新名智のレビュー一覧

  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    このホラーアンソロジー、収録作品全部良い。
    『箱の中身〜』はいろんな意味で怖いし、ラスト数行があまりにも不穏。
    『枯れた街〜』は怪奇現象の原因を探る過程がミステリーのようで面白い。
    現象自体はかなり不気味だけど結構好きだな。
    最後の『ブルーライト』は意外な展開だった。
    まさかこう来るとは。
    でもこれはこれで良いな。

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    2026年09月22日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    面白かった。程よい怖さ気持ち悪さ。
    「涸渇」は集めていた本を奪われるところが辛かった。自分だったら耐えられない。
    特に好きだったのは背筋さんの『箱の中身はなんだろな』と梨さんの『ブルーライト』
    『ブルーライト』は爽やかな終わり方で良かった。

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    2026年09月21日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    ホラーアンソロなんだけれど、ちょうど良い恐さ! お気に入りは新名智「まぎれ鬼」。虚構が現実を侵食する感じが好き。梨「ブルーライト」も好き。読んだ後しんみりする感じで読後感が良かった。1番怖かったのは、斜線堂有紀「涸渇」かな。

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    2026年09月21日
  • こんなはずじゃない ホラー傑作選

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    ネタバレ

    毎回毎回まじかぁ、、、って気持ちになった。こんなはずじゃない!
    全て読み終わり、BadEndも面白いよねと思わされた。全部救いがないのもやるせ無い気持ちになるけど。

    大好きな櫛木理宇さん、道尾秀介さん、辻村深月さんがいたので購入。櫛木さんは安定に最高、霊的な怖さより人間の怖さを感じた。道尾さんは短い中で2、3回ひっくり返されて気持ちが良すぎる。足元がぐらつく感じが心地よい。辻村さん流石だなーと思った、短いのに読み応えありすぎる。
    新名智さんの「今頃、わが家では」良かった。強迫的に不安になってしまう気持ち分かるーっていうのと精神的に病んでるのかなって思わせといてのまさかの!

    全て楽しく読めました!

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    2026年09月20日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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     新進気鋭のホラー作家たちによるアンソロジー、こういうアンソロジーってバラエティに富めば富むほどに、個々の評価はばらけてしまって、ひとつふたつくらい『私向きじゃないなー』というものがあるのだけれども、この本のそれはおしなべて私の趣味に合致していて、大変読みやすかった。
     数冊の本を平行読みすることが多いのは、読んでいるうちにこごってしまうことが最近は増えたからなんだけれども、この本はそのこごった時の息づきに大変よかった。ひとつひとつが長すぎなくて、読みやすい文体と舞台設定が日常と地続きであることも理由のひとつなのだろうと思う。
     6作が収録されているが、一番気に入っているのは新名智さんの『まぎれ鬼』だ。現代、否、昔から情報を取り入れて現実を把握する生き物である人間は、取り込んだ情報に対する精査については意外と無頓着で、その結果として実際と現実と理解に齟齬が生じがちだ。この話は、そのあたりをクローズアップしており、その展開も実に淡々としていて湿り気が薄い。その湿度の薄さが、連綿と続く怪談の作法に沿っているように感じられて、怖くて面白かった。湿り気といえば、それとは正反対のタイトルである斜線堂有紀さんの『涸渇』はタイトルとは裏腹な湿度があって、こちらは近代ホラーみを強く感じた。梨さんの『ブルーライト』は恐怖というよりは、青春期の奇跡という風合いで切ない。この作品をラストに配置した本の構成をしっかりと考えている編集に不思議な安堵を覚えた。
     6作が収録されているのに、250頁程度なので手軽さもある。紙の本として手元にあっても良いなあと感じた。 

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    2026年09月20日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    ホラーの様でホラー過ぎない、ファンタジーもあり、短編の中には読後に背筋が凍りついたり、その続きを考察する。夏の思い出もどうぞ

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    2026年09月09日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    6人の作家さんによるホラーアンソロジー。
    いつもの日常が少しづつ侵されていく様がそれぞれいろんな角度から描かれていてどのお話も面白かった。ぞくりとくるものから少し切なさを感じるものもあり。斜線堂さん作品は状況が頭に浮かび気持ち悪さをたっぷり楽しめて筆力さすがでした。

