あらすじ
家祖宗瑞より百年の時を経て、北条五代の築き上げし「法の国」が、今まさに豊臣秀吉の「銭の大国」に飲み込まれんとする折、秀吉のもとを訪れたのは、奥州の若き傑物・伊達政宗!! この地に集うすべての武将が「時代の終焉」の気配を感じ取る。応仁の乱より続いた戦国の世は、いかなる終わりを迎えるのか!? 運命の小田原合戦、ここに終結!!
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北条家の最後
ついに、巨大な北条家が滅びました。
本当はもっと軍議が行われたと思いますが、そこらへんはアッサリと描かれています。
もっと仙石権兵衛の行動も描いて欲しかった気がします。最初に陣払いする時と最後だけだったので、ちょっと寂しい感じがしました。まぁ、巨大な北条家が滅び、そな経緯も過去の戦と言うより新しい戦だから、それを表現したら仙石権兵衛の事はちょっとしか描けないかも…
でも、今回も楽しく読めました!
Posted by ブクログ
ハマダのようなオッサンにとっては「後北条氏の四代五代
氏政氏直は暗愚だった為ダラダラと小田原評定・・・」
ってなイメージしかなかったんですがね。
まあ、さすがに一方的な見方過ぎますわな。
北条方にも花を持たせた良い終わり方だったように思います。
さて、次巻から最終章。
止めよう止めようと思ってここまで来ましたw
まあ、最後までお付き合い致しましょう。
Posted by ブクログ
信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした戦国物語完結編第二十巻。伊達政宗の小田原参陣と戦いの終結。"宮下版"政宗は眼帯なしか。見た目がちょっと怖いな。やっぱり眼帯があった方がいい気がする。
そして、北条氏直の一生一度の法度破りがかわいい。