新名智のレビュー一覧

  • きみはサイコロを振らない

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    「虚魚」「あさとほ」とはちょっとテイストの違う本だと思いました。
    不気味さはそこまでなく、爽やかささえ覚えるようなホラーってかんじでした。

    莉久がかわいくて癒されます。

    ゲームってなんだろうな?生活のなかの、ちょっとしたお遊びの賭けとか。それがスパイスになるのか、呪いになるのかは自分次第かも。
    いや、神様次第かも…?

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    2023年07月11日
  • 霊感インテグレーション

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    辰野町万歳!
    今回はさらに五反田とは…笑
    自分的に嬉しい。
    みんなを好きになり、続編が読みたい。
    ちょっと前提がアレだが。

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    2025年12月05日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ホラーやミステリーで有名な6人の短編集。
    書き下ろし短編集ということもありそれぞれの特色が出ており始めて読む著書の作品も読むことができてお得な一冊だと思う。
    ただ、ホラー好きの方には若干ホラー要素は少なめな気がする。

    私自身のおすすめは新名智さんと小池真理子さんの作品。
    新名さんは本にしては珍しく読んでいくとゲームのような選択肢があり読者側に物語を選択させるという斬新なものであった。選択肢を変えれば何通りもの物語もある為、再読しても面白いと思う。ファンタジーかと思いきやしっかりオチもあり。
    小池さんは主人公が少し訳ありでそちらに目を向けすぎて全然真相に気づけなかった。最後は少し謎が残るが、主

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    2025年11月17日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

    購入済み

    堕ちる

    内藤了さんの作品はいつも怖い。他の方も怖いと言えば怖いですが、、読み慣れてないせいか途中で読むのをやめてしまった物もありました。

    #怖い

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    2025年11月12日
  • 虚魚

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    2021年第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞・
                 大賞受賞作。
    長野出身の会社員である新名智さんのデビュー作で、舞台も静岡県西部から長野へと続く天竜川流域に置かれている。
    土地の記憶と水の流れが、物語と重なります。

    私は探している、「人を殺せる」怪談を――。
    怖いのに泣ける感動のミステリ、というKADOKAWAのキャッチコピー。
    ですが、読後に残ったのは恐怖よりも、淡々とした“怪談の追跡記録”の印象だった。

    怪異の連鎖というより、語り継がれる怪談の変化をたどる構成。
    怪談を“恐怖の対象”としてではなく、“人から人へ語り継がれる現象”として捉え、語りそのものを物語と

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    2025年11月07日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    トリを飾る杉井光さんのほかは皆平成生まれの
    若手作家陣によるSNSをテーマにしたアンソロジー。

    石田夏穂さんの「タイムシートを吹かせ」が
    とにかく面白くて、ちょっとほかの内容が記憶から薄らいだ。

    今推しの作家さん、新名智さんの「霊感インテグレーション」は
    同名の単行本も出ていて、
    内容としてもまだまだ膨らみそうな話。

    佐原ひかりさんの作品は
    少し歪んだ人間関係から
    何らかの神髄を引きずり出してくるような物語が読みどころ。
    今回は「あなたに見合う神様を」
    推しと自分の関係値について。

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    2025年11月06日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    角川ホラー文庫30周年を記念し、最大の恐怖を詰め込んだアンソロジー第2弾。
    第1弾と第3弾は読んだので、読み残してた1冊。

    以下印象的だった作品。
    新名智「竜狩人に祝福を」
    ドラゴンに支配された世界でドラゴンを倒すために旅立つ主人公。
    ゲームブック形式は無条件にわくわくしてしまう。通常ルートで進むとたどり着かないページが点在していてそこを読むと主人公の背景が徐々にわかってくるんだけど、そのページが結構ぶつ切りになっていて、どうせならゲームブックの中に組み込まれて自然にたどり着くようになってたらさらによかったのになぁと思った。

    内藤了「函」
    突然一等地のお屋敷を相続することになった主人公。売

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    2025年10月30日
  • 霊感インテグレーション

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    ネタバレ

    面白かった!
    私はITや情シスにメチャクチャ疎いのだけれど、現代のテクノロジーと、古代からのローテク(呪い)の融合したミステリだった。
    そしてアプリ?開発?なにそれ?くらいのビギナーにも、仕組みを分かりやすく噛み砕いてくれるし、あんまり理解できなくてもそこが理解できないと謎や呪いが解かれない、というのがないのでノーストレスで読み続けられた。
    最後に向けてまさかの展開で一気に読んでしまった。まだ続編が書けそうな終わり方なので、続きが出たら手に取りたい。

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    2025年10月28日
  • 虚魚

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    解説にある通り、ミステリーと怪談のバランスや長編小説として成り立たせるための構造は素晴らしかったが、綺麗に整いすぎていて、あっと驚く展開や意外な結末などはなかった。
    文章自体は読みやすかったのでイッキ読みしたが、個人的感想としては再読や作者読みは今のところ検討していない。

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    2025年10月17日
  • 霊感インテグレーション

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    古典的なホラーサスペンス

    現代的なAIが絡む
    新しいジャンル?笑

    個々のキャラが立ってて
    短編なので
    読みやすい

    映像化したら
    面白そうだな

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    2025年10月05日
  • 霊感インテグレーション

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    アンソロジーで読んでたので連作で読めて嬉しい。呪いより何よりそんな騙し方騙され方ってある⁉と驚いた。

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    2025年09月23日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    宮部みゆきさん目当てで読みました。
    ネタバレ感想