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    2026年09月04日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    ホラー版『プレゼント』といっても過言ではないような、それくらい粒揃いの、夏にぴったりなアンソロジーだった。 じっとりとした気持ち悪さが味わえた「涸渇/斜線堂有紀」、活字であるからこその一行にハッとさせられた「まぎれ鬼/新名智」が特にお気に入り。 『その他の危険』というタイトルはピンとこなかったので、そこが最も惜しいところに感じた。 読みながら終始鳥肌がたっていたのは、久々に読むホラーに怖気を感じたからか、はたまた効きすぎたエアコンの冷気のせいか…

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    2026年08月22日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    有名な著者さん達のアンソロジー。
    危険?恐怖?
    謎っ…と思うお話しもあり。
    梨さんのお話しが1番好きでした。

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    2026年08月18日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    8月に刊行されるのにぴったりな、真夏の心霊ドラマスペシャルを観る気分で読める、実力派人気作家アンソロジーでした!

    どの作品も個性があって読みやすいですが所謂ジャンプスケア的な怖さはなく、じわじわと侵食してくるジャパニーズホラーな作品がほとんどです。

    どれも毒のある作風でしたが最終話、梨氏著の「ブルーライト」だけ毛色の違う爽やかさがあり、田舎に帰って肝試しをした後、軒下でアイスを齧るような清涼感と一抹の寂寥感があり、良い余韻を残す好著だと思います!

    やっぱり夏は怖い話だよ!と思う方は是非。

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    2026年08月15日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    本作はホラー短編のアンソロジーです。
    決まったテーマは特になさそうでした。
    『小説新潮』に掲載された短編が収録されているようです。
    普段はあまり短編を読まないのですが、作家陣が豪華なので読んでみました。

    アンソロジーなので、どの話が好きだったかを書きたいと思います。
    一番好きだった作品は、…うーん、決められない!二つあります。
    斜線堂有紀『涸渇』
    上條一輝『枯れた街の上でも』
    です!

    『涸渇』は、主人公に襲いかかる怪奇現象というか体調不良というか、それの描写が秀逸すぎました。
    いろんなホラー作品を見てきていますので、呪いによる色々な症状も見てきているのですが、この作品のやつは新しい!こんな霊障見たことないです。
    上述していますが、その描写が素晴らしいです。
    短編なので、細かい話は端折ってあるのですが、その辺の詳細が知りたいから長編化してほしいぐらいでした。

    『枯れた街の上でも』は、話のまとまり方が短編とは思えないクオリティでした。しかも短編なのに時系列が2つ同時進行するという凝った仕掛け。
    しかも、短編ホラーでは端折られがちな怪異の原因、元凶についても描写されています。
    短編でここまでやれるの?!という、概念を覆される読書体験でした。
    その上、ちゃんと怖いっていうね、文句ないです。惜しみない賞賛です。

    特別枠として軽く言及させて頂きたいのが、梨『プルーライト』です。
    ネタバレしたくないので詳しくは書きませんが、梨さんってこういうのも書くのかーとびっくりしました。
    梨さんの作品は『かわいそ笑』しか読んだことなかったので意外でした。
    この話が、このアンソロジーの最後に収録されているのもなんかいいなと思いました。

    満足度の高い作品ばかりで、大満足でした。
    斜線堂有紀さんの作品は読んだことなかったので、手を出してみたいなぁと思いました。良い出会いになりそうです。

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    2026年08月03日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    現実って感じで好きなテーマのアンソロジー

    すき↓
    かわうそをかぶる
    ヤリモク

    どっちも短編としての完成度が高かった
    ・vtuberの人格に乗っ取られて(望んでるから乗っ取られるとは違うか?)、現実の人格が憎らしくなってくるのはバーチャル世界が常になるとそうなるのかな…
    ・ヤリモクは言葉遊びのタイトルに、短い中に伏線を張って、救われない起承転結が見事


