【感想・ネタバレ】センゴク（１３）のレビュー

宮下英樹

織田軍の怒濤の大追撃－－。朝倉軍に壊滅的打撃を与えた信長は神速の行軍によって山崎吉家、斉藤龍興らをつぎつぎと討ち果たした。羽柴秀吉軍は一乗谷突入寸前で朝倉景鏡を調略。見事義景を追いつめ、自刃させた。だがそこには手負いの鳥居景近がいた。そしてお蝶は－－。一乗谷炎上編完結!!

[ブクログ · ★★★★★]

裏切り者・景鏡によって自刃した浅倉義景。せめて景鏡に一太刀浴びせようと討ち出た兵庫助も、捕縛の後死亡。兵庫助を想うようになっていたお蝶は、権兵衛との関係を終えて立ち去った。こうして浅倉家は滅亡し、信長が次に望むは浅井長政の首！

[ブクログ · ★★★★☆]

信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久（権兵衛）を主人公にした戦国青春物語第13巻。
朝倉家の最期。騎士道（ろうまんす）を貫いた鳥居。それは権兵衛とお蝶の別れでもあった。そして舞台は浅井小谷城攻めへと。覚醒した長政が待ち構える。

[ライム味 · ★★★★☆]

別れ

とうとうお蝶との別れの時が。隊への忠義もありだろうが、むしろ兵庫への想いを知ったからこその決断なのだろうな。

[ブクログ · ★★★★☆]

鳥居とお蝶とのことに決着が付いたことでゴンベエの青春編というか彼が主役の話は終わったような気もする。

[ブクログ · ★★★★☆]

朝倉氏滅亡、斎藤龍興も鳥居も…去る。
ゴンベイと蝶の関係はよく分からない。小谷城攻めは、久々に面白い合戦解釈の予感。