど心が壊れた少女を描けるのか読んでいて不思議な気持ちになる
     物語の展開がとても綺麗で短編と思えない読み応えがある
     ラストで伏線回収があるのもなんとも秋山先生らしい

    ヤリモク
     40代男性のマッチングアプリ事情
     妻子持ちの彼がやっている理由とは…
     こちらも伏線回収ものだが、一番個人的にはなってほしくない形の結末迎えてしまった
     後味は悪いが面白く一気に読むことができた
     一度結城先生の他の作品も読んでみたくなった

    君がため春の野に
     亡くなったSNSのアカウントが動き続けると言う現実も起こり得るような題材のお話
     気に入った作品の中では唯一心温まる内容の作品
     1月7日の投稿主の詮索をするのは…ヤボってもんですよね…

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    2024年03月22日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    嘘がテーマのアンソロジーであり、各作品で何が嘘に当たるのか?を考えながら面白く読めた。1つ目の『カワウソをかぶる』がインパクト強すぎる。あーこっちの人やったんかい!ただのASD(解離はあるかも?)かと思わせといて自分が気持ち良くなるためならどんな事でもやっちゃうサイコパス人格の居る解離性障害やったんかい!が痛快で(書き方が上手くてミスリードさせるからズルい!)、思わず最後の数ページを何度も読み返した。途中何度もあれ?って思わせつつ上手く気付かせないようにするのが作者の狙い通りやとすると凄いなと。その次の話がなんか面白くなくて途中やめそうになったけど、『ヤリモク』が途中早めにネタバレしたけど面白かったから最後まで行けた感じ。最後の『君がため春の野に』も題名の意味が最初全然分からんかったの最後にちゃんと回収出来るようになってて『世界でいちばん透きとおった物語』の続編として楽しめたりしたし、軽ーい読み物としてオススメできる本。

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    2024年03月17日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    初めてのアンソロジー。豪華なメンツですよね!
    石田夏穂さん、佐原ひかりさんの作品が好みだった。
    特に石田夏穂さんの作品は面白くて、くすくす笑いながら読んだ。ベテラン社員のことをレジェンドと密かに呼んでいる時点でツボ。あと、IT介護スタッフとかね笑 やはり石田夏穂さん大好きだ!

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    2024年03月11日
  • きみはサイコロを振らない

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    呪いのホラー部分やミステリはだんだんと謎が解けていく感じが面白い。
    そして、友人関係の話の部分も少し切ない所もあったがよかった。

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    2023年09月03日
  • きみはサイコロを振らない

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    「虚魚」「あさとほ」とはちょっとテイストの違う本だと思いました。
    不気味さはそこまでなく、爽やかささえ覚えるようなホラーってかんじでした。

    莉久がかわいくて癒されます。

    ゲームってなんだろうな?生活のなかの、ちょっとしたお遊びの賭けとか。それがスパイスになるのか、呪いになるのかは自分次第かも。
    いや、神様次第かも…?

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    2023年07月11日
  • 虚魚

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    怪談。。うん、なるほど((φ(・д・。)ホォホォ
    怪談話が沢山出てくるけど恐怖!とは違う方向から怪談を読んでいく。
    祟りや呪いも出てくるけれど、それらもおどろおどろしい昔々のお話ではなく、現代的にライトなタッチで表現されている。
    そこに主人公とお相手のカナちゃんを中心に物語が展開。

    令和のホラーサスペンスとはこういうものなのか
    フム((¯ω¯*))フム

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    2026年10月16日
  • こんなはずじゃない ホラー傑作選

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    どの話も後味は悪かったですが、読んでる間ずっとムカムカしてたのは「今頃、わが家では」でした。一番好きなのは「ルポワットの匣」です。

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    2026年10月16日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    6人の小説家による短編集で、それぞれのホラーを楽しむことができた。
    ホラー小説自体ほとんど初めてであったが、自分が好きなホラー小説の系統がわかった気がする。
    映像化すると怖いのだろうが、文字で読み取る分には怖さはあまり感じられなかった。

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    2026年10月14日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    箱の中身はなんだろな・・・胸くそ悪い系からか。ちょっと物足りないので死んだ女子社員が化けて出るとかしてほしかったわ。
    ブルーライト・・・爽やか!最後に持ってきて正解!
    枯れた町・・・構成が上手い。

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    2026年10月14日
  • こんなはずじゃない ホラー傑作選

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    辻村深月目当てで買ったら既に持ってた「ふちなしのかがみ」だったけど他にも神作に出会えた!
    「ルボワットの匣」「よいぎつね」個人的に好き

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    2026年10月05日
  • 雷龍楼の殺人

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    ネタバレ

    犯人がサイコパスタイプの話。
    あーあ、殺しちゃったよと思った。
    雷龍楼の事件も動機が痴情(?)のもつれとは。
    これ、気持ちには応えられないとかのんきなこと言ってないでなんとかしておけばこんなことにはならなかったのにねぇ。
    とはいえ、同居してるんだから関係を悪くするようなことはしづらいか。
    少なくとも、薊さんを殺した犯人許せないとでも言っておけばもっと泥沼で波乱万丈な展開になったのでは?と思うが、そうなるとこの話にはならなくなるので難しいところ。

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    2026年09月30日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    複数著者によるアンソロジー。ぶっちゃけ、全編可もなく不可もなく、だった。特別面白い短編には出会えず。

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    2026年09月27日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    6人の恐怖アンソロジー。

    眠れないほどではなく、不思議な、考えると怖い
    そんな感じでした。
    2話目は昔懐かし…な状態かと思ったら
    まったく読まない箇所があり、それを読んで
    納得しました。
    何か変、と思って最後にたどり着いたので
    間を読んでようやく全貌が見えた状態。

    6話目はほんわかした、と思いきや…でしたし
    しかも、というおまけつき。
    主人公には、何故同じように見えたのか。
    奇妙、になってました。

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    2026年09月27日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    そこまで怖くなかったかな
    怪談なので推理小説みたいな謎解きもなかったりなど…短編集なので気分転換にいいかも。
    最後のお話は青春で良かった。

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    2026年09月25日
  • こんなはずじゃない ホラー傑作選

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    読んだことある話が半分くらい。
    「今頃、わが家では」はオチが想像できたにもかかわらず、それでも面白かった。

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    2026年09月21日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    うとうとしなから読んだせいか怖さはそれほど感じず、それぞれ読み物として面白かった。裏返っちゃうのは怖い。

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    2026年09月06日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    どの話もおもしろかった!
    とくに前半は搾取する側/される側の話が連なっていて、しかもどの話もちがった着地をキメていてぞくぞくした。上條さんはこの分野で完全に作家性を確立していて感心する。
    ラスト、意外にも梨さんが青春小説のようなエモさで〆たのも良きでした。

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    2026年09月04日
  • 霊感インテグレーション

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    ネタバレ

    心霊現象を人間のあれそれで説明する、というものはそもそも好きなのでもちろん好き。ただ中盤やラストのどんでん返しにはちょっと退屈さを感じなくもなかったか?IT系の用語も個人的には割とスラスラと入ってきたし、読みやすさはある。

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    2026年09月03日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    6作品、テイストが違って面白かったな。
    個人的好みとしては上條一輝さんの「枯れた街の上でも」と新名智さんの「まぎれ鬼」かな。
    梨さんの「ブルーライト」は切ない。

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    2026年09月01日