宮下英樹のレビュー一覧

  • センゴク一統記(1)

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    信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした天下一統物語第三部第一巻。毛利を倒し日ノ本統一へと邁進する織田軍。秀吉は備中高松城攻めにとりかかる。そして権兵衛は四国の抑えとして淡路平定を託される。
    織田信長の天下統一そしてその後の大戦略がぶちまけられる一巻。

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    2023年05月04日
  • センゴク天正記(15)

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    信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした戦国成長物語第二部最終第十五巻。最後を飾るのは甲州武田攻め。
    長篠合戦のあとも衰退することなく強力に新しい国造りを推し進めていく武田勝頼。だが、それは旧来の家臣たちに動揺をもたらすものでもあった。織田・徳川の調略にほころびを見せていく家中。そして武田家の最期。
    織田家はついに戦国の世を終わらせようとしている。。。

    勝頼と信長の互いへあてた想いを押し流すように時代のうねりは増してゆく。

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    2023年05月04日
  • センゴク天正記(14)

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    信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした戦国成長物語第二部第十四巻。鳥取城攻略戦完結。
    この巻の見どころは秀吉側の軍師・能吏の知恵働きと、毛利方吉川経家の男気の対決か。決して秀吉側に劣ったわけではない経家の力。大局を見通した潔い最期と子らへの手紙が涙を誘う。

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    2023年05月04日
  • センゴク天正記(13)

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    信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした戦国成長物語第二部第十三巻。
    着々と歩を進める織田軍。一方で佐久間信盛の追放に家中はざわつく。権兵衛は検地を着実に進めながら新しい時代に向けて進んでいくのだった。そして物語は毛利元就の小伝を挟みつつ、織田・毛利が激突する鳥取城へと。
    毛利元就・毛利家の織田とは違う不気味さが光る。

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    2023年05月04日
  • センゴク天正記(12)

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    信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした戦国成長物語第二部第十二巻。三木城攻め終結と本願寺勢の最期。あっけない印象。
    権兵衛は上津城主一蓮坊祐之から城主としての心構えを教えられる。一万石並みの大身となった明日はいかに。

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    2023年05月04日
  • センゴク天正記(10)

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    信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした戦国成長物語第二部第十巻。三木城攻め本格化。荒木村重の謀反に小寺(黒田)官兵衛の捕縛。クライマックスは三木の別所勢の突撃と竹中半兵衛の知略のせめぎあい。

    猪武者ながら本能的に先を読み取っていく権兵衛、知略の限りを尽くして未来を動かそうとする両兵衛や、光秀・秀吉。その間でオウム返しに守旧派の言葉を繰り返す村重。新しい時代に向けての三者三葉の姿。それにしても村重に厳しすぎる気はするが。

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    2023年05月04日
  • センゴク天正記(9)

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    信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした戦国成長物語第二部第九巻。手取川合戦の決着と播州攻め・上月城失陥まで。
    謙信の死までに多くを割いているのだけれど、毘沙門天との対話で進めるあたり、いまひとつピンとこなかった。超越者として描いてきた彼の特異性を表現したかったのだろうけど。肝心の織田軍の方は旗色悪し。そのなか権兵衛は加増され五千石に。これから播州平定に向けての活躍期待。

    ところで、三木は吉備国じゃないと思うんだが。。。中央に抵抗したというところで括りすぎじゃないか。

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    2023年05月04日
  • センゴク天正記(8)

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    信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした戦国成長物語第二部第八巻。謙信と織田の柴田勝家らが衝突した手取川の夜戦を描く。許しなく帰陣した秀吉の代わりに権兵衛が軍監として鬼柴田を支える。謙信の策略にはまった柴田たちの運命やいかに。

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    2023年05月04日
  • センゴク天正記(7)

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    信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした戦国成長物語第二部第七巻。
    雑賀攻略の失敗と謙信にかかわる越後の国の過去話。派手な合戦ではないだけに展開は地味目。謙信との衝突は何時か?

