あらすじ
史料の記述から浮かび上がる『本能寺の変』完全実録!! 織田弾正忠信長(おだ・だんじょうちゅう・のぶなが)乱世の光芒――。気高き人間(じんかん)の終わりに、英雄は何を見たか!? ――時代を席巻し、日本の頂点へと駆け上った織田信長。だが、無常なる終焉は誰にも等しく訪れる――運命の地・本能寺。人間五十年、乱世を生き抜いた織田信長は、この国に何を残すのか……!?
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Posted by ブクログ
信長さまが大好きな私は「信長さまが死んでしまったら絶対泣く!」と思っていたけど
本能寺の変を読み終わっても不思議なことに涙は出なかった。
やり残したことがあれど
それまでの人生を全力で生ききったのだろうと
納得出来たからかもしれない。
Posted by ブクログ
中国遠征のため、亀山城を出立した明智光秀が目指すは、老ノ坂を超えてなお東へ…。いざ向うのは山崎か、摂津街道か、はたまた京か。
ついに戦国時代最大の事件が、このリアル戦国合戦譚で描かれる―。
最大の事件ですから、あまり内容は描かないでおきます。歴史が好きな人はぜひ読んでみたほうがいいですよ!
Posted by ブクログ
本能寺の変、完了!次巻、秀吉VS光秀 山崎の戦い。
センゴクで描かれている信長像は好きだった。 明智光秀も魅力的で良い。
突発的に思い立って謀反を起こしたという解釈で、他人の策謀は関わっていないみたい。
となると、秀吉の大返しは臨機応変の結果という感じで進むのかな。
Posted by ブクログ
信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした天下一統物語第三部第四巻。遂に場面は本能寺の変に至る。そして事を成し遂げた光秀が打ち立てんとするまったく新しい天下の政とは。
本能寺の変の場面は静かに信長たちの終わりを描いているように思えた。"下剋上すべて堪能せり"とは終焉にふさわしい。また、光秀の描くボトムアップの新しい政はこの時代にはさすがに早すぎるように思う。ただ、堺のような自治都市の例もあり、それを発展していけば?と思わなくもないが、やはりそれを日本全国の一般民草まで落とし込むのは難しいかったろう。いくら当時の庶民の教育レベルが高かったとはいえ。