あらすじ
正面には百戦錬磨の上杉(うえすぎ)軍、背には手取(てどり)川の濁流が渦を巻く。絶体絶命の窮地にありながら、仙石(せんごく)は一筋の活路を求め、退くことなく進撃する!! 手取川の合戦編ここに完結!! そして次なる戦場は播州(ばんしゅう)……西の大国・毛利(もうり)の軍勢が迫る!!
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Posted by ブクログ
手取川の合戦、終幕。
戦いのカリスマ・不識庵謙信公も逝く。
天才ゆえの孤独であったのか…、人ならぬ毘沙門天のみが公の理解者であったか。
舞台は播磨へ。
対毛利、ここから中国大返しにつながるのか…
Posted by ブクログ
信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした戦国成長物語第二部第九巻。手取川合戦の決着と播州攻め・上月城失陥まで。
謙信の死までに多くを割いているのだけれど、毘沙門天との対話で進めるあたり、いまひとつピンとこなかった。超越者として描いてきた彼の特異性を表現したかったのだろうけど。肝心の織田軍の方は旗色悪し。そのなか権兵衛は加増され五千石に。これから播州平定に向けての活躍期待。
ところで、三木は吉備国じゃないと思うんだが。。。中央に抵抗したというところで括りすぎじゃないか。
バランサー
謙信が義としたのは、強すぎる一強を作らせない、合戦の続く世の中。ある種バランサーという解釈。
しかし大酒家であったという謙信が恐らく卒中で遠行。当面の敵は毛利になるため羽柴配下の仙石家は必然・・・。
Posted by ブクログ
センゴクも集めているマンガです。
今回は神、上杉謙信の最後です。
上杉謙信没後も少し描いて欲しいところです。
最近、マンガの展開が早い気もしています。
個人的には、松永久秀の内容をもっと書いてほしかったです。
(仙石が合戦に参加していないから、仕方ないですが。)