    あなたを連れてゆく
    ふんわりホラー
    アキラは幸せなのかな不幸なのかな?と思ったり。
    とても怖い!というよりか少しノスタルジー感じるホラーファンタジーみたいな作品でした。

    竜狩人に祝福を
    この本はこの話を読んだだけでもいい収穫になると思います。新感覚選択式ストーリーでかつラストに驚愕の真実を得ます。順々に選択していくと…。
    この作品はもっと評価されて欲しい、この作品だけで小説を出して欲しいです。

    月は空洞地球は平面惑星ニビルのアヌンナキ
    河童のお話
    ナメてかかって読んだら意外と怖かったです。
    この分野はなんていうんだろう…


    あぁ…やっ

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    2025年09月13日
  • 虚魚

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    ちょっと舐めていたというか、怪談とミステリーという食い合わせが難しい要素が絶妙に料理されていて驚いた。

    怪談それ自体に謎を纏わせることはもちろん、怪談を追う人間の関係性にこそ闇が潜んでいるという構図が良く出来ている。間接的な情報の集積からゾクッとさせる文章の構成も上手い。

    クライマックスにはしっかりとホラー味があり、シスターフッドの胸熱な展開ありと、エンタメ強度も高くて素直に面白く読める良作。

    あわよくば、怪談の源流についてさらにおどろおどろしく、ジメジメとしたものであったらと贅沢な注文をつけたくなってしまったが、寝苦しい夏の夜長に読むのがオススメの一冊。

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    2025年09月07日
  • 霊感インテグレーション

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    すごーく難しかった。
    IT企業のはなし、まったくわからん。
    ただ、呪いとITってめちゃくちゃ似通っていて共通項があるような、そんな気がする。
    呪いはある。
    呪われた多々良一族の最後のひとり数季がモバイルアプリの会社で働きながら呪いをとこうとしているのか、そうじゃなく死のうとしているのかそういう物語で、ホラーというよりミステリ寄り。
    多々良数季が探偵役として怪異と思われる事件を解決していく様子はなかなか面白くて難しい言葉が多いから読み応えがある。
    虚魚のが好みだったけど、あさとほを積んだままにしているので読みます。

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    2025年09月06日
  • 霊感インテグレーション

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    自分の身に"末代までの祟り"を宿していると認識している多々良が入社したのはオカルト関係のあやしい案件が回ってくるアプリ会社だった─

    幽霊からプッシュ通知が届く、などの案件を調べる会社が舞台のオカルト×ミステリ連作短編集。
    新名智は去年読んだ「虚魚」がおもしろかったので新刊も。
    アプリを通していくつかの"怪奇現象"を調査しながら"呪い"と向き合っていく主人公。
    連作短編集なので読みやすい。
    オカルト・心霊とミステリは相性がいい、がそれだけに下手な人が書くと微妙な作品になりがちだと思う。今作は"怪談"をがっつりと描い

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    2025年08月12日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    7名の若き作家たちのSNS系など令和の時代のアンソロジー。目玉は杉井さんだろうか。「世界でいちばん~」の続編?のような短編で唯一の書き下ろし。他は小説新潮で特集された作品と結城さんの「#真相を~」から1編。目玉の杉井さんが一番のキャリアというのがうむうむ、というところか。全体的にシニカルな作品が多くやはり令和を切り取ることになるとこういった作風が増えるのだろうか。その中で佐原さんの作品は純粋?な青春もので良かった。

    浅倉秋成 かわうそをかぶる
    Vチューバーを題材にした作品。一番怖かった作品かも。タイトルの良さと2重人格?のような造りがよかった。
    大前粟生 まぶしさと悪意
    文藝出身ながらエンタ

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    2025年07月28日
  • 霊感インテグレーション

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    IT用語が当たり前に出てくるんですが、日常的にその用語を知らないと結構しんどいんでは……? というか個人的に目が滑る体験をして、「IT部分はちゃんと理解できないかも。読み飛ばすぐらいで読むか……」ってなってました。
    でもIT用語以外の部分は読み応えバッチリというか、私の好みドストライクだったので面白かったです。これ、ITをもう少しかじってたらもっと楽しめたのかな……。自分の知識不足を嘆いた方がいいだろうか。

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    2025年07月16日
  • 雷龍楼の殺人

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    途中からあれ? と思っていたら、思った通りの結末に。あぁ、こんなことしなきゃよかったのに。なんてことだ。

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    2025年06月12日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    最高級の恐怖はなかったけど、それぞれのもちあじのあるホラーで楽しめた。個人的には内藤さんのどんどん狂っていく感じのストーリーや小池さんのしっとりとした雰囲気が好みでした。

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    2025年06月01日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    ⭐︎3 宮部みゆき あなたを連れてゆく
    怖さは全くなく、ほっこりした

    星なし 新名智  竜狩人に祝福を
    児童書のサバイバルゲームブックみたい、、
    なんだ?こんなのが読みたいんじゃない!と本を投げたくなって、途中でやめた

    ⭐︎2 芦花公園 月は洞地球は平面惑星ニビルのアヌンナキ
    えー、と、、カッパとレプね、、うん、好みじゃない

    ⭐︎4 内藤了 函
    うんざりしてたところに、内藤了さんの名前は安心感半端ない
    絶対怖いよ、面白いはず!とわくわく
    この中でダントツ1番好き、これぞホラー

    ⭐︎2 三津田信三 湯の中の顔
    序盤なにを聞かされているのか、、とうんざりしてとばして
    ようやく話が始まり、

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    2025年05月21日