    次点で↓
    まぶしさと悪意
    霊感インテグレーション

    snsの功罪って感じのまぶしさと悪意
    インターネットと心霊、都市解で学んだ好きな組み合わせの霊感インテグレーション

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    2026年07月13日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    杉井光さんと浅倉秋成さんの作品を読んだ。
    透き通った世界の短編ということで、数十ページに現代的なトリックを仕込ませた新しいミステリーがとても面白かった。すぐに気づく深町さんも良き。
    浅倉さんのvtuberをネタにした作品。孤独な叫び声を上げながら生きている姿は、何となく命に嫌われているの歌を思い出した。自分には苦しさが気持ちがいいという感覚は分からないが、彼女にとってそれは唯一の生を感じている感情なのだろうか。

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    2026年06月25日
  • 雷龍楼の殺人

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    読みやすいし館で次々に起きる殺人事件はドキドキした。
    結末は賛否ありそうだなとは思ったけど自分は好き!

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    2026年05月03日
  • 虚魚

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    横糸である怪談と、縦糸であるミステリが重なり上質な布を仕上げている。

    と本書の選評で道尾秀介氏が語ったと記されていましたが言い得て妙であり、さらにはその布の上で主人公の2人が儚くも支え合い、物語を進む姿の果てに美しさを感じた。

    主人公の怪談師であり、復讐の為に人を呪い殺せる怪談を探す美咲、人を殺せる怪談か祟りで死にたいと願う同居人であるカナちゃん。歪な信頼関係の2人の元に「釣ると死ぬ魚」の噂が舞い込み取材に乗り出すが‥

    怪談には被害者が存在し、その被害者にも家族や大切な人がいたはず。みだりに語ることはその人たちの心を踏みにじることになりかねないと、その恨みは怪異のごとく恐ろしいものを生み出すことになるのではないか。と本書を読んで感じました。

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    2026年04月13日
  • 霊感インテグレーション

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    ネタバレ

    オカルトと現実のバランスがちょうどよかった。オカルトで片付けられると冷めそうなところも、現実的な理由付けがあり、どちらとも取れるように断定はされていなかったので、余韻を残しながら楽しむことができた。

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    2026年04月05日
  • 雷龍楼の殺人

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    ネタバレ

    SNSで見かけて気になり。
    うん、こりゃレビューもネタバレあり祭りになるわな。それ無しでレビュー書けないもん笑
    誘拐は狂言なんだろうってのは序盤からわかるし、誘拐犯の身元もわかりやすい。始めは連続殺人は本当なのかと思ってた(単純)けど途中からあれ?となり…
    穂継もいいお兄ちゃんかと思いきやアレだし、霞も勘の鋭いかわいそうな生い立ちの子かと思いきや!!!
    逃げるときに殺しちゃうシーン、、、それ、きっと、にぃにやで……となってしまった( •︠-•︡ )
    この後味の悪さはすき。
    ただミステリー…なのか?

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    2026年01月17日
  • 雷龍楼の殺人

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    トリック自体は何か凄いものでは無かったが、結論が結構好み
    読みやすく、見取り図も書いてあるので、イメージがつきやすい

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    2025年12月23日
  • 霊感インテグレーション

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    呪い(のろい)というものはそういうものの概念が人間の中に生まれたと同時に人間が思考とともに進化しても退化する事なく形を姿変え存在を確立させているのはやはり人間のそういったものへの認識の在り方と複雑になり過ぎた人間の思惑などをそれへ刷り寄せる事で、いやそれのせいにした方がある意味得体の知れない不確かな何かをカタチとして認識できる事への安堵としているのかもしれない。非科学的だとしても、いわゆる呪いやオカルトや幽霊や祈りは科学が蔓延していまる現代においてそしてこれからもきっと人の側にあるのではないだろうか。それこそ、離すことの出来ない黒い人影のように。

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    2025年12月03日
  • 霊感インテグレーション

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    呪い・オカルトとITがこんなに親和性高いとはw
    オカルトってアナログっぽい雰囲気を出してるけど、
    ITって人間ぽさがないように見えるけど、
    どっちもやっぱり人間が動かしているものなんだなぁ
    サーバー神社のあたり、あるある~!ってなってた
    ITの話なのに人間くさいし、オカルトの話なのに最後はほっこりする、良い読書体験でした~(*´ω`*)

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    2025年11月14日