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    2023年05月04日
  • センゴク天正記(6)

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    信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした戦国成長物語第二部第六巻。
    動き出した謙信に翻弄される信長や本願寺。彼の動向一つで戦況はたやすく逆転してしまう。本願寺の切り札は雑賀の鉄砲衆。織田軍は如何に立ち向かうのか。。。

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    2023年05月03日
  • センゴク天正記(3)

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    信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした戦国成長物語第二部第三巻。長篠の合戦へと向かっていく一巻。
    明智光秀が示唆する信長の新しい戦のカタチ。光秀と秀吉で織田家の両輪とのやり取りは両者の未来を暗示させる。そして彼らの姿に、上に立つ者の苦労と凄さを感じられるようになってきた権兵衛。一方の武田勝頼も有能な将として描かれる。次巻決戦。

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    2023年05月03日
  • センゴク天正記(2)

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    信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした戦国成長物語第二部第二巻。
    武田の高天神城後詰、長島一向一揆攻略に従軍する権兵衛。その中で家来の統率を図ろうとするが。。。

    後詰の遅れに激高する家康、落城後の信長とのやり取りが一つの見どころか。

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    2023年05月03日
  • センゴク天正記(1)

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    信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした戦国成長物語第二部第一巻。
    第一部での活躍で千石取りの家来持ちとなった権兵衛は一向一揆衆との戦いに赴く。慣れぬ領地経営、家来探しの中、鉄砲と出会い、間者働きの才能も見いだされる。

    単身猪突猛進だった第一部と比べると、家来持ちになったからか、またはまだ状況おさらいモードだからか、物語の勢いは弱め。そしてかっぱ巻きはこの時代にはないかと。。。

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    2023年05月03日
  • センゴク(7)

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    信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした戦国青春物語第七巻。信長包囲網との足利将軍斡旋による一時の和睦から本願寺焼き討ちへと。
    斎藤龍興配下の透波お鹿から比叡山にお蝶が居ると聞かされた権兵衛は、隊を離脱してお蝶の元へと向かう。果たして再開できるのか。権兵衛を好きになってしまったお鹿の想いは果たして。。。
    顕如はずいぶんな現代大阪ノリ(&腹黒)に感じてしまったけれど、政略家で弁舌家ならそういう描き方になるのかな。

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    2023年05月01日
  • センゴク(4)

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    信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした戦国青春物語第四巻。金ヶ崎の退き口決着から姉川の合戦衝突前まで。
    明智光秀の"殺し間"で生き延びた権兵衛たち。一回り大きくなった彼らの姿に心を動かされ、ついに竹中半兵衛起つ。"博徒"家康も登場し、役者は出そろった。
    それにしても半狂でお市の方にすがる浅井長政はそこまで酷く描くのかなあと。。。

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    2023年05月01日
  • センゴク(3)

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    信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした戦国青春物語第三巻。
    斎藤龍興の策動に明智光秀登場。やはり一味違う描かれ方。浅井の猛将山崎新平の姿に先駆けの意気を知る権兵衛、そして物語は金ヶ崎の退き口へと。"地獄の食事の作法"など工夫の利いたストーリーも折り込まれながら苦難の撤退戦が描かれる。
    それにしても浅井長政は軟弱者に描かれすぎじゃないかと。。。

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    2023年04月30日
  • センゴク権兵衛(24)

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    秀頼

    唐攻めがどうにか手打ちになる?のかならない・・・のか?
    後の秀頼誕生は相手は誰なの?と思いつつもまぁひとまずめでたい・・・。
    かの盗賊の捕縛に権兵衛が!?これはどうなんだろう。創作なんだろうか。

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    2022年11月14日
  • センゴク権兵衛(23)

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    固執

    豊臣家の相次ぐ不幸から秀吉の大陸進出への固執がひどくなったとの見方。しかし家康が渡海に強く反対した理由がイマイチわからない。

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    2022年11月14日
  • センゴク権兵衛(22)

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    唐入り

    天下太平となるかと思いきや、秀吉の唐入りの意向が政権にのしかかる。訃報に次ぐ訃報もまたこのタイミングで・・・。折り紙が何を語るか、こういうところは察しがよい権兵衛。

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    2022年11月14日
  • センゴク権兵衛(20)

    購入済み

    小田原編

    小田原編終了。秀吉のやり方に一抹の不穏さが滲んでくる。
    やりたいことやって帰ってしまったかにみえる権兵衛の復帰は?

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    2022年11月14日