宮下英樹のレビュー一覧
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購入済み
最上級の戦国(信長)もの
戦国時代ものの中でも出色の出来だと率直に感じました。
時代考証も読後に違和感がないし、
何より最も大切なエンタメとしての主人公のキャラが立っていて曳き込まれました。
行動動機も高尚すぎないで、親しみしか感じません。
一気に読むことを強くお薦めします。
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購入済み
迫力ある絵
小説でもコミックでも書きつくされた感のある戦国時代の話ではあるが、主人公に仙石秀久というさほど有名でない武将を持ってきてセンゴク(仙石 戦国)の掛詞にした作者の意欲に感心した。
ストーリーは史実を踏まえてしっかりしているし、少々タッチは粗いが迫力ある絵がストーリーと良くあっている。 -
購入済み
リアルさアップ
第3部になって絵柄のリアルさがさらにアップした。
有名人ぞろいの登場人物の気質や性格 その場面場面の感情などが実によく絵に表現されている。
ストーリー展開は、ほぼ史実に忠実なので文句のつけようがない。 -
ネタバレ 購入済み
薄味?しかし、感動するシーンも
仙石権兵衛と、秀吉や孫、ソバカス太郎との再会が、さっぱりし過ぎているかな?って感じました。浪人して数年ぶりに再会したわりに、いままでずっと一緒にいた感じが、ちょっと寂しく感じました。
ただ、権兵衛が戦で疲れて寝ている時に、お藤の髪を握っているのは、感動しました。
心のよりどころはお藤なんですね。色々な感情が、あの場面に詰め込まれている感じがしました。